クレジットカード
iD付きクレジットカードおすすめ3選!便利な機能や使い方も解説
iDとは電子マネーの一種です。iD付帯のクレジットカードならチャージ不要でタッチ決済が利用できます。またApple PayやGoogle Payと連携すれば、スマートフォンを使った決済も可能です。
さらにiDでの支払いはクレジットカードのポイント付与の対象で、カードによっては通常よりも還元率がアップする特典があります。
この記事では、iDが搭載されたクレジットカードのおすすめや便利な使い方を紹介します。
この記事で分かること
- iDとは三井住友カードとNTTドコモが共同で開発したタッチ決済
- iDはサインや暗証番号が不要で、かざすだけで支払いができる
- 使い方はコンビニ、スーパー、レストランなどで、「iDで」と伝えてタッチするだけ
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iD搭載のおすすめクレジットカード3枚
iDを搭載したクレジットカードは三井住友カードが発行するものなど多くの種類があります。
もともとiDは三井住友カードとNTTドコモが共同で開発した決済システムなので、両者が関係するクレジットカードは、おトクな設計になっています。
ここでは特定のお店で得をするクレジットカード、社会人向けでiD以外でもポイントがたまりやすいカードとカードをよく使う人向けのゴールドカードの3つのiD搭載クレジットカードを紹介します。
どのカードもiDを使うことでポイントがアップするもので、日常使いで上手にポイントをためられる使い勝手のいいクレジットカードです。
また、おすすめのクレジットカードの記事も合わせてご覧ください。
三井住友カード(NL)なら対象店舗でポイント優遇
三井住友カード(NL)

総合評価
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5~7.0%i |
国際ブランド | ![]() ![]() |
電子マネー |
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特徴
- セブン-イレブン・ローソン・マクドナルドなどでスマホのタッチ決済利用で最大7%還元i
- カード券面に番号記載のないナンバーレス仕様なのでセキュリティ面で安心
- 最短10秒で即時発行が可能i
- 年間100万円(税込)以上の利用でゴールドカードに年会費永年無料で切替えできる
キャンペーン情報
- 新規入会&条件達成で最大6,000円相当のVポイントプレゼント期間:2023年10月1日~2023年12月31日
三井住友カード(NL)の特徴
三井住友カード(NL)は満18歳以上の高校生をのぞく方向けのカードです。
年会費は永年無料で、券面にカード番号などが印字されていないナンバーレスカードのためセキュリティー面で安心なのも魅力です。
このカードの特徴は、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどでスマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を使うと通常ポイントに加えて最大6.5%ポイントが加算されるということです。
Orico Card THE POINTは入会後6か月はポイントが2倍
Orico Card THE POINT

総合評価
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 1.0~2.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() |
電子マネー |
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特徴
- 入会後6ヶ月間はポイント還元率が2.0%にアップ
キャンペーン情報
- 新規入会と利用で最大8,000円分相当のポイントプレゼント
Orico Card THE POINTの特徴
次に紹介するカードは買い物はもっぱらカード決済にしたいという社会人にお勧めのクレジットカードです。
Orico Card THE POINTは、ポイントのためやすさと使いやすさに特化したカードで、最低でも利用金額の1%のポイントが付与されます。また、新規入会特典として入会後6か月間は、オリコポイントの還元率が2%にアップ。100円につき2ポイントがたまるのです。
iDとともにQUICPayも付帯しているのがポイントで、QUICPayしか使えない店舗でもOKという自由度の高いのも魅力です。
年会費は永年無料で、ためたポイントは500ポイントからさまざまなポイントに交換ができます。
ただし、獲得したポイントの有効期限はポイント加算月を含め12か月後の月末と短めなので、ポイントの失効には気をつける必要があります。
dカード GOLDはドコモ利用料がポイント10%還元の対象
dカード GOLD

総合評価
年会費 | 11,000円(税込) |
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還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() |
電子マネー |
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特徴
- ドコモケータイ、ドコモ光の利用料金1,000円(税抜)ごとに10%のポイント還元
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用が無料に
- 18歳以上の学生から申込可能
- dカード GOLD会員数が1,000万人突破、ゴールドカード利用者数No.1のカード
- カード情報の裏面印字でセキュリティ面にも配慮
- 環境に配慮したリサイクル素材を使用
- 利用速報通知・利用制限通知が届く
キャンペーン情報
- 入会&利用&Webエントリーで合計最大5,000ポイント+満18~22歳の学生限定6,000ポイント
dカード GOLDの特徴
最後に紹介するカードは、ドコモ利用者なら大きなメリットがあるゴールドカードです。
カードの年会費は一般的なゴールドカードの1万円ですが、ドコモのケータイ/「ドコモ光」の利用金額の10%がポイントとして返ってきます。
また、さまざまなキャンペーンも行っているので、ドコモ利用によるdポイントに加えて、日常利用することでたくさんのポイントをゲットすることが可能です。
もちろん、空港のラウンジが利用できるなどのゴールドカードとしてのメリットは十分。
ラウンジ利用のほか、ETCカードの年会費無料に加え、海外傷害保険も付帯されます。
普段から車によく乗る方は、おすすめのETCカードの記事も合わせてご覧ください。
ドコモのユーザーにとってうれしいのは、携帯電話の紛失や修理不能 (水濡れ・全損)など購入から3年間、最大10万円分補償がされること。その他の買い物でも、年間300万円までのお買物あんしん保険がついています。
iD付クレジットカードの使い方
クレジットカードに搭載されたiDはカードをタッチすることに加え、おサイフケータイやApplePayなどで利用することもできます。
スマホにiDを登録しておけば、支払いの際に財布を出す必要がなくなります。非常にスマートな決済を実現してくれるのです。
なお、スマホでiDを利用するには、お使いの機種がスマホ決済に対応しているかどうか確認する必要があります。
iD対応のスマートフォン | ||
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Android | バージョン5.0以上 | おサイフケータイ(R) アプリ(6.1.5以上)対応 |
iPhone | 日本国内で発売されたiPhone7以上 | Apple Watchは、Series 2以上 (設定はiOS10.1以上のバージョンが必要) |
ApplePayへの登録方法
カードの裏面に黄色い「iD」のマークがあれば、Walletアプリを立ち上げカードを読み込んでみましょう。すぐにApplePayに登録でき、利用できるようになります。
おサイフケータイへの登録方法
Android端末への登録には、おサイフケータイに対応している必要があります。また、登録方法はGooglePayにするのと、iDアプリにするのがあり、若干複雑です。
GooglePayに登録できるのは、三井住友カードが発行するカードとライフカードのクレジットカードです。
一方、iDアプリに登録できるのはdカード、クレディセゾンのカード、UCカードや三井住友カードなどがあります。
なお、iDアプリに登録するタイプはiD専用のカード番号が必要となります。カード発行時にカード番号が送られてくるので、その準備も必要となります。
iD付クレジットカードは不正利用の補償が受けられる
iDに限らず、クレジットカードやスマホ決済でも紛失してしまったときの不正利用は心配ですよね。特にiDはタッチするだけで決済でき、サインや暗証番号は不要なのでなおさらです。
iD機能付きクレジットカードなら、クレジットカードの利用と同じように、不正利用に対する補償が受けられます。
すぐにカード会社に連絡すれば、不正利用分について請求されることはありません。また、連絡後はiD機能がすぐに使えなくなります。
タッチするだけでコンビニなどどこでも使える気軽さがあるので、くれぐれも使い過ぎには注意が必要です。
クレジットカードの決済記録はアプリやネットなどで確認できるので、家計簿代わりに上手に利用すれば、予算管理もできるようになります。
スマホを紛失したらiDは使えなくなる?
iDを搭載したスマートフォンを紛失したときは、警察に届け出るとともに、クレジットカード会社に連絡が必要です。
それと同時に、各携帯会社やGoogleやAppleが提供する遠隔ロックをしておくと安心でしょう。
なお、おサイフケータイに登録したiDの場合はiD専用カード番号が無効になり、再びiDを利用するためには、クレジットカード会社に新たな番号を発行してもらう必要があります。
その他の電子マネーと比較したときの、iDを使うメリット
iDとそれ以外の電子マネーの支払方法やチャージ方法には以下のような違いがあります。
決済方法 | iD | QUICPay | 楽天Edy | 交通系電子マネー | バーコード決済 |
---|---|---|---|---|---|
支払方法 | カードやスマホをタッチ | アプリを立ち上げてバーコードを表示 | |||
チャージ | 不要 | 必要(オートチャージあり) | 決済方法によって異なるが、基本的に必要 | ||
クレジットカード | 必要(プリペイド型もある) | 不要 |
そして、その他の電子マネーと比較したときのiDのメリットは以下の通りです。
iDのメリット
- チャージ不要で使い勝手がいい
- iDは加盟店数が多い
- スマホのiDでもクレジットカードと同様のポイントが貯まる
iDのメリットについて以下で詳しく見ていきましょう。
チャージ不要で使い勝手がいい
iDやQUICPayは事前のチャージがいらないポストペイ型なので、残高を気にせずに使えるというメリットがあります。
クレジットカードの利用限度額内なら、クレジットカードと同様に、しかもサインや暗証番号の入力なしで使うことができるのです。
iDは加盟店数が多い
iDはコンビニチェーンやドラッグストアなど、日常、小銭を使って支払うようなシーンで使用できます。
最近では、郵便局や自動販売機でも使えるようになりました。ライバルともいえるQUICPayよりも加盟店の数が多く、メインの電子マネーとして使うのには最適です。
スマホのiDでもクレジットカードと同様のポイントが貯まる
クレジットカードに搭載されているか、クレジットカードとひも付いたスマホのiDなら、クレジットカードを利用したときと同様にポイントが貯まります。
一部のクレジットカードにはiD決済で還元率がアップするサービスが実施されています。例えばdカードではiDの利用でポイントが3倍になるキャンペーンがあったり、dカードを提示しなくてもiDで決済するだけでポイントを貯めることができたり便利に使うことができます。
iDを使う際のデメリット
iDを使うメリットは沢山ありますが、デメリットもあります。
iDのデメリット
- 1万円以上の決済ではサインが必要になること
- 使いすぎてしまう危険性
以下で詳しく見ていきましょう。
1万円以上の決済ではサインが必要になること
iDは決済に暗証番号やサインが不要で使い勝手が良いのですが、1万円以上の決済ではサインが必要になります。
すべての決済でサインが不要となるわけではないので、注意が必要です。
使いすぎてしまう危険性
iDはサイン不要でタッチするだけで決済できるのでとても便利ですが、その便利さゆえに使いすぎてしまう危険性があります。
買い物で使った金額を把握できる人にとっては問題ありませんが、ついついお金を使いすぎてしまうという人は注意が必要です。
もしも使いすぎの不安がある場合は、家計管理アプリなどで管理してみると良いかもしれません。
iDの魅力は、利用できる店舗の多さ。普段のスーパーやドラッグストア、コンビニはもちろん、旅行先などでも広く使えるのでとても便利です。また、非接触型なのも嬉しいところ。お金のやり取りをしたり、暗証番号を押したりしなくてもピピッと買い物できるのが嬉しいですね。
iD機能付きのクレジットカードを使い始めると、日常がガラッと変わります。小銭を使う機会が、ほとんどなくなるのです。