中国で使える銀聯カード(UnionPay)のおすすめクレジットカードを比較

「中国へ旅行することが決まったけど、日本のクレジットカードは使える?」
「中国で使うのに適したおすすめのクレジットカードはどれ?」

旅行や出張などではじめて中国へ行く方なら、日本で作ったクレジットカードが使えるか心配ではないでしょうか。

そこで今回は、中国でクレジットカードを使うにあたり知っておくべきことを解説します。また、中国で役立つ銀聯カードを中心におすすめのクレジットカードを紹介します。

中国はクレジットカードがあればOK?

まず、中国では店頭でどんな支払い方をするのが普通なのかを理解しておきましょう。

中国のキャッシュレス事情

中国は日本よりもはるかにキャッシュレス化が進んでいます。特にアプリを利用したモバイル決済(コード決済)がかなり浸透しています。

中国では偽札が多く、現金に対する信用度が日本のように高くありません。また、もっとも高額なのが100元紙幣(2021年8月10日現在、1元=17.02円)なので、現金の使い勝手があまり良くないという事情もあります。

そのため、中国で買い物をするときは以下のような優先順位で支払いをするものと考えておき、旅行や出張で中国へ行くなら準備してから出発するのがおすすめです。

  1. モバイル決済アプリ
  2. 銀聯(ぎんれん)カード
  3. VISAまたはMastercardブランドのクレジットカード
  4. 現金

中国では、モバイル決済アプリはアリババが運営する「Alipay(アリペイ・支付宝)」と、テンセントが運営する「WeChat Pay(ウィーチャットペイ・微信支付)」がシェアの大半を占めています。

Alipayは決済に特化したアプリで、日本でいえばPayPayや楽天ペイに近いイメージです。それに対し、WeChat PayはLINE Payやメルペイに近く、メインとなる「WeChat」(SNS)の中に決済機能が組み込まれているイメージです。

これらのアプリを外国人が現地に住んでいる方と同じように使うことはできないのですが、2019年11月より、Alipayには「Tour Pass」という機能が搭載され、外国人でもVISAやMastercardなどのクレジットカードでチャージすることによって、おおよそ同じように使えるようになりました。

ただし最高でも2000元、累計で5000元までしかチャージできませんし、5%の手数料がかかるので注意してください。チャージ後90日を経過した分は自動的にチャージしたクレジットカードに返金されます。

中国に行くなら銀聯カードとVISA・Mastercardの2枚持ちがおすすめ

中国で使いやすいクレジットカードといえば、日本人があまり持っていない「銀聯」ブランドのカードです。まず、銀聯カードとはどんなものなのか解説します。

銀聯ブランドとは

銀聯とは、クレジットカードをよく使っている方なら誰でも知っている「VISA」「Mastercard」「American Express」などと同じで、簡単にいえば決済の仕組みを提供する国際ブランドのひとつです。レジにロゴマークが掲載されている店で使えます。英語では「UnionPay」と表記されます。

銀聯は中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり、政府主導で設立された銀行カード連合(「聯」は連合の連)が運営する国際ブランドです。中国でカードといえば銀聯カードを指していると考えて差し支えありません(ただし、中国人が使う銀聯カードはクレジットカードではなくデビットカードが多いです)。

中国でカードを使う場合、VISAやMastercardよりも銀聯のシェアが圧倒的に高く、大都市だけでなく地方都市でも使えるという強みがあります。そのため、モバイル決済に加えて銀聯クレジットカードを作って持参するとより安心です。

他の国際ブランドのカードは使える?

中国でクレジットカードを使う場合、銀聯カード以外が使えないかというと決してそうではありません。ただし、大都市以外では使いにくいと考えておいた方が良いでしょう。

国際ブランドについては世界中でシェアが高いVISAかMastercardがおすすめです。海外からの旅行者が多い地域ならこれらのブランドが利用できるところも多いと考えられるので、銀聯クレジットカードとあわせて利用するのがおすすめです。

また、現地で人民元のキャッシングをするためにも銀聯カード以外のクレジットカードを持って行くのがおすすめです。以下で紹介する国内発行の銀聯クレジットカードはいずれもキャッシングができないからです。

なお、カードの利用にあたり暗証番号(PIN)の入力を求められた場合ですが、中国は日本と違って暗証番号が6ケタです。そのため、入力する場所にも6ケタ分のスペースがありますが、日本で使っているときと同じように4ケタだけ入力し、Enterキーを押してください。

暗証番号を何度か間違えるとロックがかかり使えなくなってしまうので、暗証番号が不安な方は必ず出発前に確認しておいてください。また、以下で解説しますが、銀聯クレジットカードの暗証番号はいずれも6ケタです。混同しないよう注意してください。

日本国内で発行が可能な銀聯クレジットカード3枚

以下では中国に行くにあたり作っておきたい銀聯クレジットカードを紹介します。

なお、銀聯クレジットカードは三井住友銀聯カードを除き、単体では作れません。他のカードは申込資格に該当するカードの会員でない場合、銀聯ブランドのカードとあわせて作る必要があります。

また、中国で銀聯クレジットカードを使うときは、暗証番号の入力とサインの両方が必要になります。カードの署名欄には必ず再現可能なサインをしておいてください(漢字、ひらがな、ローマ字のいずれも可)。

               
三井住友銀聯カード ANA銀聯カード MUFG銀聯カード
年会費 無料 無料 無料
申込資格 満18歳以上
(高校生を除く)
満18歳以上(高校生は除く)で、以下のカード会員または新規申込者(法人カードを除く)
ANA VISAカード/マスターカード
ANA VISA Suicaカード
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
ANA VISA nimocaカード
三菱UFJカード会員
(三菱UFJニコス株式会社・フランチャイジー各社発行カードを除く)
新規発行手数料 無料 無料 1,100円
更新手数料 無料 無料 1,100円
支払方法 1回払いのみ 1回払いのみ 1回払いのみ
キャッシング × × ×

三井住友銀聯カード

三井住友銀聯(ぎんれん)カード

三井住友銀聯カード

総合評価

表示しない
年会費 永年無料
還元率 0.5%
国際ブランド ginren
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

おすすめポイント

  • 中国の大都市から地方都市まで、2,000万店以上の銀聯加盟店で利用できる
  • 三井住友カードのポイントプログラム「Vポイント」が貯まる

三井住友が発行する銀聯カードは年会費だけでなく、新規発行手数料や5年ごとの更新手数料も無料です。デザインは「パンダ」と「大陸」の2種類から選べます

ポイントプログラムもあり、200円の利用につき1ポイント(Vポイント)が付与されます。貯まったマイルをANAマイルに交換するときは、1ポイント=1ANAマイルの優遇レートで交換できます

なお、店頭での利用の仕方についてはカードを提示し、6ケタの暗証番号(00+自身で指定した4ケタの数字)を入力したあとでサインをする手順になります。

ANA銀聯カード

ANA銀聯(ぎんれん)カード

ANA銀聯(ぎんれん)カード

総合評価

表示しない
年会費 無料
還元率 0.5%
国際ブランド ginren
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

おすすめポイント

  • 1ポイントでANA1マイルに移行可能(移行手数料無料)

ANA銀聯カードも三井住友銀聯カードと同様、三井住友カードが発行する銀聯クレジットカードです。ショッピング200円につき1ポイントが付与され、1ポイント=1マイルのレートでANAマイルに交換できます

機能面では三井住友銀聯カードとほぼ同じであり、会員資格だけが違っています。ANA銀聯カードは単体で加入できず、表に掲載した4つのカードのいずれかの会員でないと作れません。なお、ANAカードとANA銀聯カードはそれぞれ独立した別のカードであるためポイントを合算することはできず、代金の支払いも別になります。

以下で会員資格となることのできるカードの1枚を紹介しますので、同時に作りたい方は参考にしてください。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

総合評価

表示しない
年会費 2,200円(税込)※
還元率 0.5%
国際ブランド master
電子マネー
pasmoiD
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

※初年度無料

おすすめポイント

  • 入会・継続時にボーナスマイルを進呈
  • Vポイントに加えて、TOKYU POINTが貯まる

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードはANAマイレージクラブ、東急ポイントカード、PASMO、定期券、クレジットの機能が1つになったカードです。国際ブランドはMastercardしか選べません。

ショッピング利用で貯まるのは基本的にVポイントですが、東急ポイントカードやANAマイレージクラブのカードとしての機能もあるので、TOKYU POINT加盟店での利用ではTOKYU POINTが貯まり、ANAの利用ではANAマイルも貯まります。

貯まったVポイントはこれらのポイントに交換したりPASMOのチャージに利用したりできるので、TOKYU POINT加盟店やPASMOの区間の鉄道をよく利用する方におすすめです。

MUFG銀聯カード

MUFG銀聯カード

MUFG銀聯カード

総合評価

表示しない
年会費 無料
還元率 本体カードと同じ
国際ブランド ginren
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

おすすめポイント

  • 海外UnionPay(銀聯)加盟店でのショッピングはポイントが通常の2倍
    ※グローバルポイント、スヌーピーポイントプログラムのカードが対象

MUFG銀聯カードは、三菱UFJニコスが発行する三菱UFJカードの会員が入会できる銀聯カードで、デザインはゴールドとシルバーの2種類があります(機能はいずれも同じです)。「グローバルポイント」「スヌーピーポイントプログラム」のカードのみが対象ですが、海外銀聯加盟店でのショッピング利用についてはポイントが2倍になります。

カードの利用にあたっては6ケタの暗証番号(「00」+自身で指定した4ケタの数字)の入力とサインの両方が必要です。この点は三井住友カードが発行する他の銀聯カードと同様ですが、新規発行手数料・更新手数料がかかる点の他、貯まるポイントが会員資格となるカード本体のポイントと同じになる点や、利用代金がそのカードと一緒に請求される点が違います。

三菱UFJカードは多くの種類があります。以下でそのうち2枚を紹介しますので、参考にしてください。

リクルートカード

リクルートカード

総合評価

表示しない
年会費 永年無料
還元率 1.2%
国際ブランド visamasterjcb
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

国際ブランドにより、ポイント対象の電子マネーが異なる

おすすめポイント

  • 年会費 永年無料なのに、常時1.2%の高還元率

キャンペーン情報

  • 新規入会と利用で最大6,000円分相当のポイントプレゼント(JCB限定)

リクルートカードは株式会社リクルートが発行するクレジットカードで、年会費が無料なのに還元率が1.2%という高い水準に設定されているのが特徴です。見た目から三菱UFJカードというイメージはないかもしれませんが、銀聯カード発行の対象となるカードです。

リクルートカードで貯まるポイントは「リクルートポイント」ですが、ローソンなど多くのお店で使えるPontaポイントに交換できるので、決して使いにくくはないはずです。

中国へ行くのが一時的であれば、帰国してからも使い勝手のいいカードの方が何かと便利なはずです。日々の生活でメインカードとして使えば、多くのポイントを貯めることができるカードです。

三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJカード ゴールドプレステージ

総合評価

表示しない
年会費 11,000円(税込)*
還元率 0.49%
国際ブランド visamasteramericanexpressjcb
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

*Web入会で初年度年会費無料

おすすめポイント

  • 厳選レストランが1名無料(2名以上のコースメニュー利用で)
  • 国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジ無料
  • 厳選ホテルが5%優待、初回限定3,000円割引
  • 海外旅行傷害保険最高5,000万円が自動付帯

キャンペーン情報

  • 新規入会で最大11,000円分がもらえる

三菱UFJカード ゴールドプレステージは国内やハワイの空港ラウンジが無料で利用でき、海外旅行傷害保険が最大5,000万円自動付帯です。国内旅行の場合は、旅行費用をカードで支払うことで最大5,000万円の補償を受けることができます。

また家族も補償の対象となる「家族特約」が自動でついているので、1枚あれば家族も安心のサポート内容です。

さらに厳選されたレストランやホテルの優待では、1名分のコース料理が無料になったり、ホテルの5%優待や初回限定で3,000円割引など充実した特典内容です。

まとめ

  • 中国は日本よりもキャッシュレス化が進んでいる
  • 国内で発行できる銀聯クレジットカードは3種類で、単体で発行できるのは三井住友銀聯カードのみ
  • Alipayにチャージできるので、VISAまたはMastercardブランドのクレジットカードも持参するのがおすすめ

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