クレジットカード
エポスカードの返金方法!手続きの流れや問い合わせの流れを徹底解説
エポスカードの返金はエポスNetの「月別ご利用履歴照会」から確認できます。ただし、返金手続きが完了してもメールでの通知は来ないため、注意が必要です。
また、返金手数料は無料で、返金処理には1ヶ月以上かかります。
この記事では、エポスカードの仕組みや期間、確認方法などについてわかりやすく解説します。
この記事で分かること
- エポスカードの返金手続きは自分でする必要はない
- 基本的に、返金処理が行われたタイミングでの請求予定額と返金額が相殺されて請求が来る
- 請求予定額が返金額より少ない場合は、差額分が口座に返金され返金通知書が届く
- 返金を確認したい場合は、エポスNetの「月別ご利用履歴照会」で備考欄に「お取消日」の表示があるかチェックする
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
気になる内容をクリック
エポスカードの返金手続きとは
クレジットカードを利用して買い物をした後で、返品などで支払いがキャンセルされた場合には、大きく分けて「相殺」と「返金」のどちらか2つの処理が行われます。
この処理は購入した店舗(加盟店)とクレジットカード会社の間で手続きされるので、自分で手続きする必要はありません。また、返金はクレジットカード会社から行われます。
例えば、実店舗で買い物をして、返品するまでにあまり時間が経過していないのであれば、クレジットカードの請求が確定していないので、カード決済を取り消すことが可能です。しかし、ネットショップなどを利用した場合は、返品までに締め日をまたいでいれば請求が確定しているため、翌月や翌々月に返金されることになります。
基本的には、購入した店舗で返品処理が行われれば、請求予定額から返品した商品の金額分をマイナスする相殺という処理が行われます。もし、月の利用額が少なく、請求予定額が返金額よりも少ない場合は、その差額分が口座に返金され返金通知書がエポスカードから送られてきます。
例えば、返品した商品の金額が2万円で月の利用分が5万円だった場合には、
5万円-2万円=3万円が請求額となります(相殺)。
しかし、月の利用分が1万円だった場合には、
1万円-2万円=-1万円となるため、この1万円が口座に返金されます。
これがクレジットカードではなく、事前にチャージした金額の分だけ利用できる「エポスVISAプリペイドカード」の場合はどうでしょうか。
プリペイドカードの場合は、返品することでカード残高が購入前の状態に戻ります。
ただし、加盟店から解約されたデータが到着した時点でカード残高に反映されるため、利用場所によってはカード残高が戻るまでに時間がかかってしまうことがあります。
エポスカードの返金処理はいつされる?
一般的に、クレジットカードの返金処理の期間は1〜2ヶ月程度といわれています。エポスカードの場合はいつまでに返金処理するか公式ホームページなどに明記されていませんが、エポスカードを利用しているユーザーの口コミなどを参考にすると1ヶ月弱で返金されるケースが比較的多いようです。
海外利用分のエポスカード返金額は為替レートによって変わる
エポスカードを利用する場所は国内ばかりではありません。海外で利用した場合の返金はどうなるのでしょうか。
日本で買い物をする場合は円が単位となりますが、海外で利用した場合には、現地の通貨単位が利用されます。そのため、海外利用分について返金してもらう場合、為替レート(海外の加盟店で利用した金額を日本円に変換するときに利用する)や利用した国の違いによって、請求と返金の日本円の金額が異なる場合があることが挙げられます。
返金時の為替レートを基準に返金処理されたことによって、為替レートの変動によっては損をしてしまう場合があります。
返品する場合は、店舗が作成した売上票は破棄し、「取消伝票」を作ってもらいましょう。このとき、取消伝票の「お客様控え」を必ず保管しておいてください。
エポスカードのチケット(CN)返金方法
エポスカード会員限定のチケット受付「CNプレイガイド」で申し込んだ公演が中止になった場合は、公演ごとに払い戻し方法がアナウンスされます。
また、公演の中止や延期については以下の手順で調べることができます。
- 公演中止や延期に伴う払い戻しの確認方法
- CNプレイガイドにアクセス
- サイドナビゲーションから「公演中止・変更のおしらせ」にアクセス
- 申し込んでいた公演の日時を選択
- 申し込んでいた公演を選ぶ
- 払い戻し受付期間を確認
- 払戻方法ご案内ページにアクセス
- チケットの引き取り方法によって、払い戻し方法を確認する
クレジットカードで支払いをしていた場合は、CNプレイガイド側でクレジットカード会社への返品(売上取消)手続きが行われます。
こちらで手続きをする必要はありません。返金手続きには10日~3週間程度かかることを覚えておきましょう。
返金についての確認・問い合わせ方法

返品した分の返金処理がされているかどうかは、エポスNetの「月別ご利用履歴照会」から確認できます。
月別ご利用履歴照会から利用月を選択し、取り消し分について備考欄に「お取消日」の表示があれば、処理ができています。
処理ができているのになかなか返金されない場合は、「エポスカスタマーセンター」に電話で問い合わせをしましょう。
カード利用通知メールでは確認できないので注意してください。
- エポスカスタマーセンター
- 東京:03-3383-0101
- 大阪:06-6630-0101
※オペレータ受付時間 9:30~18:00(1月1日休業)
エポスカードの返金でよくある疑問
最後に、エポスカードの返金について、よくある疑問を紹介します。
Q:返金に手数料はかかる?
A:原則として手数料はかかりませんが、加盟店側の返金規定によっては加盟店への手数料が発生する可能性があります。例えば、交通機関(電車・バス・飛行機など)の切符や定期券などをカード決済した場合、返金に払戻手数料がかかる場合がありますので気をつけましょう。
Q:返金はポイント付与もなくなる?
A:エポスカードで買い物をしたとき利用額に応じてポイントが付与されますが、このポイントは、エポスカードで支払いが確定したら受け取れるものです。そのため、返品によって返金処理が行われればポイントは失効します。
Q:「お支払額のご案内」が届き、返品した商品の金額も載っていた……返金手続きできているの?
A:支払金額確定日までに加盟店から取り消し・返金のデータが届いていない場合、予定支払額に返品した商品のデータが含まれてしまいます。
データの到着日数は加盟店により異なりますので、データが届き次第返金処理が行われます。もし、支払金額が確定していたとしても、返金データが届いた段階で支払額が変更されます。
返金される場合には、返金通知書がエポスカードから送られてきますので忘れず確認しましょう。
エポスカードの返金に関する情報 まとめ
今回はエポスカードでの返金について解説しました。
- エポスカードの返金は基本的に支払いの予定額から相殺される
- 支払いの予定額を超える分は口座振込で返金される
- 返金には1ヶ月弱〜2ヶ月かかる
- 海外で利用した場合には為替レートによって、損する場合もある
- CNプレイガイドの支払いについても返金処理してもらえる
- 返金の問い合わせはエポスカスタマーセンターに連絡する
- 返金時に付与ポイントもマイナスされる
エポスカードで払ったからといって、返金されないわけではありません。返品したい場合は迷わずその旨を店舗に伝えましょう。少々時間がかかってしまう場合もありますが、ちゃんとお金は戻ってきます。