犬の1カ月の食費は平均7,807円!一生で138万2,776円かかる

犬の食費のメイン画像

犬を飼うにあたって、日常的にかかるお金に食費があります。
犬の大きさによって食べる量が変わり、食費にも差が出るでしょう。

この記事では、小型犬(500人)、中型犬(500人)、大型犬(409人)の飼い主、合計1,409人にアンケートを実施。
食費のほか、ドッグフードのタイプなど、犬の食について深掘りしました。

本記事で紹介しているデータは、アンケート結果から算出した平均などの値です。
犬の個体差や飼育環境などで費用は大きく変わるので、あくまで参考としてご利用ください。

※本記事において、犬の一生は平均寿命14.76歳として算出しています。 参考:一般社団法人ペットフード協会「令和4年(2022年)全国犬猫飼育実態調査」
※記載の数値は、特に注記がないかぎり小数点以下を四捨五入しています。

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犬の食費は月平均7,807円!主食代は5,130円でおやつ代は2,677円

犬の食費に関する調査の結果、犬の1カ月の食費は全種平均で7,807円でした。

犬の大きさ別に見ると、小型犬が6,107円、中型犬が7,119円、大型犬が10,195円で、やはりサイズが大きくなるほど食費は高いという結果になりました。

食費は、ドッグフードなどの主食代とおやつ代を合計しています。
内訳は、全種平均で主食代が月平均5,130円、おやつ代が月平均2,677円でした。

犬の食費の月平均金額

調査対象:犬を飼っている1,409人(小型犬500人、中型犬500人、大型犬409人)
調査地域:全国
調査期間:2023年6月19日~7月18日
調査主体:MoneyGeek編集部
調査委託先:アイブリッジ株式会社

次からは主食とおやつ、それぞれの詳細を見ていきましょう。

1カ月の犬の主食代は平均5,130円!ドライタイプが圧倒的人気

ドッグフードなど犬の主食代は、全種平均で月5,130円でした年間の食費を算出すると平均6万1,560円ということになります。

犬の大きさ別の月平均は、小型犬3,897円(年間は4万6,764円)、中型犬4,533円(年間は5万4,396円)、大型犬6,960円(年間は8万3,520円)という結果でした。

アンケートの結果を金額帯別にまとめると、ばらつきがありました。
また大型犬の場合は、1万円以上という回答も13%ありました。

犬の食費のうち主食代の平均金額

この結果から、犬の食費は個体差や飼育環境などによってかなり違いがあるということがわかります。

ドッグフードはドライタイプが約70%!トッピングなどでアレンジする場合も多数

調査では、愛犬にあげているドッグフードのタイプを質問。さらに、タイプ別の月平均金額を算出してみました。

ドライタイプ(いわゆるカリカリ)を主食に選んでいる人は約70%でした。

ドッグフードのタイプ別の月平均金額は、人気のタイプ順にドライタイプが3,878円半生タイプが4,099円缶詰などのウェットタイプが5,284円となりました。

犬の主食のタイプの割合と平均金額

愛犬のごはんを手づくりしているという人も5%いて、月平均は5,159円でした。
手づくりしている理由には、「愛犬に食べ物のアレルギーがあるから」「無添加のものをあげたいと考えた結果手づくりに行きついた」などがありました。これらから、飼い主の食材へのこだわりが伝わってきました。

また、ドライフードを主食としていても、愛犬の好みや健康状態に応じて、野菜や肉などのトッピングをしていたり、半生タイプやウェットタイプと混ぜたりしているとのコメントもあり、ドライタイプはまさに「主食」的な役割をもつようです。

犬の食費のうちおやつ代は月平均2,677円!食費の約3分の1がおやつ代

愛犬の食費のうち、おやつ代は全種平均で1カ月あたり2,677円でした。

1カ月あたりの食費が平均7,807円だったので、食費のうちの約3分の1をおやつ代が占めているということになります。

犬の大きさ別に見ると、小型犬が2,210円(年間で2万6,520円)、中型犬が2,586円(年間で3万1,032円)、大型犬が3,235円(年間で3万8,820円)でした。

犬の食費のうちおやつ代の平均金額

人気のおやつはジャーキータイプが1位!

おやつの種類はどのようなものが人気なのでしょうか。

犬の大きさ別に見ても、あげているおやつの種類の順位にそれほど違いはなく、もっとも多く回答を集めたのは、ジャーキータイプでした。

愛犬にあげるおやつの種類(複数回答)

順位
おやつの種類
回答数
1
ジャーキータイプ(ささみなど干し肉系)

881

2
ビスケットタイプ

414

3
ガムタイプ

341

4
ペーストタイプ(ちゅ~るなど)

245

5
魚タイプ(煮干しなど)

210

6
ボーロタイプ

198

7
その他

42

その他には、「ドライフードメーカーで手づくりをしている」「干しいもや果物をあげて、人も同じものを食べて楽しんでいる」といった声もありました。

また、「健康のためにも食事以外はいっさいあげない」という意見も見られました。

やっぱり愛犬の健康第一!食事に関する工夫やエピソード

愛犬の健康に直結するため、食事にはそれぞれにこだわりがあるようです。
食事へのこだわりについてのエピソードをご紹介します。

犬の食事について気をつけていることのエピソード

また、愛犬の食費を節約するための工夫についても質問しました。
回答に、「ショップのポイント2倍デーや5%OFFの日などを狙って購入する」「通販の定期便を利用する」などのコメントがありました。

愛犬の好みや成分などにこだわりがあるため、あたえるフードの種類は決めたうえで、いかにお得に入手するかに苦心しているようです。
愛犬のために、値段よりも品質を重視する姿勢が伝わってきますね。

本記事の内容(画像、データ、その他情報)は、以下のルールに準じたうえで引用可能です。

・本記事へのリンクを貼ること
・引用元として下記を記載すること

 MoneyGeek「犬の1カ月の食費は平均7,807円!一生で138万2,776円かかる」

まとめ

今回の記事では、犬を飼うために必要なお金のうち、食費について深掘りしました。

食費の平均を見ると、やはり大型犬がもっとも高いという結果でしたが、小型犬と中型犬はあまり大きくなく、大型犬が突出している印象です。

回答結果を詳しく見ると、「食費はこれくらいかかる」と一言でいうのが難しいほどの結果でした。
好き嫌いがあるため限られたフードしか食べてくれない、アレルギーがあるので食事に気を使うなどと、事情もさまざま。お金だけでなく、手間暇をかけている様子が垣間見れました。

いずれにせよ、愛犬の健康を願い、喜んで食べてもらいたいという飼い主のみなさんの愛情を感じました。

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