法人カード(ビジネスカード)
ダイナースクラブビジネスカードは審査に厳しい?4種類の比較とメリット

ダイナースクラブ ビジネスカードは、ステータスがとても高い法人カードです。また付帯特典も充実しているのが特徴です。
ハイステータスなビジネスカードのため、申し込み対象が「27歳以上の法人や個人事業主」で、一般の法人カードに比べて審査難易度は高いと言っていいでしょう。ただし、ダイナースクラブビジネスカードは、個人の信用情報に問題がなければ開業直後でも審査に通る可能性は十分にあります。
ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット
- 国内・海外1,300ヵ所の空港ラウンジが無料
- 「エグゼクティブ ダイニング」で有名レストランのコース料理2名利用で1名無料になる
- 「一休.com」のダイナースクラブ会員クーポンや特別キャンペーンがある
- ポイントはキャッシュバック、JALやANAなど複数の航空会社のマイルへの交換ができる
- 登記事項証明書などは不要で、本人確認書類があれば申し込める
ダイナースクラブ ビジネスカード

総合評価
年会費 | 27,500円 |
---|---|
還元率 | 0.3%~ |
国際ブランド | |
電子マネー |
|
|
特徴
- 追加カード2名まで発行無料
- クラウド会計ソフト「freee会計」の優待
- 「ビジネス・オファー」で企業情報・入札情報サービスの利用料の優待や、法律・税務相談ができる
- 2名以上の予約で所定のコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
※記事内は税込表記です。
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
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ダイナースクラブ ビジネスカードの4つの種類と比較表
ダイナースで発行できる法人利用向けカードは、4つあります。
年会費や還元率が高いのはダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードで、そのほかの3つはどれも同じ還元率です。

具体的に比較表にすると次のようになります。
特徴 | ダイナースのスタンダードな法人カード | さらにステータスが高く特典も豊富な招待制カード | 通常のダイナースのカードに追加して持つビジネスカード | 設立3年以上の法人や団体向け |
---|---|---|---|---|
種類 | ダイナースクラブ ビジネスカード![]() |
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード![]() |
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード![]() |
ダイナースクラブ コーポレートカード![]() |
年会費 | 27,500円(税込) | 143,000円(税込) | 5,500円(税込)* | 1枚につき13,200円(税込) |
還元率 | 100円ごとに1ポイント | 100円ごとに1.5ポイント | 100円ごとに1ポイント | 100円ごとに1ポイント |
追加カード枚数(料金) | 2枚(無料) | 4枚(無料) | 本会員カード1枚につき1枚まで | 13,200円 |
ETCカードの年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ETCカード発行可能枚数 | カード1枚につき1枚の発行が可能 | カード1枚につき1枚の発行が可能 | 本会員カード1枚につき1枚の発行が可能 | コーポレートカード1枚につき1枚の発行が可能 |
限度額 | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) |
登記簿の必要性の有無 | 無 | 無 | 無 | 無 |
詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
* ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードは、ダイナースクラブカードの発行が条件です。そのためダイナースクラブカード年会費24,200円(税込)も必要となります。
2021年にダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードが登場
「ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード」は2021年に新しく登場した法人カードです。招待制の個人カード「ダイナースクラブ プレミアムカード」の優待・サービスが利用でき、ビジネスカードでも、ステータスの高いクレジットカードが持てるようになりました。
くわえて、ビジネスに特化した付帯サービスもあります。ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードは、ワンランク上のビジネスカードといえるでしょう。
ダイナースクラブ ビジネスカードの特徴

ダイナースクラブ ビジネスカードはステータス性が高い法人カードです。カードの利用で貯まるポイントは、カード利用代金へのキャッシュバック、マイル移行、豪華な賞品へ交換することも可能です。
ダイナースクラブ ビジネスカードの特徴
- プロパーカードならではのステータス性や特別感
- 年会費27,500円(税込)
- ポイント還元率は0.3%以上で、使い道がいろいろ
ダイナースクラブ ビジネスカードはプロパーカードならではのステータス性や特別感がある
ダイナースクラブ ビジネスカードは、国際ブランドの「ダイナースクラブ」が発行する法人カードです。
そのように、国際ブランドから発行されるクレジットカードはプロパーカードと呼ばれ、ダイナースクラブのほかに、アメックス、JCB、VISA、Mastercardもプロパーカードを発行しています。
プロパーカードは、国際ブランドと企業や団体が提携して発行する「提携カード」に比べて、ステータス性が高い点が魅力です。
ダイナースと同じくステータス性が高いアメックスとの比較
ダイナースクラブとアメックスは、どちらもステータス性が高い国際ブランドです。ダイナースクラブとアメックスのビジネスカードの年会費順に比較すると次の通りです。
ダイナースクラブにはプラチナカードはありませんが、ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードは、アメックスビジネスプラチナカードと同等のランクのビジネスカードといえそうです。
他社カードとの比較 | ![]() アメックスビジネスグリーンカード |
![]() ダイナースクラブ ビジネスカード |
![]() アメックスビジネスゴールドカード |
![]() ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード |
![]() アメックスビジネスプラチナカード |
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年会費 |
ダイナースクラブ ビジネスカードは年会費27,500円
ダイナースクラブ ビジネスカードの年会費は27,500円(税込)です。年会費無料の法人カードもあるため、ダイナースクラブ ビジネスカードの年会費は比較的高いといえます。
しかし年会費が高額なクレジットカードはその分、付帯特典や補償内容が充実しているため、年会費以上にお得に使える可能性も十分にあります。
ダイナースクラブ ビジネスカードのポイント還元率は0.3%以上
ダイナースクラブ ビジネスカードは、100円で1ポイントが貯まります。そして、10,000ポイント=3,000円分に換算してキャッシュバックできるため還元率は0.3%となります。
またキャッシュバック以外にも、マイル移行やビジネスカード会員向けの商品に交換できたりするので、還元率がさらに高くなることもあります。
JALマイルやANAマイル以降も可能
ダイナースビジネスカードでマイルは貯まりません。しかし、2022年1月28日からは、『ダイナースグローバルマイレージプログラム』が提供されており、ダイナースクラブのリワードポイントを航空会社のマイルへ交換できるようになりました。なお、ダイナースグローバルマイレージプログラムは参加料として、年会費6,600円(税込)かかります。
また特にANAを利用する機会が多い場合は、「ANAダイナースコーポレートカード」がおすすめです。ANAとダイナースクラブカードの提携カードで、ANAマイルが貯まりやすい法人カードです。
マイル交換レートは航空会社によって異なります。各航空会社のマイル交換レートは以下のとおりです。
航空会社 | レート |
---|---|
ANA | 1,000ポイント=1,000マイル |
デルタ航空 | 2,000ポイント=1,000マイル |
ユナイテッド航空 | |
大韓航空 | |
JAL | 2,500ポイント=1,000マイル |
貯まったポイントは豪華な賞品や商品券にも交換できる
ダイナースクラブ ビジネスカードで貯まったポイントは、ダイナースクラブオリジナル商品や人気メーカーの商品に交換できます。そのほか、JCBギフトカードやJTB・ANA旅行券、スターバックスギフトカードなどの商品券にも交換可能です。
交換商品 | 必要ポイント数 |
---|---|
新潟県魚沼産 特別栽培米 こしひかり | 110,000ポイント |
バルミューダ/バルミューダ ザ・トースター ブラック | 55,000ポイント |
アイロボット ロボット掃除機 ルンバ i2 | 97,000ポイント |
ジェームスマーティン 薬用泡ハンドソープ | 4,000ポイント |
JCBギフトカード5,000円分(1,000円券5枚) | 13,000ポイント |
JTB旅行券・ANA旅行券 5,000円分 | 13,000ポイント |
スターバックス カード 5,000円分(カードタイプ) | 13,000ポイント |
ダイナースクラブ ビジネスカードの審査と審査基準

ダイナースクラブ ビジネスカードの審査基準は、ほかの法人カードよりも比較的高いといっていいでしょう。
なぜなら、ダイナースクラブ ビジネスカードの申し込み基準は「年齢27歳以上で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主」と、アメックスやJCBの申し込み基準と比較すると申し込み基準の年齢が高いからです。
また、法人カードの審査は法人代表者や個人事業主の個人と、会社自体に対して行われるものに分けれれます。そのため、審査が個人に対して行われる場合は、申し込み基準を満たしており、個人の信用情報に問題がなければ、開業直後でも審査に通る可能性が高いです。
一方で、会社自体に対して審査が行われるビジネスカードは、設立直後では審査に落ちる可能性があります。

【個人を対象に審査されるダイナースカード】
・ダイナースクラブ ビジネスカード
・ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード
・ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード
【会社を対象に審査されるダイナースカード】
・ダイナースクラブ コーポレートカード
ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット

ダイナースクラブ ビジネスカードのおもなメリットは、空港ラウンジや会員制ラウンジの利用やレストラン優待です。そのほか、利用限度額が一律で設定されていないことは、キャッシュフローが重要な個人事業主や法人にとってはメリットといえます。
ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット
- 空港ラウンジや会員制ビジネスラウンジが使える
- 独自の会員サービスによりレストラン優待などを受けられる
- 限度額が個別設定のため大規模な決済にも使える
メリット1.空港ラウンジや会員制ビジネスラウンジが使える
ダイナースクラブ ビジネスカードでは旅行や出張で使える空港ラウンジやビジネス・ラウンジ「銀座サロン」の利用サービスが受けられます。
空港ラウンジの利用と条件
- 国内・海外の約1,300ヵ所の空港ラウンジの無料利用
- 国内空港の利用回数制限なし
- 海外空港は年間*10回まで無料、11回目以降は1回3,500円(税込)
* 4月1日~翌年3月31日の間 - プレミアムカード会員は利用回数無制限
ダイヤモンド経営者クラブが運営する「銀座サロン」には、ダイヤモンド社のビジネス書が取り揃えてあり、有益な情報の入手に役立ちます。また、銀座での商談や待ち合わせにも利用でき、ダイナースクラブならではの優待といえるでしょう。

ビジネス・ラウンジの優待内容
- ダイヤモンド経営者倶楽部「銀座サロン」
- ダイヤモンド社の各種ビジネス書籍の閲覧
- ダイヤモンド経営者倶楽部が主催のオープンセミナーへの優待価格での参加
出典:ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジ | ビジネスカード専用サービス
メリット2.独自の会員サービスによりレストラン優待などを受けられる

ダイナースクラブの「エグゼクティブ ダイニング」は、会食や記念日などでも使えるレストラン特典です。日本全国にある対象店舗の中から自由に選ぶことができます。
エグゼクティブ ダイニングの優待内容
- 対象レストランの所定のコース料金の、1名分、もしくは2名分が無料
- 通常プラン:カード会員を含む2名以上で所定のコース利用で、1名分無料
- グループ特別プラン:カード会員を含む6名以上で所定のコース利用で、2名分無料
メリット3.限度額が個別設定のため大規模な決済にも使える
ダイナースクラブ ビジネスカードは、限度額を一律の制限なしで、個別に設定されます。会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績にで限度額を設定できるため、場合によっては大規模な決済に使いやすくなるのが特徴です。
初回の限度額は100万円前後に設定されることが多く、使う金額が多くなると、限度額が上がっていきます。ただし、高額利用の予定がある場合は、オーソリセンターへ事前の連絡が必要です。オーソリセンターは、24時間年中無休で電話受付をしています。
ダイナースクラブ ビジネスカードは作成しやすいスタンダードな法人カード
ダイナースクラブ ビジネスカード

総合評価
年会費 | 27,500円 |
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還元率 | 0.3%~ |
国際ブランド | |
電子マネー |
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特徴
- 追加カード2名まで発行無料
- クラウド会計ソフト「freee会計」の優待
- 「ビジネス・オファー」で企業情報・入札情報サービスの利用料の優待や、法律・税務相談ができる
- 2名以上の予約で所定のコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
ダイナースクラブ ビジネスカードは、ラウンジやレストラン特典に加えて、会計ソフトや税務相談の優待など、多彩なビジネスメリットがある法人カードです。
ダイナースクラブ ビジネスカードの中でもスタンダードな一枚で、発行にかかるコストは一番低く設定されています。それでも年会費27,500円(税込)と高額ですが、ステータス性や充実の特典内容、安心な補償などが付帯しているので、魅力的なカードといえるでしょう。
ダイナースクラブ ビジネスカードは、発行時に登記簿の提出が必要ありません。また、法人格(株式会社等)も必要ないため、個人事業主も申し込める法人カードです。また、会計管理やビジネスラウンジの利用などのビジネス特典は、業務の効率化や事業が成長する手助けとなるでしょう。
メリット
- ダイナースクラブのビジネスカードの中で一番コストが低い
- 限度額が個別設定のため大規模な決済にも使える
- 登記簿提出が不要のため個人事業主でもスムーズに発行できるる
- ビジネスシーンで活躍する付帯サービスが充実している
デメリット
- 27歳未満だと発行できない
- 追加カードの無料発行枚数が2枚まで制限されている
ダイナースクラブ ビジネスカードは、27歳以上の法人代表者や役員、または個人事業主を対象に発行しています。そのため、27歳未満で法人経営や個人事業を展開している人は、本カードを発行できません。
ダイナースクラブ ビジネスカードの追加カードは、無料発行枚数が2枚までです。なお、無料発行に限らず、追加カードは2枚までに制限されています。会社で、複数人の社員にクレジットカード決済の権限を与えたい場合、足りないと感じるでしょう。
特徴 | ・ビジネスオーナー、個人事業主、会社役員におすすめのクレジットカード ・社用経費の決済が可能 |
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還元率 | 100円ごとに1ポイント |
ETCカードの年会費 | 無料 |
ETCカード発行可能枚 | カード1枚につき1枚の発行が可能 |
限度額 | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) |
申し込み基準 | 基本会員(本会員):年齢27歳以上で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主 追加会員:基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員あるいは従業員で18歳以上の人 |
追加カード枚数(料金) | 2枚(無料) |
登記簿の必要性の有無 | 無 |
国内旅行傷害保険 | 本会員:最高1億円(利用付帯) 追加会員:最高5,000万円(利用付帯) |
海外旅行傷害保険 | 本会員:最高1億円(自動付帯分5,000万円) 追加会員:最高5,000万円(自動付帯分2,500万円) |
付帯サービス | ・ショッピング・リカバリー ・ゴルファー保険(自動付帯) ・JAL国内線出張手配「JALオンライン」など |
特典 | ・会計ソフト「freee」の優待 ・企業情報/入札情報サービスの優待 ・健康診断・フィットネスの優待 ・法律・税務相談の優待など |
出典元:ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードはハイグレードな特典と補償が付帯
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード

総合評価
年会費 | 143,000円 |
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還元率 | 0.45%~ |
国際ブランド | |
電子マネー |
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特徴
- 追加カード4名まで発行無料
- クラウド会計ソフト「freee会計」の優待
- 会員制ラウンジ「銀座プレミアムサロン」を無料で利用できる
- 「ビジネス・オファー」で企業情報・入札情報サービスの利用料の優待や、法律・税務相談ができる
- 2名以上の予約で所定のコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
- 24時間対応のコンシェルジュ
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードは、専用特典が豊富でハイクラスな接待を行いたい場合にとくに活躍する点が特徴です。しかし招待制カードなので、すでにダイナースクラブカードなどを利用している場合でないと基本的には発行できないことに注意しましょう。
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードはカードランクが高い分、質の高いサービスが受けられます。
サービス名 | 内容 |
---|---|
プレミアム専用デスク | 国内・海外問わず、要望に合わせてレストランの提案から予約まで依頼可能 |
プレミアム エグゼクティブ ダイニング | 対象レストランで所定のコース料金の、1名分、もしくは2名分が無料 |
メリット
- ダイナースクラブ プレミアムカード特有のサービスが受けられる
- 追加カードが4枚発行可能で経理業務の効率化に生かせる
- 有効期限のないポイントが還元率1.5%で貯まる
デメリット
- 年会費143,000円と高額なため維持コストがかかる
- 申し込み基準不明で基本招待制なため発行のハードルが高い
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードは、年会費が143,000円と高額です。利用額に応じた年会費割引もないため、どの会員でも一律143,000円の年会費がかかります。資金に余裕のある企業やステータスにこだわる人でない限り、選択肢に入れにくいビジネスカードといえるでしょう。
また招待制の法人カードのため、審査基準についても公開されておらず、年齢や年収の基準もわかりません。そのため、発行したくても申し込み自体に高いハードルがあるのが難点といえます。
一方で、年会費が同額のアメックスビジネスプラチナカードは申し込んだ後、審査に通れば発行されます。同等ランクのビジネスカードを求める場合はアメックスビジネスプラチナカードを検討してもいいでしょう。
特徴 | ・ビジネスオーナー、個人事業主、会社役員におすすめのクレジットカード ・ビジネスシーンで活用できる、さまざまなカテゴリーの優待特典が充実 |
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還元率 | 100円ごとに1.5ポイント |
ETCカードの年会費 | 無料 |
ETCカード発行可能枚 | カード1枚につき1枚の発行が可能 |
限度額 | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) |
申し込み基準 | 非公開 |
追加カード枚数(料金) | 4枚(無料) |
登記簿の必要性の有無 | 無 |
国内旅行傷害保険 | 本会員:最高1億円(自動付帯) 追加会員:最高1億円(自動付帯) |
海外旅行傷害保険 | 本会員:最高1億円(自動付帯) 追加会員:最高1億円(自動付帯) |
付帯サービス | ・ショッピング・リカバリー ・ゴルファー保険(自動付帯) ・プレミアム旅行デスクによる出張・旅行手配のサポート ・24時間対応のコンシェルジュ ・Mastercardが付帯カードなど |
特典 | ・会員制ビジネスラウンジ「銀座サロン」の優待 ・特別なイベントに招待 ・ビジネスコンサルティングサービス ・2名以上の利用で1名分のコース料金が無料 ・企業情報/入札情報サービスの優待 ・健康診断・フィットネスの優待 ・法律・税務相談の優待など |
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードは追加カードとして発行の法人カード
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード

総合評価
年会費 | 5,500円 |
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還元率 | 0.3%~ |
国際ブランド | |
電子マネー |
|
|
※提携カードの場合、券面が異なる
特徴
- 本会員とは別の支払口座・利用代金明細を発行可能
- JAL国内線出張手配「JALオンライン」
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードは、一般カードのダイナースクラブカードの追加カードとして発行できる法人カードです。ダイナースクラブカードは個人名義の口座、ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードは別の個人や法人名義の口座を登録して使うことができます。
つまり、事業用の決済と個人・プライベート用の決済を分けて管理できるため、個人事業主や法人格をもたない医師・弁護士・公認会計士の方なども使える法人カードです。
メリット
- 個人カードとは異なる法人用口座が設定できる
- 経営者以外のフリーランスや副業でも発行できる
デメリット
- 発行には通常のダイナースクラブカードが必要
- ダイナースクラブ ビジネスカードの一部のビジネス特典しか使えない
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードを発行するためには、通常のダイナースクラブカードを発行しておく必要があります。

そのため、年会費合計29,200円(税込)のコストがかかります。ダイナースクラブ ビジネスカードは年会費27,500円(税込)なので、すでにダイナースクラブカードを持っておらず、ダイナースのビジネスカードを作りたい場合は、ダイナースクラブ ビジネスカードを発行した方がコストが抑えられます。
特徴 | ・個人事業主 ・法人格を持たない医師、弁護士、公認会計士におすすめのクレジットカード ・本会員とは別の支払口座・利用代金明細を発行可能 |
---|---|
還元率 | 100円ごとに1ポイント |
ETCカードの年会費 | 無料 |
ETCカード発行可能枚 | 本会員カード1枚につき1枚の発行が可能 |
限度額 | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) |
申し込み基準 | 本会員のダイナースクラブカードを所有している人 |
追加カード枚数(料金) | 本会員カード1枚につき1枚まで |
登記簿の必要性の有無 | 無 |
付帯サービス | JAL国内線出張手配「JALオンライン」 |
特典 | 会員制ビジネスラウンジ「銀座サロン」の優待 |
ダイナースクラブ コーポレートカードは設立3年以上の法人向けの法人カード
ダイナースクラブ コーポレートカード

総合評価
年会費 | 13,200円 |
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還元率 | 0.3%~ |
国際ブランド | |
電子マネー |
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特徴
- 代表者のカードにポイントを合算できる
- 国内外の空港ラウンジを無料で利用できる *海外空港ラウンジは回数制限あり
- 2名以上の予約で所定のコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
- 国内航空券オンライン予約システムが利用できる
ダイナースクラブ コーポレートカードは、出張の経費管理やコスト削減に悩んでいる企業向けの法人カードです。
なぜなら、ダイナースクラブ コーポレートカードの海外旅行保険は自動付帯で、出張先で事件や事故に巻き込まれた際の損害に備えられます。また、法人向けの国内航空券予約システム『JAL ONLINE』や『ANA Biz』の利用で、出張コストの削減と出張経費の一元管理が可能だからです。
内容 | 補償金額 |
---|---|
旅行中の死亡、事故による後遺障害 | ~5,000万円 |
賠償責任 | |
傷害や疾病の治療 | ~300万円 |
携行品の損害 | 保険の適用期間は100万円まで(1旅行につき50万円まで) |
捜索や救助の費用 | ~400万円 |
一方で、国内旅行傷害保険は利用付帯ですが、最高5,000万円の補償が受けられます。
- 通常よりお得な運賃で出張可能
- 出張費用を削減できる
- 経理の手間が減る
- 従業員の出張状況を一元管理できる
- 予約や航空券の購入と精算を部署単位で管理可能
- インターネットからいつでも予約変更できる
- 立替払いが不要
国内航空券オンライン予約システムのメリット
メリット
- 海外旅行傷害保険が自動付帯されている
- 国内航空券オンライン予約システムが利用できる
デメリット
- 会社設立直後は発行できない
- 追加カード1枚につき年会費が13,200円かかる
- ダイナースクラブカードに付帯している特典が利用できない
ダイナースクラブ コーポレートカードは、設立から3年以上経っている法人が対象です。また、ダイナースクラブ コーポレートカードの審査には、登記事項証明書や法人代表者・管理責任者の本人確認書類などが必要なので、申し込みには手間がかかります。
さらに従業員用の追加カードに年会費13,200円(税込)がかかります。そのため、従業員に追加カードを配ろうと考えている場合には、カードの維持だけでも莫大な経費が発生してしまいます。
特徴 | 中小企業向けのクレジットカード 精算業務の効率化・人的コストの削減が可能 |
---|---|
還元率 | 100円ごとに1ポイント |
ETCカードの年会費 | 無料 |
ETCカード発行可能枚 | コーポレートカード1枚につき1枚の発行が可能 |
限度額 | 一律の制限なし(会員ひとりひとりの利用状況や支払い実績による) |
申し込み基準 | 設立3年以上の法人、団体等 |
追加カード枚数(料金) | 13,200円 |
登記簿の必要性の有無 | 無 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円(自動付帯) |
付帯サービス | ・国内航空券オンライン予約システム ・空港ラウンジ利用 ・会食・接待に使える優待サービス |
特典 | ー |
ダイナースクラブ ビジネスカードとアメックスやJCBとの比較

ダイナースクラブと同じく、プロパーカードのビジネスカードを持つアメックスビジネスカードやJCBの法人カードを比較すると、年会費や還元率で違いがあります。
他社カードとの比較 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
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年会費 | 基本会員:27,500円 追加会員:無料 |
基本会員:13,200円 追加会員:6,600円 |
基本会員:36,300円 追加会員:13,200円 |
基本会員:165,000円 追加会員:4枚まで無料 |
基本会員:11,000円*2 追加会員:3,300円 |
基本会員:33,000円 追加会員:6,600円 |
ポイント還元率 | 0.3%~ | 0.3~1.0%*1 | 0.3~1.0%*1 | 0.3~1.0%*1 | 0.5%~ | 0.5%~ |
利用限度額 | 一律の制限なし | 一律の制限なし | 一律の制限なし | 一律の制限なし | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高1億円(利用付帯) |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(自動付帯分5,000万円) | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高1億円(利用付帯) | 最高1億円(自動付帯分最高5,000万円) | 最高1億円(利用付帯) | 最高1億円(利用付帯) |
ETCカード | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
申し込み条件 | 年齢27歳以上で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主 | 法人代表者・個人事業主 20歳以上 | 法人代表者・個人事業主 20歳以上 | 法人代表者・個人事業主 20歳以上 | 法人代表者・個人事業主 18歳以上 | 法人代表者・個人事業主 18歳以上 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※JCBグループ発行のカードの一部は、2023年4月1日から利用付帯となります。
*1 「メンバーシップ・リワード・プラス(3,300円)」への登録で提携店の利用で還元率最大10倍・ANAマイルの還元率1.0%
*2 オンライン入会の場合は、初年度年会費無料
ダイナースビジネスカードの作り方|種類別に解説

ダイナースクラブ ビジネスカードの作成は、特別な手続きが必要ありません。また、納税証明書や登記事項証明書などの特別な書類の提出も不要です。
以下より手順を具体的に見ていきましょう。
ダイナースクラブ ビジネスカードの作り方
- 公式サイトからオンラインで新規に申し込む
- ダイナースによって審査されたあと問題なければカードが届く
ダイナースクラブ ビジネスカードの作り方
1.公式サイトからオンラインで新規に申し込む
ダイナースクラブ ビジネスカードは、公式サイトの専用フォームから申し込み手続きを進めます。
なお、申し込みの際には運転免許証が必要です。オンラインから申し込む場合は、専用フォームに写真データをアップロードしましょう。
ただし、スマートフォンから申し込む場合は、写真データのアップロードが利用できません。その場合は、郵送で運転免許証のコピーを提出しましょう。
また、運転免許証を自主返納した人や、免許を更新せず失効してしまった人は、運転経歴証明書の提出が必要です。運転経歴証明書は、各都道府県の運転免許センターで取得できます。
2.ダイナースによって審査されたあと問題なければカードが届く
申し込み手続きの完了後、ダイナースクラブによって入会審査が行われます。信用できる身元か、安定した継続収入があるか、といった内容を確認され、問題なければカードが送付されます。
しかし、安定した継続収入がない場合や、ダイナースクラブ ビジネスカードの入会目安を満たしていない場合は入会できません。自身が入会目安を満たしているかどうか確認してからカード発行を申し込みましょう。
入会目安は以下のとおりです。
種類 | 入会目安 |
---|---|
基本会員 | 27歳以上 法人や団体等の代表者・役員または個人事業主※ |
追加会員 | 18歳以上 基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役員や従業員 |
※役員がカード発行を申し込む場合は、代表者の承諾書が必要。
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードの作り方
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードは、ダイナースクラブ ビジネスカードを持っている場合に作ることが可能です。そのため以下の手順は、ダイナースクラブ ビジネスカードを所持していることを前提に解説していきます。
- ダイナースからカード作成の招待が届く
- 新規に申し込み審査に合格すればカードが発行される
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードの作り方
1.ダイナースからカード作成の招待が届く
ダイナースクラブ ビジネスカードを年間一定額以上利用していると、ダイナースからプレミアムカード切替申込書が届きます。その後、切替申込書に必要事項を記載のうえ送付することで、ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードを申し込めます。
ただし、ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードは、入会目安が公開されておらず、ダイナースからの招待がなければ申し込みもできません。まずは、ダイナースクラブ ビジネスカードを取得しクレジットヒストリーを育てましょう。クレジットヒストリーを育てれば、ダイナースから招待される可能性が上がります。
なお、クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用状況や返済履歴を指します。利用頻度が低かったり返済を延滞したりすると、クレジットヒストリーは育ちません。返済できる範囲でクレジットカードを使い続けることで、クレジットヒストリーが育ち、ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードの入会に近づけます。
2.新規に申し込み審査に合格すればカードが発行される
カード切替申込書を送付したあと、ダイナースによって審査が行われます。ダイナースの審査に合格した場合は、後日ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードが送付されます。
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードが送付されたら、旧カードは裁断のうえ破棄しましょう。旧カードは、ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードの発行から約2週間後に失効します。
なお、ダイナースクラブ ビジネスカードの利用から1年以内にカードを切り替えた場合は、年会費が残存月数に応じて返金されます。
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードの作り方
ビジネス・アカウントカードは、ダイナースクラブカードを所有している人のみ、申し込めます。ダイナースクラブカードを所有している場合の作り方は、以下のとおりです。
- 公式サイトで専用申込書を印刷し必要事項を記入
- 申込用紙と必要書類を送付し審査を受ける
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードの作り方
1.公式サイトで専用申込書を印刷し必要事項を記入
ビジネス・アカウントカードは、オンライン申し込みに対応していません。
そのため、まず公式サイトか『クラブ・オンライン』、あるいは電話窓口でビジネス・アカウントカードの専用申込書を入手します。また、公式サイトから専用申込書をダウンロードした場合は、プリントアウトしましょう。その後、専用申込書に必要事項を記入していきます。
2.申込用紙と必要書類を送付し審査を受ける
送付用封筒を作成して、専用申込書の『ビジネス・アカウントカード発行申込書』を郵送しましょう。
また、本会員カードの決済用とは別の口座をビジネス・アカウントカードに設定する場合は、『預貯金口座振替兼自動払込利用申込書』も郵送する必要があります。
なお、送付用封筒には、裏面に氏名と住所を記入し専用申込書の『返信用宛名ラベル』を貼付しましょう。
補足:ダイナースクラブ コーポレートカードも同様の手順
ダイナースクラブ コーポレートカードの作り方は、ビジネスアカウントカードの作成手順と同様です。
ただし、ダイナースクラブ コーポレートカードの場合、申し込みに以下3点の書類が必要です。
申し込みに必要な書類
- 登記事項証明書
- 申し込み者(法人代表者・管理責任者)の本人確認書類
- カード使用者の本人確認書類
また、補完書類として発行から6ヶ月以内の住民票の写しや、納税証明書の提出を求められる場合があります。
ダイナースクラブ ビジネスカードのよくある質問

ここからは、ダイナースクラブ ビジネスカードに関する疑問について解説します。
ダイナースクラブ ビジネスカードの年会費やポイント還元率は?
ダイナースクラブ ビジネスカードの年会費は27,500円(税込)です。ポイント還元率は0.3%以上で、1,000円につき1ポイント貯まり、1ポイント=0.3円(10,000ポイント=3,000円分)で、キャッシュバックできます。
また、キャッシュバックの他にも商品との交換や三井住友信託銀行の投資信託でもポイントを使うことができ、それぞれ還元率は変わります。
ダイナースにメタル製のカードはある?
ダイナースクラブ ビジネスカードにメタル製のカードはありません。法人カードではない「ダイナースクラブ プレミアムカード」のみメタル製です。
またメタル製のビジネスカードは、アメックスビジネスゴールドやアメックスビジネスプラチナカードなどがあります。
ダイナースクラブのコンパニオンカードってなに?
ダイナースクラブのビジネス コンパニオンカードは、ビジネスカードに追加して発行する従業員用カードなどをさします。
ダイナースクラブのビジネス コンパニオンカードは、Mastercard加盟店での利用が可能です。
なお、ダイナースクラブビジネス コンパニオンカードを発行すれば、追加料金なしでMastercardでも決済可能になります。ただし、ダイナースクラブビジネス コンパニオンカードは決済専用のカードです。Mastercardの付帯サービスは利用できない点には注意しましょう。
「エグゼクティブ ダイニング」はどんなサービス?
エグゼクティブ ダイニングは、レストランの優待プログラムです。対象店舗のレストランを、リザベーションデスク経由かつ2名以上で予約すると、コース料金が1〜2名分無料になります。エグゼクティブ ダイニングのプランは以下のとおりです。
通常プラン | グループ特別プラン |
---|---|
カード会員を入れた2名以上で所定のコースを予約すると、1名分の料金が無料になる。 | カード会員を入れた6名以上で所定のコースを予約すると、2名分の料金が無料になる。 ※キャンセルなどで5名以下になった場合は1名分のみ無料。 |
なお、コース料金をダイナースクラブカードで決済しない場合、エグゼクティブ ダイニングは適用されません。また、他の優待サービスや特典との併用もできないため注意しましょう。
ダイナースカードは決済できる場所が少ない?
ダイナースクラブカードはJCBと提携しているため、国内の多くの店舗で利用できます。
また近年では、実店舗だけでなくネットショッピング店舗の加盟も増えており、Amazon Payやヤマダウェブコムなどさまざまなサービスで、ダイナースクラブカードが利用可能になりました。