クレジットカード
dカード GOLDの審査は厳しい?審査落ちの特徴と通過のポイント
更新日:
22.05.13

dカード GOLDはケータイ利用料金の10%がポイントとして還元され、ドコモユーザーにとっては非常にメリットのあるカードです。しかし、ゴールドカードである以上、審査は甘くありません。そのため「自分でも審査に通過できるの?」と不安に感じている人も多いでしょう。
確かにdカード GOLDの審査は厳格に行われますが、どこを重点的に確認されるのかをしっかりと押さえておけば、審査通過はそこまで難易度が高くありません。
まずdカード GOLDの申し込み条件は次のようになっています。
dカード GOLDの申し込み条件
- 満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること
- 個人名義であること
- 本人名義の口座を支払い口座にすること
- その他ドコモが定める条件を満たすこと
この記事では申し込み条件をもとにdカード GOLDの審査に通過するためのポイントと、審査に落ちる人の特徴などについて詳しく解説していきます。
一般的なクレジットカードの審査についての記事もありますので、そちらも合わせてご覧ください。
目次
dカード GOLDの審査通過のための最重要ポイント
dカード GOLDは「満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること」という申し込み条件が定められているので、次の2つに問題がなければ、申し込み基準を満たしていることになります。
審査に通過する最重要ポイント
- クレジットヒストリーに問題がない
- クレジットカードの支払い可能な年収(収入)がある
クレジットヒストリーに問題がない
クレジットヒストリーとは信用情報機関に記録されている、クレジットカードやローンの利用履歴と、それに基づく信用情報を指します。ここから「この人は信用できる人か」ということを審査されています。
これまでクレジットカードの延滞がなく、ローンの件数も少ないのであれば「この人の信用は問題ない」と判断されて審査に通過できる可能性は高くなるでしょう。
一方、クレジットヒストリーで他社借入やクレジットカードの支払いに遅れが多い場合や、過去に金融事故があるような人は審査に通ることは非常に難しくなります。
クレジットカードの支払い可能な年収(収入)がある
dカード GOLDには「満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること」という条件がついているので、基本的にはパートやアルバイトで生計を立てている人は難しいと考えた方がよいでしょう。
また「令和2年賃金構造基本統計調査の概況 - 厚生労働省」の調査結果によると、正社員の平均年収は20代約232万円、30代約299万円、40代354万円となっています。
dカード GOLDは通常カードよりもグレードが高いのでこれらの平均年収額は最低ラインと考えておくといいかもしれません。
つまり「クレジットカードの支払いが可能である」と判断されることが、審査通過のポイントとなるのです。ちなみにdカード GOLDの公式サイトでも審査の具体的な条件は公表されていません。そのため実際に申し込みをしてみないと審査に通るかはわからないというわけです。
クレヒスや年収に問題がなければ、dカード GOLDの審査通過の可能性が十分高いので申し込みを検討してみるといいでしょう。
dカード GOLD
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dカード GOLDの4つの審査基準と通過のポイント
ここからは一般的なクレジットカードの審査基準などから考えて、dカード GOLDの審査のポイントについてさらに掘り下げていきましょう。
dカード GOLDの審査基準
- ドコモのケータイの利用状況
- 収入と勤務先
- 勤続年数
- 居住形態
これらの4つの審査基準をもとに実際に審査に通りやすいポイントについてご紹介します。
1.ドコモケータイの支払いを滞納していないかどうか
ドコモユーザーの場合は、ドコモのケータイ電話の利用状況も審査で重要なポイントとなります。
dカード GOLDはNTTドコモのクレジットサービスであるため、ドコモケータイの支払い状況も審査で確認されてしまうためです。
dカード GOLDはドコモのケータイ料金でポイント還元率がアップしたり、ケータイ電話の補償などを受けたりできるので、携帯電話の利用状況が優良であることが1つの重要な審査基準となると言われています。そのため、ドコモのケータイ料金の支払いに遅れが多いと審査で不利になってしまいます。
一方、毎月期日通りにケータイ料金を支払っている人は、dカード GOLDの審査でも有利になるでしょう。
2.安定した継続収入があるか
一般的にクレジットカードやローンの審査では、大企業の正社員や公務員は審査で有利といわれています。
「安定した継続収入」という申し込み条件からこのようなことがいわれていますが、実際には中小企業やベンチャー企業であっても、審査の通過率にそれほど差はありません。
3.一定期間以上の勤続年数があるか
一般的にゴールドカードの審査では、勤続年数が長ければ長いほど審査で有利になります。
そこまで長い勤続年数が必要になるわけではありませんが、「安定した継続収入」という条件が決められている以上、やはり3年程度の勤続年数があった方が審査で有利と言えるでしょう。
4.通りやすい居住形態かどうか
一般的に、借家よりも持ち家の方が、クレジットカードの審査では有利になると言われています。
とはいえ、居住形態はそれほど重要視されているわけではありませんし、借家でもdカード GOLDの審査に通過できている人は多数存在するため、「持ち家の方が若干有利になる」程度に認識しておけば十分でしょう。
dカード GOLDで審査落ちになる人の特徴
dカード GOLDは安定収入があり、ドコモの利用状況が良好であれば審査に通過する可能性が高いことがわかりました。
一方で、次のいずれかに該当してしまうと審査に通過することは難しくなるでしょう
dカード GOLDで審査落ちになる人の特徴
- 年収が低い
- 一定期間のクレヒスに問題がある
- dカードの支払い滞納など利用状況が良くない
dカードの審査に落ちてしまう3つの特徴について詳しく解説していきます。
【審査落ちの特徴 1】年収が低い人
年収が低いと限度額が大きなdカード GOLDの審査に通過することは難しくなります。
ゴールドカードは一般カードよりも限度額が高いため、年収が低い人に対して高額な限度額を設定してしまうと、利用代金の回収可能性が非常に危うくなってしまうためです。
年収が200万円未満など、正社員として一般的に考え得る年収よりも低い年収の人は、dカード GOLDのようなゴールドカードの審査に通過することは難しくなる可能性があります。
【審査落ちの特徴 2】一定期間のクレヒスに問題がある
クレヒスに問題がある人は、dカード GOLDのみならずクレジットカードやローンの審査に通過することが非常に難しくなります。
クレヒスにおいて「他社の借入やクレジットカードの審査に頻繁に遅れている」「過去に金融事故がある」などの情報が記録されている人は、「dカード GOLDの返済も危ぶまれる」と判断されるので審査で非常に不利になります。
クレジットカードやローンの支払い履歴は24ヶ月間、債務整理や延滞などの金融事故情報は5年間信用情報機関に記録されるので、当該期間が経過するまでは審査に通過することは難しいでしょう。
【審査落ちの特徴 3】dカードの支払い滞納など利用状況が良くない
すでにdカードを保有している人は、dカードの利用状況も審査で確認されます。
- dカードの支払いに遅れが多い
- dカードをほとんど使用していない
これらのいずれかに該当する人は、dカードの審査に通過することが難しくなります。
dカードの支払いに遅れが多い人は、今後dカードの返済が危ぶまれる人です。dカードの支払いが危ぶまれる人に対して、より限度額の大きいdカード GOLDを契約させることは通常考えられません。
そのため、すでにdカードを保有しており、dカードの支払いに遅れが多い人は、dカード GOLDへ切り替えることは非常に難しいと考えた方がよいでしょう。
また、dカードの利用額が少ない人もdカードへの切り替えは難しくなります。dカードを少ししか利用していないのであれば、より限度額の大きいdカード GOLDへ切り替える必要性が低いからです。
これらの情報を統合すると、dカードからdカード GOLDへ切り替えるためには、既存のdカードを限度額の一定範囲まで継続的に利用しており、支払いに遅れがないという条件を満たす必要があるでしょう。
審査時間は最短5分!dカード GOLDの申し込みから届くまでの流れ
dカード GOLDの審査は最短5分で終了します。ステータスが高く審査難易度が高いゴールドカードの審査は、数日以上の時間がかかることも珍しくありませんが、dカード GOLDであれば素早く審査を完了させることが可能です。
dカード GOLDの審査は次のような流れで行われます。
- パソコンやスマホから入会を申し込む
- 受付メールを受信
- 入会審査
- クレジットカード到着
dカード GOLDはパソコンやスマホから申し込みを行います。そのため申し込みの際には、申し込み内容の間違いや入力ミスには十分に注意してください。
WEBからの申し込みが完了すると、受付メールが登録したメールアドレス宛に届きます。メール到着後に審査が開始され、dカード GOLDの場合、審査は最短5分で完了します。
ただし、申込者の属性や申し込み状況によっては、審査に時間がかかることもあるので注意しましょう。審査に通過するとメールで「審査に通過した」という旨が通知されます。
落ちたかも!?審査状況や審査結果の確認方法
「dカード GOLDに申し込んだのに審査結果がなかなか届かない」という方は、審査結果を「マイドコモ」で確認してみましょう。
マイドコモはdアカウントがあればログインが可能です。dカード GOLDに申し込む際には、ドコモユーザーでない方もdアカウントへの登録が必要となっています。
マイドコモのページからdアカウントでログインし、「ご契約内容確認・変更」⇒「dカード」へと進んでいくと、dカードの審査結果を確認できます。
審査結果は、次の3つのいずれかで表示されています。
- 「ご契約中」:審査通過
- 「受付中」:審査がまだ完了していない
- 「未契約」:審査に通過できなかった
このように審査結果は非常に簡単に確認することが可能です。
審査結果を通知するメールがこない場合は、マイドコモから確認してみましょう。
dカード GOLDの審査難易度を下げる方法
dカード GOLDはゴールドカードですので、誰でも簡単に審査に通過できるわけではありません。
しかし、次の3つのポイントを押さえた上でdカード GOLDに申し込めば、審査通過の可能性を高めることができるでしょう。
審査通過の可能性を高めるためのポイント
- まずはdカードを利用し、アップグレードする
- 年収や勤続年数が上がったタイミングで申し込む
- ドコモケータイを支払い漏れなく利用する
dカード GOLDの審査により通過しやすくなるための3つのポイントについて詳しく解説していきます。
方法1.dカードからアップグレードする
dカードからdカード GOLDへアップグレードすることによって、dカードの審査に通過しやすくなります。
これまでdカードを利用していなかった人が、いきなりdカード GOLDへ申し込むよりも、すでにdカードを遅れなく利用している人の方が信頼度が高いため、dカード GOLDの審査にも通過しやすいと言えます。
そのため「今はゴールドカードの審査に通過できる自信はないけど、将来的にdカード GOLDを保有したい」という方は、とりあえずdカードを契約しておき、1年程度遅れなくdカードを利用することで信用を獲得するのも有効な手段です。
また、クレジットカードは一般カードの契約者で利用状況が良好な人に対してゴールドカードやプラチナカードへのインビテーションを送付する場合がありますが、dカード GOLDはインビテーションは行っていません。
ある程度dカードの利用実績を重ねた後に、自分からアップグレードを申し込みましょう。
dカード
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方法2.年収が上がったタイミングで申し込む
年収が上がったタイミングでdカード GOLDに申し込むことで、審査に通過しやすくなるでしょう。
ゴールドカードの審査は年収が高ければ高いほど有利になるためです。
クレジットカードの審査は「前年度年収」を基準にして行われるので、「今年はボーナスや残業代が多くなったので年収が上がる」という場合には、年が切り替わってからdカード GOLDに申し込み、直近の年収を申告した方が審査で有利になります。
また、同じように勤続年数も長ければ長いほど審査には有利です。できる限り勤続年数が長くなってから申し込みをするとよいでしょう。
方法3.ドコモケータイを支払い漏れなく利用する
dカード GOLDはNTTドコモが発行しているクレジットカードです。
そのためドコモユーザーの方は、ドコモのケータイ電話の利用料金の支払い履歴も審査の対象になると考えられます。
ドコモのケータイ料金の支払い状況が悪い人は、「カードの支払いにも遅れるかもしれない」と判断される可能性があるので、dカードやdカード GOLDの審査で不利になる可能性があります。
dカード GOLDはドコモユーザーには非常にメリットの大きなカードですが、だからこそ、審査でドコモの利用状況も確認されてしまうという点には十分に注意してください。
できれば1年程度は、ドコモケータイの利用料金を期日通りに支払うことを継続した上で申し込みをした方がよいでしょう。
⇒dカード GOLDの詳しいメリットと年会費の元を取る方法はこちら
DCMX GOLDからdカード GOLDへ切り替えるには?
DCMXとは、おサイフケータイを使ったクレジットサービスを開発するため、ドコモと三井住友カードで共同開発されたドコモのクレジットカードです。
dカードと同様に「iD」の機能はありますが、dポイントカードの機能はありません。
そのため、DCMXはカードを提示してdポイントを貯めたり、貯まっているdポイントを使ったりすることはできません。よりdポイントを効率的に貯めるのであればDCMXからdカードへ切り替えを行った方がよいでしょう。
なお、DCMXはカードの有効期限の更新時にdカードへと自動的に切り替わり、DCMXではなくdカードが送られてきます。そのため、基本的には切り替えの手続きは必要ありません。
DCMXの有効期限前にDCMXからdカードへ切り替えるにはdカードセンターへ問い合わせをするか、dカードの会員ページで手続きを行います。
dカードのホームページから「dカード・DCMXからアップグレード」というタブをクリックし、dアカウントでログインすることで、すぐにdカードへ切り替えることが可能です。
「DCMXの有効期限まで切り替えを待てない」という人は、dカードのホームページかdカードセンターへ問い合わせを行い、dカードへと更新を行いましょう。
dカードの方がメリットが大きいので、「有効期限までには期間がある」という方は自分で切り替えをした方が、効率的にdポイントを貯めることができます。
dカード GOLDの審査と通過のポイント
dカード GOLDはケータイ利用料金の10%がポイントとして還元され、ドコモユーザーにとっては非常にメリットのあるカードです。しかし、ゴールドカードである以上、審査は甘くありません。そのため「自分でも審査に通過できるの?」と不安に感じている人も多いでしょう。
確かにdカード GOLDの審査は厳格に行われますが、どこを重点的に確認されるのかをしっかりと押さえておけば、審査通過はそこまで難易度が高くありません。
まずdカード GOLDの申し込み条件は次のようになっています。
dカード GOLDの申し込み条件
- 満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること
- 個人名義であること
- 本人名義の口座を支払い口座にすること
- その他ドコモが定める条件を満たすこと
この記事では申し込み条件をもとにdカード GOLDの審査に通過するためのポイントと、審査に落ちる人の特徴などについて詳しく解説していきます。
公開日:
21.11.30