クレジットカード
dカードとdカード GOLDの違いは?年会費や還元率を徹底比較

dカードとdカード GOLDの違いは、年会費と獲得できるポイントの2点が大きいです。dカードは年会費無料である一方で、dカード GOLDは年会費11,000円と高額です。
しかし、dカードGOLDはドコモの携帯電話の支払いで還元率10%となるため、年会費の元を取れる可能性があります。
dカードとdカード GOLDの違い
- 年会費無料で高還元率のクレジットカードが欲しい人はdカード
- ドコモ・ドコモ光を年間11万円以上利用する人は、dカード GOLDが適している
- ドコモを利用する方は、ドコモの携帯電話の支払いで還元率が10%になるdカード GOLD
この記事では、dカードとdカード GOLDの違いや使い分け、どのような人におすすめなのかについて詳しく解説します。
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
気になる内容をクリック
dカードとdカード GOLDの違いと共通点まとめ
まずdカードとdカード GOLDの違いをまとめると次のようになります。
カード名 | dカード![]() |
dカード GOLD![]() |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
ポイント還元 | 1.0% | 1.0% |
ケータイ補償 | 購入から1年最大1万円 | 購入から3年最大10万円 |
おもな特典 | ahamo:パケット+1GB/月 | ・ドコモのケータイ/「ドコモ光」の利用料が10%還元 ・ahamo:パケット+5GB/月 |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 国内:最高1,000万円(利用付帯)*旅行出発日時点で29歳以下のdカード会員が対象 |
海外:最高1億円 国内:最高5,000万円(自動付帯) |
空港ラウンジ | × | ○:国内主要+ハワイ空港の空港ラウンジ無料利用可能 |
入会キャンペーン | 最大4,000ポイントプレゼント | 最大21,000ポイントプレゼント |
審査基準(申込条件) | 満18歳以上であること(高校生を除く) | 満18歳以上(高校生を除く)で、安定した継続収入があること |
詳細 | ▼詳しくみる | ▼詳しくみる |
公式サイト | 公式サイトから申し込む | 公式サイトから申し込む |
dカードとdカード GOLDのおもな違い
- 年会費
- ドコモのケータイ/「ドコモ光」への10%還元特典
- ahamoのボーナスパケット量
- 空港ラウンジ
- 旅行傷害保険
一方でdカードとdカード GOLDには共通点もあります。
dカードとdカード GOLDの共通点
- 通常のポイント還元率は1%
- VISAとMastercardから国際ブランドを選択できる
- iD・タッチ決済対応
- 最短5分で審査完了
- 毎月15日締め・翌月10日払い
dカードは年会費無料のカードなのでクレジットカードの利用でdポイントを貯めたい方におすすめです。
一方でdカード GOLDは年会費がかかりますがその分特典が充実していて、ドコモの携帯利用料が10%還元になったり、空港ラウンジが使えるのが特徴です。
dカード GOLDの1年目の年会費は入会キャンペーンで元を取ることができますし、2年目以降もドコモユーザーであれば年会費以上のポイントをもらえる可能性もあるので、dカード GOLDはドコモユーザーなら持っておくと得するカードといえるでしょう。
dカードに向いている人
ゴールドカードには保険やクーポンに関してはメリットがありますが、ドコモケータイの利用金額や利用金額が一定額以上の人は向いていますが、そうでない人はdカードを利用するとよいでしょう。
dカードに向いている人は次のような人です。
- ドコモユーザーでない人
- 旅行に行く機会が少ない人
- 年会費無料でポイント還元率も重視したい人
dカードに向いている人
dカード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() |
電子マネー |
![]() |
|
特徴
- ドコモの携帯電話・ドコモ光の利用で1,000円(税抜)につき10ポイント
- マツモトキヨシやノジマなど特約店が豊富
キャンペーン情報
- 入会&利用&Webエントリーで合計最大2,000ポイントプレゼント!(期間・用途限定のポイント)
dカードに向いている人の3つの特徴について詳しく解説していきます。
ドコモ以外のスマホを使っていたりドコモユーザーではない人
dカードはドコモユーザーでない人にも向いています。
年会費無料で1%のポイント還元と、29歳までは旅行傷害保険が無料付帯されるのは非常に大きなメリットだと言えます。
dポイントの加盟店は町中にあり、ドコモユーザーでなくても、dカード所有者はポイント優遇が受けられるのでdポイントを貯めているという人にとってはポイントを貯めやすいカードです。
一方、dカード GOLDの大きな特徴である、ドコモのケータイ料金10%ポイント還元は、ドコモユーザーでなければ何もメリットを受けられません。ドコモユーザーでない方はdカード GOLDを契約してもあまりメリットがないので、dカードを選択した方がよいでしょう。
あまり旅行に行かない人
旅行に行く機会がない人はdカードで十分です。
dカード GOLDには最高1億円もの旅行傷害保険が付帯されていますが、旅行に行かないのであれば殊更高額な年会費を支払ってまで高額な保険を付保する必要はありません。
旅行に行く機会が少ないのであれば、年会費のかからないdカードを契約する方がメリットがあると言えるでしょう。
またdカードは29歳以下の方のみが旅行傷害保険の対象となるので、30歳以上の方は旅行代金をdカードで支払っていても補償されません。
年会費無料でポイント還元率も重視したい人
年会費無料で高還元のクレジットカードが欲しいという人にもdカードはおすすめです。
dカードは基本の還元率が1%で、毎月20日にdマーケットで買い物をするとポイントが20倍になるなど、非常にポイントを貯めやすいクレジットカードとなっています。
普段からdポイントを貯めているという人にとっては、ドコモユーザーでなくてもポイントが貯まりやすくなっているので、年会費無料でdポイントを貯めやすいカードを探している人にとってはおすすめの1枚です。
年会費無料で高還元のクレジットカードをお探しの方は、クレジットカード還元率の記事も合わせてご覧ください。
dカード GOLDに向いている人
dカードはドコモユーザーでない人でも高いポイントを貯めることができるなどのメリットがありますが、次のような人はdカード GOLDの方が向いているでしょう。
- 旅行に行く機会が多く空港ラウンジを利用する人
- クレジットカードの利用が年間100万円以上の人
dカード GOLDに向いている人
dカード GOLD

総合評価
年会費 | 11,000円(税込) |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() |
電子マネー |
![]() |
|
特徴
- ドコモケータイ、ドコモ光の利用料金1,000円(税抜)ごとに10%のポイント還元
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用が無料に
- 18歳以上の学生から申込可能
- dカード GOLD会員数が1,000万人突破、ゴールドカード利用者数No.1のカード
- カード情報の裏面印字でセキュリティ面にも配慮
- 環境に配慮したリサイクル素材を使用
- 利用速報通知・利用制限通知が届く
キャンペーン情報
- 入会&利用&Webエントリーで合計最大5,000ポイント+満18~22歳の学生限定6,000ポイント
dカード GOLDに向いている人の2つの特徴についても詳しく解説していきます。
dカード GOLDはドコモのケータイ、ドコモ光利用料金への10%還元特典があります。
そのためドコモ・ドコモ光ユーザーの人には、利用料金の10%もの高還元が行われるdカード GOLDがおすすめです。
年間11万円以上ドコモ・ドコモ光を利用する人であれば、利用分のポイント還元だけで年会費をペイすることができるので、非常にメリットがあります。
旅行に行く機会が多く空港ラウンジを利用する人
またdカード GOLDは旅行傷害保険も手厚いです。
旅行に行く機会が多い人は、海外旅行傷害保険1億円、国内旅行傷害保険5,000万円が付保されるdカード GOLDがおすすめです。
また、この保険は自動付帯ですので、dカード GOLD以外の支払い方法で旅行代金を拠出した場合も補償を受けることができます。
旅行に行く機会が多い人で、ドコモユーザーであれば利用金額によって年会費実質無料で高額な旅行傷害保険を受けることができるので、非常にメリットがあります。
さらにdカード GOLDは家族カードを1枚無料で発行でき、家族カード会員は本会員と同様に空港ラウンジを無料で使うことができます。
クレジットカードの利用が年間100万円以上の人
クレジットカードの利用が年間100万円以上の人は、年間利用特典を受けることが可能です。
100万円以上利用すると、11,000円相当のクーポンを受け取ることができ、dカード GOLDの年会費に相当する特典を受けられます。
クレジットカードの年間利用額が100万円以上で「dカードとdカード GOLDのどちらがよいか悩んでいる」という方は、年間利用特典によって実質的な年会費負担がゼロになるのでdカード GOLDを選択するのがよいでしょう。
⇒dカード GOLDの詳しいメリットと年会費の元を取る方法はこちら
以上のことからdカード GOLDはドコモユーザーの人、旅行に行く機会が多い人、クレジットカードの年間利用額が高い人におすすめです。
dカードとdカード GOLDはどちらを選ぶべき?3つのチェックポイント
dカードよりdカード GOLDの方がポイント還元や付帯サービスが充実していますが、「年会費が11,000円もかかるので、本当にdカード GOLDが自分に向いているか不安」という方も多いのではないでしょうか?
11,000円もの年会費を支払っても、無駄なく効率的にポイントを貯めるためには次のような点をチェックしましょう。またdカードからのグレードアップを検討している方も、次のポイントをチェックしてください。
dカードとdカード GOLDを検討する際のポイント
- ドコモのケータイ利用料金
- 旅行に行く頻度
- クレジットカードの年間利用額
dカードとdカード GOLDのどちらを選ぶべきなのか、3つの視点から詳しく解説していきます。
1:ドコモのケータイの利用料金はいくらか?
月額の利用料金が9,170円以上(年間11万円以上)の人はdカード GOLDが向いています。
ドコモケータイやドコモ光の利用料金は、dカードとdカード GOLDのどちらを選択するか判断する上で重要なポイントのひとつです。
dカード GOLDは、ドコモのケータイまたはドコモ光の利用金額の税抜金額に対し10%のポイント還元を受けることができます。
そのため、月額の利用料金が9,170円以上(年間11万円以上)で、年間11,000ポイントの還元を受けることが可能です。
dカード GOLDは年会費が11,000円ですので、少なくとも年会費分のポイントが還元されるのでdカード GOLDを選択しても経済的なデメリットは少ないでしょう。
まとめ
- ドコモ以外の携帯キャリア、携帯・スマホ代が高くない人
⇒dカード - ドコモのスマホユーザで、月9,170円以上のケータイ利用料がある(スマホ機種代を除く)
⇒dカード GOLD
2:旅行に行く頻度はどうか
旅行によく行くという人はdカード GOLDが向いています。dカード GOLDは海外旅行傷害保険が1億円、国内旅行傷害保険が5,000万円など、旅行傷害保険が非常に充実しているためです。
dカード | dカード GOLD | |
---|---|---|
海外旅行傷害保険 | 2,000万円 | 1億円 |
国内旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 1,000万円 | 5,000万円 |
利用付帯or自動付帯 | 利用付帯(29歳以下限定) | 海外旅行傷害保険:自動付帯 国内旅行傷害保険:利用付帯 |
旅行に行く頻度が多い人は補償金額が多いdカード GOLDの方が向いています。
他方、dカードは補償される年齢が29歳と限定されており補償額も少なくなっています。それほど旅行傷害保険が必要ない場合には、年会費無料のdカードでも十分対応できます。
まとめ
- 旅行をあまりしない人
⇒dカード - 国内・海外旅行に行く人、空港ラウンジを使いたい人
⇒dカード GOLD
3:年間のカード利用額はどのくらいか?
クレジットカードの年間利用額によっても、dカードとdカード GOLDのどちらが向いているか変わってきます。
dカード GOLDは年間100万円以上利用すると、次のような特典を受け取ることができます。
- 100万円(税込)以上:11,000円相当のクーポン
- 200万円(税込)以上:22,000円相当のクーポン
dカード GOLDでの利用金額が年間100万円以上になるのであれば、上記の年間利用特典だけでもの年会費のもとを取ることが可能です。
年間100万円以上利用すれば実質的に年会費は無料ですので、積極的に利用特典を活用するとよいでしょう。
まとめ
- メインカードは他に持っている人、クレジットカードをあまり使わない人
⇒dカード - メインカードとして使いたい人、家賃など大きな支払いをクレジットカードでしたい人
⇒dカード GOLD
dカードとdカード GOLDの8つの比較ポイント
ここからはdカードとdカード GOLD違いを8つのポイントに分けてより詳しくご紹介します。
- 年会費
- ポイント還元
- ケータイ補償
- 利用特典
- 付帯サービス
- ETCカードや家族カード
- 入会特典
- 審査基準
1.年会費
dカードとdカード GOLDは年会費で大きな違いがあります。年会費が無料のdカードに対して、dカード GOLDは年会費が11,000円(税込)発生します。dカード、dカード GOLDともに基本のポイント還元率は1%と、比較的高い還元率を誇っています。
「年会費無料のクレジットカードがよい」という方はdカードの方が向いているでしょう。
ただし、dカード GOLDは使い方によっては、11,000円以上のメリットを受けられる場合があります。
dカード GOLDへの入会を検討している方は、自分がどのような還元やサービスを受けることができるのかを把握した上で、最適なカードを選択するのがよいでしょう。
2.ポイント還元
また、dカード GOLDはドコモのケータイまたはドコモ光の利用金額の10%という超高還元率でポイント還元を受けることが可能です。例えば毎月のケータイ料金が10,000円であれば1,000円ものポイント還元を受けることができ、十分に年会費をペイできます。
ドコモユーザーの方にとって、dカード GOLDは非常に大きなメリットがあるクレジットカードと言えるでしょう。
3.ケータイ補償
dカードはドコモの携帯電話が壊れた際に補償を受けることができますが、dカードとdカード GOLDでは補償の内容も大きく異なります。
dカードは「購入から1年間最大1万円」、dカード GOLDは「購入から3年間最大10万円」となっています。
高額なスマホでもdカード GOLDであれば最大10万円もの補償を受けることができるので、購入するスマホの金額などに応じて最適なカードを選択するのもよいでしょう。
4.利用特典
ahamoを契約しているdカードもしくはdカード GOLDユーザーは、携帯電話料金の支払い方法にdカードを設定することで、「dカードボーナスパケット特典」として毎月のデータ容量が増量されます。
増量されるデータ容量は、それぞれ次の通りとなっています。
- dカード:パケット+1GB/月(ahamo)
- dカード GOLD:パケット+5GB/月(ahamo)
dカードとdカード GOLDの増量されるデータ容量
ahamoのパケット追加料金は、1GBあたり500円(税込550円)となっています。
dカード GOLDユーザーであれば支払い方法をdカード GOLDに設定するだけで5GBも追加されるので、これだけで2,750円分ものメリットがあります。
5.付帯サービス
dカードとdカード GOLDでは、海外旅行傷害保険等の付帯サービスでも違いがあります。
- dカード
海外旅行傷害保険:最高2,000万円国内旅行傷害保険:最高1,000万円
(補償対象者29歳以下) - dカード GOLD
海外旅行傷害保険:最高1億円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
dカードとdカード GOLDの保険付帯サービス
また、dカード GOLDは国内の主要空港やホノルルなどの空港ラウンジを無料利用できるので、海外旅行に行く機会が多い人にもおすすめです。
6.ETCカードや家族カード
dカードやdカード GOLDにはETCカードなどの追加カードを付帯させることができます。
dカード GOLDはETCカードの年会費が無料ですが、dカードは初年度無料で2年目以降はETCカードの利用がなければ年会費550円(税込み)がかかります。
また家族カードに関しては、dカードは年会費無料なので家族カードも年会費無料で発行できます。一方のdカード GOLDは家族カード1枚までは年会費無料で発行できます。家族カードでも本会員と同様に空港ラウンジの無料利用ができるので、家族がいる場合は家族カードを1枚発行しておくと良いかもしれません。
7.入会特典
dカード、dカード GOLDともに入会特典が付帯されています。
dカードは「入会&利用で最大6,000ポイントプレゼント」、dカード GOLDは「Web新規入会&各種設定&利用&抽選&要Webエントリーで合計最大20,000ポイントプレゼント(11月30日まで)」という特典があります。
ただしdカード、dカード GOLDともに、入会するだけでなく利用しなければ特典を受けることができないので注意しましょう。
8.審査基準
dカード、dカード GOLDともに、入会にあたり審査が行われます。ただし、申込条件が次のように異なるので、審査難易度も異なるものと考えられます。
- dカード:満18歳以上であること(高校生を除く)
- dカード GOLD:満18歳以上(高校生を除く)で、安定した継続収入があること
dカードとdカード GOLDの審査基準
dカード GOLDは「安定した継続収入があること」という条件がついているため、基本的にある程度収入が安定した人でないと審査に通過できる可能性が低いと考えた方がよいでしょう。
dカード GOLDの方が審査難易度は高くなっています。非正規社員など収入が不安定な方はdカードを申し込んだ方が無難でしょう。
dカードとdカード GOLDは、どちらもdポイントを貯めやすいクレジットカードです。
dカード GOLDは年会費がかかりますが、ドコモユーザーにとってはポイント還元やケータイ補償、パケット追加(ahamo)などの点において大きなメリットがあります。
それぞれのカードの違いをよく理解し、年間のケータイ利用額やクレジットカードの利用額に応じて最適なカードを選択しましょう。