クレジットカード
新幹線の切符をクレジットカードで購入するときの支払い方法や払い戻し方法
新幹線の切符は、クレジットカードでの購入がおすすめです。高額な分多くのポイントを獲得でき、また窓口が混雑するシーズンでもネットからスムーズに購入できるからです。
この記事では、新幹線の切符をクレジットカードで購入する方法やメリット、注意点などについて解説します。
新幹線の切符をクレジットカードで購入する際のポイント
- みどりの窓口、各駅の紙切符券売機、JR各社のWebサイトで購入できる
- 原則一括払いのみで、払い戻しは乗車日当日の出発時刻まで可能
- JR発行のクレジットカードを使うと、新幹線切符の支払いや交通IC系カードのオートチャージの支払いでポイントが貯まる
新幹線の切符を買うのにおすすめのクレジットカードは、「リクルートカード」です。年会費永年無料でポイント還元率が業界最高水準の1.2%のため、お得にポイントを貯められます。
リクルートカード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 1.2% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
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国際ブランドにより、ポイント対象の電子マネーが異なる
特徴
- 年会費 永年無料なのに、常時1.2%の高還元率
キャンペーン情報
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新幹線の切符はクレジットカードで買える

新幹線の切符はクレジットカードで購入可能です。なお購入できる場所は以下の3箇所から選べます。
クレジットカードで新幹線の切符が買える場所
- みどりの窓口
- 各駅の紙切符券売機
- JR各社のWebサイト
それぞれの特徴や切符の受け取り方を見ていきましょう。
JR各社のみどりの窓口で使える
みどりの窓口では、クレジットカードで新幹線の切符を購入できます。みどりの窓口とは、新幹線の切符の変更や払い戻し、遅延書の発行などが発生する場合の総合案内所のような窓口です。
駅員に以下の内容を伝えると、空いている新幹線の席を探してもらえます。
切符購入時に駅員に伝える内容
- 乗車日
- 行き先
- 行き先のおおよその到着時刻
席が見つかると金額が提示されるため、クレジットカードで支払います。
みどりの窓口は各地方都市や各地方路線の有人駅にも設置されています。切符は新幹線の発着駅ではない場所でも購入可能です。
たとえば発着駅が東京駅の場合でも、品川駅で東京発着の新幹線切符を購入できます。乗車当日にみどりの窓口に駆け込まずに済むように前もって切符を購入しておくと、時間に余裕をもって行動できるでしょう。
各駅の紙切符券売機で使える
各駅の紙切符券売機でもクレジットカードが使えます。クレジットカードが使える券売機は以下の3つです。
クレジットカードが使える券売機
- 券売機の枠が紫色の「指定席券売機」
- 券売機の枠が緑色の「みどりの券売機」
- 券売機の枠が黒色の「多機能券売機」
音声案内と画面の指示内容にしたがって、画面をタッチし購入手続きを進めていきます。
クレジットカード使用時は暗証番号が必要のため、クレジットカードの暗証番号が決まっていない人は事前に登録するか、暗証番号設定済みのカードを選んで使いましょう。
JR各社のWebサイトで使える
新幹線の切符は、JR各社のWebサイトからもクレジットカードで購入できます。
新幹線を予約できるJRのWebサイトは以下のとおりです。
JR各社 | Webサイト |
---|---|
JR北海道 | 北海道新幹線 |
JR東日本 | えきねっと |
JR東海 | 東海道・山陽新幹線ネット予約&チケットレス乗車サービス |
JR西日本 | JRおでかけネット |
JR九州 | JR九州Web列車予約 |
使用できるクレジットカードは、以下のとおりです。
新幹線予約で使えるクレジットカード
- ビューカード
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
- JRカードの各ブランドがついたクレジットカード
なお、Webで新幹線の切符を予約・購入し、切符を取りに行くときに必要なものが3つあります。
切符を取りに行くときに必要なもの
- クレジットカード
- 5桁の予約番号
- 電話番号の下4桁
ほとんどのケースで上記3点が必要になるため、スマホのスクリーンショットやメモを使って忘れないようにしましょう。
ただし、サイトによっては切符の受け取りにクレジットカードが必要ないケースもあります。各サイトで予約を完了させた時点で、切符の受け取りに必要なものをチェックしてください。
ネットで予約した場合、ICカードに情報を紐付けることで紙の切符を使わずに改札を通過できる場合もあります。便利な仕組みのため、ぜひ利用してみてください。
新幹線の切符をクレジットカードで購入するときに知っておきたいポイント

クレジットカードは便利ですが、支払い方法やルールを知らないまま利用すると、トラブルに発展したり、切符が購入できなかったりする可能性があります。
ここでは、新幹線の切符をクレジットカードで購入するときのポイントやミスしてしまった際の対処法もチェックしておきましょう。
新幹線の切符購入では原則分割払いを選べない
新幹線の切符は高額のため、分割して出費を抑えたい人もいるでしょう。
しかし、新幹線の切符購入に分割購入はなく、原則一括払いになります。そのため、切符を購入する月は予算オーバーにならないよう、こまめに利用金額をチェックすることが大切です。
一部クレジットカードでは、決済後に分割払いやリボ払いを選べるものもあります。しかし、分割払いやリボ払いを利用すると、手数料を取られて支払総額が定価を超えてしまうため注意しましょう。
分割払いやリボ払いを選択した場合でも、お金に余裕があるときに多めに返済することで、手数料を抑えられます。
カードの手数料に関して詳しく知りたい方は、クレジットカード手数料の記事もご覧ください。
新幹線切符払い戻しは出発時刻まで可能
新幹線の切符は、乗車日当日の出発時刻までであれば払い戻しが可能です。
ただし、購入した場所によって払い戻しが受けられる場所が異なる点や、返金には時間がかかる点には注意してください。
購入場所 | 払い戻し手続き |
---|---|
窓口で購入した場合 | 窓口にて払い戻し |
Webで購入した場合 | 切符を受け取る前にWebで払い戻し |
旅行会社で決済した場合 | 旅行会社の店舗で払い戻し |
払い戻しにかかる手数料は以下のとおりになります。
新幹線切符払い戻し手数料
- 切符1枚あたり220円〜340円
- 乗車日前日や当日は切符の金額の30%
新幹線の切符は予約人数が多い場合や、乗車日前日や当日キャンセルの場合には手数料が高額になるため、予約を完了させる前に間違いがないかよくチェックしておきましょう。
なお、乗車日当日の出発時刻までに払い戻し手続きができない場合には、「遅延証明書」を受け取るか、切符に証明印を押してもらってください。
この場合に限り、1年以内であれば後日払い戻しが可能となります。
クレジットカードが使えない場合もある
新幹線の自動券売機では、さまざまなクレジットカードを使用できます。しかし、プリペイド式のクレジットカードは利用できません。
ほかにも、クレジットカードが使えない場合は以下のケースが考えられます。
クレジットカードが使えないケース
- クレジットカードの有効期限が切れている
- 暗証番号が間違っている
- 暗証番号のミスが規定回数を超えている
- クレジットカードの磁気が弱っており自動券売機で読み取れない
- クレジットカードが曲がっており自動券売機で読み取れない
- クレジットカード会社がなんらかの理由でクレジットカードを止めている
クレジットカードが使えないときは近くの駅員に聞く、もしくはクレジットカード会社に電話で確認してみましょう。
利用する地域に合わせたクレジットカードの利用でお得に買えることも
JRが発行しているクレジットカードを使うと、新幹線切符の支払いや交通IC系カードのオートチャージの支払いでポイントを貯められます。
貯めたポイントは、交通IC系カードへのチャージや、加盟店の支払いに充てることも可能です。各ポイントは、新幹線の切符や定期券の購入、交通IC系カードの金額チャージで付与されます。
また交通IC系カードを持っている人は、クレジットカードのオートチャージ機能を使うと自動改札の残額不足で止められる心配もありません。
日頃からよく電車を使う人には、便利なクレジットカードといえるでしょう。
東海道新幹線の切符購入におすすめのクレジットカード2選
東海道新幹線をよく利用する人におすすめできるカードは以下の2つです。
東海道新幹線を利用する人におすすめのクレジットカード
- JR東海エクスプレス・カード
- 「そうだ京都、行こう。」エクスプレス・カード
どちらも年会費がかかります。しかし、乗車日までの座席変更の手続きを無料で行えるうえ、無料で登録できる「スマートEX」より高い割引率でお得に乗車できるのが魅力です。
貯まったポイントが2年間有効「JR東海エクスプレス・カード」
株式会社セディナが発行する「JR東海エクスプレス・カード」には、「EX予約グリーンプログラム」があります。
JR東海エクスプレス・カード

総合評価
年会費 | 1,100円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
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特徴
- エクスプレス予約でいつでも会員価格で新幹線に乗車できる
- 貯まったポイントでグリーン車が利用できる
- 貯まったポイントは商品券などへも交換できる
キャンペーン情報
- 新規入会で最大4,000円相当のポイントプレゼント!
「EX予約グリーンプログラム」では、エクスプレス予約で東海道・山陽新幹線のチケットを購入して乗車すると、利用区間に応じたポイントをもらえます。
たとえば東京-新大阪間は90ポイント、名古屋-博多間は130ポイント(いずれも片道)で、600ポイント貯まるとこだま号の利用にあたって普通車の値段でグリーン車を利用できるのです。
ワンダフルプレゼント21ではショッピング1000円(税込)につき1ポイントをもらうことができます。貯まったポイントはさまざまな商品と交換でき、nanacoポイントや楽天スーパーポイントに交換する場合は、100ポイントを500ポイントに交換するのも可能です。
京都観光ならお得な1枚「そうだ京都、行こう。エクスプレス・カード」
「そうだ京都、行こう。」エクスプレス・カードも基本的な部分についてはJR東海エクスプレス・カードと同じです。ただし年会費は2倍で、国際ブランドはVISAのみ選べます。
「そうだ京都、行こう。」エクスプレス・カード

総合評価
年会費 | 2,200円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
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特徴
- 京都ならではの特典・優待サービスが受けられる
- 貯まったポイントでグリーン車が利用できる
「そうだ京都、行こう。」エクスプレス・カードの会員になると、会員限定イベントの参加や、神社や美術館など提携店で割引を受けられる特典があります。
毎月開催されるイベントは、京都が好きな人にとっては年会費が1000円高くなっても選びたくなるカードといえるでしょう。
ただし、「そうだ京都、行こう。」エクスプレス・カードは2023年10月末をもってサービス終了となります。京都カードの会員には、JR東海エクスプレス・カードへの切り替えを案内される予定です。
そのため、新規にクレジットカードを作る場合にはJR東海エクスプレス・カードをおすすめします。
新幹線の切符購入にクレジットカードをおすすめする理由3つ

なかには「タッチパネルは難しい」「Web予約は不安」と感じて、みどりの窓口で現金購入する人もいるでしょう。
しかし、新幹線切符をクレジットカードで購入すれば、ポイントが貯まったり、無駄な待ち時間を省けたりするメリットがあります。
クレジットカードで購入する理由3選
- 数千円〜数万円かかるためポイントが貯まりやすい
- 手元の現金が足りなくても購入できる
- シーズン中の混雑でもネットでスムーズに購入できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
切符は数千円〜数万円のためポイントが貯まりやすい
新幹線の切符は安くても数千円、高くて数万円かかるため、とくにポイント還元率が高いカードではよりポイントが貯まりやすいです。
たとえば、JR東日本が発行している「ビューカードゴールド」は、切符のWeb予約と支払いで10%のポイント還元が受けられます。
東京ー大阪間の往復金額は約3万円のため、3000ポイントが貯まる仕組みです。新幹線切符購入以外にも定期券、交通IC系カードのオートチャージでもポイントが貯まるため、普段から電車を利用する人はとくにポイントを貯めやすい特徴があります。
新幹線や普段の電車でも、少しでもお得に利用したい場合には、クレジットカードで切符を購入してみてください。
手元の現金が足りなくても購入できる
新幹線の切符は高額ですが、クレジットカードなら手元の現金が足りなくても購入できます。
新幹線の切符を現金で購入しようとすると、ほとんどの場合ATMで現金を下ろす必要が生じるため、手間に感じる人もいるでしょう。
ATM手数料を払いたくないために、手数料無料のATMに行くのも労力がかかります。切符購入をクレジットカード払いにすると、ATMを探す手間が省けるうえに、クレジットカードのポイント還元も受けられるため、時間とお金の節約につながります。
シーズン中の混雑でもネットでスムーズに購入できる
ゴールデンウィークや正月などの新幹線の利用がピークのときには、多くの人が「みどりの窓口」で列を作っています。列に並んで待つ時間は無駄と感じる人もいるでしょう。
クレジットカードなら、シーズン中の混雑時もスムーズに切符を購入できます。自動券売機でクレジットカード払いができるため、人を介さずに切符の購入が可能なためです。
また、「スマートEX」や「EX予約」を利用すると、自宅や外出先でいつでも切符を購入できます。自動券売機にも行かずに、交通IC系カードをかざすだけで改札口を通れるため、さらに時間を短縮できます。
まとめ
新幹線の切符をクレジットカードで購入すれば、自動券売機で決済できるためスムーズです。
また、みどりの窓口に並ばなくても最寄り駅の自動券売機やスマートフォンでもクレジットカードで購入できます。もし間違えて予約した場合でも、払い戻しでほとんどが返金されます。
新幹線の切符は1万円以上かかることも多いため、クレジットカードで決済するとポイントが多く貯まる点も魅力です。貯まったポイントは普段の買い物に使えるため、節約にもなります。
新幹線の切符をクレジットカードでスマートに決済し、時間やお金の節約にもつなげていきましょう。