クレジットカード
PayPayとd払いどっちがお得?徹底比較からわかった併用と使い分けのポイント

「PayPayとd払いはどっちがお得に使える?」
編集部でPayPayとd払いのポイント還元率や利便性などの基本機能を徹底比較をしたところ、総合評価はPayPayの方がお得で使いやすいという結果になりました。
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総合評価は「PayPayの方がお得で使いやすい」という結果でしたが、ポイントの貯め方や生活スタイルによってはd払いもお得に利用できます。二つの違いや強みを確認して、最適な方法を選びましょう。
ふるさと納税やキャンペーンで一度にポイントを貯めたい人 | ![]() |
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ふだんの買い物でコツコツポイントを貯めたい人 | ![]() |
請求書払いや送金などの支払い機能をよく利用する人 | ![]() |
ドコモやd払いを利用している人 | ![]() ![]() |
\使い分けてお得を両取り/
PayPayとd払いを連携することはできませんが、利用シーンに応じて使い分けて併用すれば、お得の両取りをすることができます
*表示価格はすべて税込です。*比較結果は2023年9月時点のものです。
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
気になる内容をクリック
PayPayとd払いの総合評価を比較表でチェック!併用する使い分けポイントがわかる

PayPayとd払いについて各項目ごとに得点をつけて比較したところ、総合評価としてPayPayの方が上という結果になりました。
比較項目 | ![]() |
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ポイントを貯める 詳しく見る >> |
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ふるさと納税 詳しく見る >> |
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加盟店数 詳しく見る >> |
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チャージ&支払い 詳しく見る >> |
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上限金額 詳しく見る >> |
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請求書払い 詳しく見る >> |
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出金と送金 詳しく見る >> |
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支払いシミュレーション 詳しく見る >> |
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*比較項目を◎5点、〇3点、△1点、×0点で計算
\注目ポイント/
ふだん使いではd払いの方がポイントが貯めやすい
総合評価の点数はPayPayの方が高いのですが、最大ポイント還元率を実現するための条件は、d払いのほうが達成しやすいです。
それではPayPayとd払いの特徴や強みを確認していきましょう。
PayPayとは

PayPayの特徴
- 利用者数業界トップ *
- ポイント還元キャンペーンの開催が豊富
PayPayは、ソフトバンクとZホールディングスの連結子会社であるPayPay株式会社が運営しています。
最大30%のポイント還元や自治体とコラボしたキャンペーンなどを頻繁に開催していることは、ユーザーにとってうれしい特徴です。
また、請求書払いやグループ支払いなど機能面の利便性も長けています。
d払いとは

d払いの特徴
- dポイントの三重取りが可能
- ドコモユーザーだと使える機能が多い
d払いは株式会社NTTドコモが運営しています。
d払いはドコモユーザー以外も利用できるうえ、dカード以外のクレジットカードでも連携ができます(VISA、Mastercard、American Express、JCBのマークが入っていれば可能)。なお、d払いにdカードを設定するとポイント還元率がプラス0.5%になります。
毎週金・土曜日に開催しているイベント「d曜日」は、ネット限定の買い物の際に「d払い」を選択するだけで、dポイントを最大4.0%獲得することができます。

d払いも改悪と呼ばれる変更はあります。最近のもので言うと最大2.5%還元される「ステップボーナス」が2023年8月で終了しました。
細かい部分で変更が出ているので、今後も注視したいところです。
PayPayとd払いのポイントの貯まり方の違いを比較

比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
還元率 | 0.5〜2.0% |
0.5〜2.0% |
最大還元率2%の条件 | 条件4つ 年会費税込11,000円のPayPayカード ゴールドを利用する |
条件3つ 年会費無料のdカードを利用する |
ポイント二重取り・三重取り | 不可 |
可能 |
キャンペーン頻度 | 多い |
やや少ない |
キャンペーンの還元率 | 高い |
やや低い |
評価の合計得点 |
PayPayとd払いのポイント最大還元率やキャンペーン還元率に得点をつけて比較したところ、d払いの方がポイントが貯めやすいという結果になりました。
1.PayPayとd払いのポイント最大還元率の違いを比較

ここで注目したいのは、d払いは年会費無料のdカードで最大還元率2.0%を達成できるところです。
ポイント還元率はPayPayとd払いどちらも0.5~2.0%と同じですが、d払いはクレジットカードの年会費をかけずにポイントの最大還元率を引き出すことができるのです。
\d払いが最大還元率を達成しやすい理由/
PayPayは年会費11,000円のPayPayカード ゴールドの利用が条件なのに対して、d払いは年会費無料のdカードで良い
2.PayPayとd払いのポイント二重・三重取りの違い
キャッシュレス決済の普及が進むにつれて、ポイントの二重・三重どりというワードを当たり前に耳にするようになりました。
d払いは「dカード」を利用すればポイントの三重取りができますが、PayPayは「PayPayカード」を利用しても二重取りや三重取りはできません。
PayPayはポイントの二重・三重取りができない

PayPayカードを利用してもポイントの二重・三重取りはできませんが、ポイントプログラムの「PayPayステップ」の条件を満たせば、還元率をアップすることはできます。
PayPayの還元率アップの方法
支払い方法をクレジット(旧あと払い)に指定し、「PayPayステップ」の利用条件を達成すると還元率アップ
支払い方法 | 基本ポイント還元率 | 200円以上の決済30回以上&10万円以上/月 | 最大還元率 |
---|---|---|---|
残高払い | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
クレジット(旧あと払い) |
|
0.5% | 2.0% |
支払い方法は残高払いとクレジット(旧あと払い)の2種類があり、クレジットだとポイント還元率最大2.0%です。
ただし、200円以上の決済を前月30回以上、かつ前月累計10万円以上の決済が条件になるため、利用頻度が低い人には向いていません。
また、年会費11,000円のPayPayカード ゴールドも必要になります。この条件が達成できない場合、還元率は1.0%になります。
残高払いとは
残高払いとは、PayPayカードや銀行口座などから、PayPayに事前にチャージしたお金で支払うことです。
クレジット(旧あと払い)とは
クレジット(旧あと払い)とは、事前チャージなしでPayPayを利用して支払うことです。支払った代金は、紐付けされたPayPayカードまたはPayPayカード ゴールドの利用料金と一緒に口座から引き落とされます。
d払いはポイントの二重・三重取りができる

基本還元率0.5%+dカード払い特典0.5%+dポイントカード提示1.0%*=2.0%
*dポイント加盟店、かつ還元率+1.0%の店舗の場合d払いは支払い方法にdカードを設定し、支払う際にでdポイントカードを提示(dポイント加盟店)すると、ポイントの三重取りが可能です。
ドコモユーザーかどうかに関係なく、dカードとdポイントカード(アプリまたはカード)があれば、最大還元率2.0%を達成できます。
dカードとdポイントカードは発行・年会費ともに無料のため、お金をかけずにポイントの還元率を上げることが可能です。
ただしd払いには「PayPayステップ」のような、利用すればするほど還元率が上がる、という制度はありません。d払いの「ステップボーナス」は2023年8月で終了しました。
3.PayPayとd払いのキャンペーン頻度と還元率の違い
比較項目 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
キャンペーン頻度 | 店舗や自治体とコラボしたキャンペーンを頻繁に開催 |
定期開催のキャンペーンが主 |
キャンペーンの還元率 | 最大30%のキャンペーンもある |
定期開催の「d曜日」で最大4.0% |
PayPayとd払いのキャンペーン頻度や還元率を比較したところ、PayPayの方がキャンペーンの回数や最大還元率が高いという結果が出ました。
PayPayは店舗や自治体とコラボしたキャンペーンを開催しているほか、還元率30%のキャンペーンを開催することもあります。
d払いは不定期開催のキャンペーンがあるものの、PayPayに比べると回数が少ない印象です。
それではPayPayとd払いのキャンペーンについて、詳しく見ていきましょう。
PayPayのキャンペーン
PayPayの特徴は、キャンペーンによるポイント還元です。下記のとおり、過去に自治体や店舗とコラボして頻繁にポイント還元キャンペーンをおこなっています。
キャンペーン名 | キャンペーン内容*1 | 実施期間*2 |
---|---|---|
7NOWで最大20%戻ってくるキャンペーン!第6弾 | セブン-イレブンの宅配サービス「7NOW」をPayPayで支払うと最大20%ポイント還元 | 2023年8月1日00:00~2023年8月31日23:59 |
キャッシュレスで墨田区のお店を応援しよう!キャンペーン |
|
2023年8月19日~2023年9月30日 |
安城市 お買い物応援キャンペーン プレミアムポイント還元マラソン | 対象店舗で最大25%ポイント還元 | 2023年8月1日~2023年8月31日 |
家計を応援!東大阪市キャッシュレスdeハッピーポイントキャンペーン | 対象店舗で最大20%ポイント還元 | 2023年8月1日~2023年8月31日 |
中心市街地の対象店舗で最大20%ポイント付与! 都城商工会議所まちなか回遊キャンペーン(第2弾) | 対象店舗で最大20%ポイント還元 | 2023年8月1日~2023年8月31日 |
PayPayはd払いよりもキャンペーンの頻度や対象店舗が多く、キャンペーンでの還元率が高いです。各自治体のキャンペーンは事前に告知されるため、うまく利用すればお得に買い物できるでしょう。
d払いのキャンペーン

d払いは、毎週金・土曜日開催のネット限定キャンペーン「d曜日」で、dポイントが最大4.0%貯まります。
不定期開催のキャンペーンはPayPayに比べると少ないものの、「d曜日」は定期開催のため計画的にお得な買い物をすることができます。
5,000円分ネットで買い物した場合
基本ポイント:5,000円×0.5%=25ポイント
dカードポイント:5,000円×0.5%=25ポイント
d曜日ポイント:5.000円×3.0%=150ポイント
合計:200ポイント
ポイントの二重取りに加え、d曜日ポイントも付与されるため、200ポイントも貯まります。d払いでネットショッピングするなら、週末の金・土曜日がお得です。
PayPayとd払いのふるさと納税について違いを比較

比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
お得なふるさと納税サイト | ふるさとチョイス |
|
お得なキャンペーン | 「PayPay祭」と「5のつく日」が重なった日がおすすめ |
「d曜日」がおすすめ |
評価の合計得点 |
PayPayとd払いのふるさと納税について比較したところ、PayPayの方が上という結果になりました。
PayPayは複数のキャンペーンを狙って寄付をする
Yahoo!ショッピングには「5のつく日」や「ボーナスストア」などのキャンペーンが実施されており、PayPayを利用してそのタイミングで寄付するとお得になります。
例えば「5のつく日」の場合、下記内容の還元を受けられます。
キャンペーン | 条件 | 獲得内容 |
---|---|---|
5のつく日(5日・15日・25日) |
|
還元率4.0%分のヤフーショッピング商品券 |
そのほかにも不定期ではありますが、キャンペーンがいくつかあります。
ヤフーショッピングのキャンペーン
- ボーナスストア(毎日開催*)…対象ストアにて+5.0%またはポイント10.0%還元*対象ストアは不定期で変わります。
- 肉の日キャンペーン(29日開催)…+3.0~5.0%ポイント還元
- 買う!買う!サタデー(土曜日不定期開催)…+4.0%ポイント還元
キャンペーンの有効活用
「PayPay祭」+「5のつく日」+不定期キャンペーン
d払いは「d曜日」を狙って寄付をする
d払いの場合は、金・土曜日にネット限定で開催されるキャンペーン「d曜日」にふるさとチョイスで寄付すると、最大4.0%ポイントが還元されます。
また、過去には「d払い×ふるさと納税キャンペーン」が実施されているので、寄付をする際にはキャンペーンがおこなわれていないか事前に確認しましょう。
キャンペーン実施期間中にふるさとチョイスサイトまたはd払い(ネットショッピング)ふるさとチョイスで1回10,000円以上d払いでご利用いただいた方のなかから抽選でdポイント(期間・用途限定)をプレゼント!
引用元:d払い×ふるさと納税キャンペーン
PayPayとd払いの加盟店数の違いを比較

比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
加盟店数 | 410万ヵ所超*1 |
448万ヵ所*2 |
評価の得点 |
*1 2023年3月時点 *2 ポイント・iD・d払い決済(コード決済およびネット決済)利⽤可能箇所の合計のデータ(2022年時点)です。
PayPayとd払いの加盟店数については、d払いのほうが高評価です。
集計した時期や母数の基準が異なるため一概にはいえませんが、d払いは近年かなり加盟店数を増やしています。
また、d払いはドコモユーザーかどうかに関係なくポイントの三重取りができるため、今後も加盟店が増えるとなると、d払いの利便性は高くなるでしょう。
出典:「d ポイント」「d 払い」加盟店が拡大 出典:「PayPay」が実施した主な取り組みと、それに伴う主要指標の推移について(2021年度下期)
公式で加盟店を確認
PayPayとd払いの残高へのチャージ方法と支払い方法の違いを比較
比較項目 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
連携できるクレジットカード | VISA、Mastercardのクレジットカード ※2025年1月からPayPayカードのみ |
VISA、Mastercard、American Express、JCBのクレジットカード |
キャリア決済 | 毎月初回のみ手数料無料 |
手数料無料 |
コンビニ・ATMの種類 | 2種類 |
1種類 |
残高の種類 | わかりやすい |
複雑 |
評価の合計得点 |
PayPayとd払いの残高へのチャージ方法と支払い方法については、d払いの方が評価の得点が上という結果になりました。
ただし、連携できるクレジットカードが限定されていない今、キャリア決済を利用しないのであれば、PayPayのほうが便利でしょう。
キャリア決済とは
ケータイ料金と合算して支払う方法
- PayPayとd払いの連携できるクレジットカード
- PayPayとd払いのキャリア決済
- PayPayとd払いのコンビニ・ATMの種類
- PayPayとd払いの残高の種類
チャージ方法と支払い方法の比較項目
1.PayPayとd払いの連携できるクレジットカード
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---|---|---|
2023年9月時点 | VISA、Mastercardのクレジットカード |
VISA、Mastercard、American Express、JCBのクレジットカード |
2025年1月以降 | PayPayカードのみ |
2023年9月時点では、PayPayとd払いの連携できるクレジットカードに関して大きな差はありません。
2025年1月以降にPayPayは大きな制限がかかるので、利用者数業界トップと言われているPayPayの利用者が、他のコード決済に流れていく可能性もあります。
2.PayPayとd払いのキャリア決済
比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
キャリア決済 | 毎月初回のみ手数料無料 |
手数料無料 |
PayPayとd払い、どちらもケータイ料金と合算して支払うキャリア決済は可能です。
d払いは、月々のドコモのケータイ料金と一緒に支払っても手数料がかかりません。
しかし、PayPayは毎月初回のチャージのみ手数料無料で、2回目以降のチャージでは2.5%の手数料が発生します。
例えば「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」によるPayPay残高へのチャージに設定した場合、10,000円チャージすると手数料が250円かかります。
10,000円×2.5%=手数料250円
なお、PayPayは残高払いではなく、クレジット(旧あと払い)設定のほうがポイント還元率が良いため、ポイント還元率を重視するのであれば、キャリア決済ではなくクレジット(旧あと払い)の方がポイントが貯まります。
3.PayPayとd払いのコンビニ・ATMの種類
比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
コンビニ・ATMの種類 | 2種類 ・セブン銀行 ・ローソン銀行 |
1種類 ・セブン銀行 |
手数料 | 無料 |
無料 |
PayPayはd払いよりも利用できるATMの選択肢が多いため、コンビニやATMでの現金チャージならPayPayのほうが便利です。
PayPayとd払いともに、手数料なしで現金チャージが可能ですが、PayPayはクレジット(旧あと払い)設定、d払いはdカード支払いの方がポイント還元があるのでお得に利用できます。
PayPayにチャージするチェックポイント
- 税金(固定資産税・住民税・自動車税等)の支払いのためにチャージする場合は、事前にアプリ内での本人確認が必要
- PayPayアプリの「近くのお店」をタップすると、地図上にチャージ可能な銀行ATMのマークが表示される
4.PayPayとd払いの残高の種類
比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
残高の種類 | わかりやすい |
複雑 |
PayPayは残高の種類が3種類、d払いはドコモユーザーかそうでないかによって2〜4種類あって複雑なため、PayPayのほうが扱いやすいでしょう。
PayPayとd払いの残高の種類を詳しく見ていきましょう。
PayPayの残高の種類
PayPayは残高の種類が3種類あり、保有上限金額や使える機能が異なります。
PayPayマネー | PayPayマネーライト | PayPayポイント | |
---|---|---|---|
本人確認 | 必要 | 不要 | 不要 |
出金(払い出し) | 〇 | × | × |
自治体へ請求書払い(税金*1など) | 〇(クレジット(旧あと払い)も可*2) | × | × |
請求書払い(税金以外) | 〇 | 〇 | 〇 |
送る・受け取る機能 | 〇 | 〇 | × |
有効期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
保有上限 | 100万円 | 100万円 | なし |
PayPayは本人確認をおこなうだけで出金と自治体への請求書払いが可能になります。
また、PayPayは本人確認済みのユーザーのみが参加できるキャンペーンもあるので、本人確認は汎用性とお得さの両面から見ても、おこなって損はないと言えます。
d払いの残高の種類
d払いには残高の種類が2種類あり、さらにドコモユーザーかそれ以外のユーザーかによって利用できる機能が異なります。
d払いの残高の種類
- 現金バリュー…本人確認必要、有効期限なし
- プリペイドバリュー…本人確認・有効期限なし
PayPayと同じく、d払いも本人確認をすると利用できる機能が増えます。
- ドコモユーザー(本人確認済)
- ドコモユーザー以外(本人確認済)
- ドコモユーザー(本人確認なし)
- ドコモユーザー以外(本人確認なし)
機能の多い順番
チャージ | セブン銀行ATM | |||
---|---|---|---|---|
銀行 | チャージ | |||
オートチャージ | ||||
決済 | d払い残高からの支払い*1 | |||
出金 | 銀行口座 | |||
セブン銀行ATM | ||||
ケータイ料金充当 | ||||
受け取り | 他ユーザーからの受け取り | |||
連携サービス等提供者からの受け取り*2 | ||||
送金 | 他ユーザーへの送金 | |||
連携サービス等提供者への送金*2 |
つづきを見る
閉じる
チャージ | セブン銀行ATM | |||
---|---|---|---|---|
銀行 | チャージ | |||
オートチャージ | ||||
決済 | d払い残高からの支払い*1 | |||
出金 | 銀行口座 | |||
セブン銀行ATM | ||||
ケータイ料金充当 | ||||
受け取り | 他ユーザーからの受け取り | |||
連携サービス等提供者からの受け取り*2 | ||||
送金 | 他ユーザーへの送金 | |||
連携サービス等提供者への送金*2 |
つづきを見る
閉じる
・プリペイドバリュー
・マイナポイント付与を対象としてチャージされた「d払い残高」 *2送金または受け取りについて本サービスを利用することを含む規約を連携サービス等提供者と契約し、当該連携サービス等提供者が定める本サービスの利用にかかわる条件を満たしている場合に限ります。
出典:d払い残高|d払い
本人確認はマイナンバーカードをスマートフォンで読み取るか、または写真撮影と本人確認書類で本人確認をおこなうかの2種類です。
作業は数分で完了するため、他ユーザーへの送金や受け取りなど、d払いで便利な機能を使いたいなら本人確認を済ませておきましょう。
PayPayとd払いの上限金額の違いを比較

比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
支払い時の上限金額 |
|
|
チャージ上限金額 |
|
|
評価の合計得点 |
PayPayとd払いについて支払い時とチャージの上限金額を比較したところ、PayPayのほうが高評価という結果になりました。
- PayPayとd払いの支払い時の上限金額
- PayPayとd払いのチャージ上限金額
上限金額の比較項目
1.PayPayとd払いの支払い時の上限金額
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|
---|---|---|
1日何回/上限金額 | 制限なし/50万円 |
制限なし/dカードの利用可能額 |
月何回/上限金額 | 制限なし/200万円 |
制限なし/dカードの利用可能額 |
d払いはdカードによる支払いであれば、dカードの利用可能枠に応じて上限が変動します。
PayPayは過去24時間の1回あたりの決済金額の上限が50万円と決められていますが、dカード自体の利用可能枠は審査によって異なるため、一概にPayPayの上限金額設定が厳しいとはいえません。
PayPayとd払いの詳しい支払い上限金額を確認していきましょう。
PayPayの支払い時の上限金額
過去24時間 | 過去30日間 | |
---|---|---|
PayPay(残高) | 50万円 | 200万円 |
クレジット(旧あと払い)※本会員 | 50万円 | 200万円 |
PayPayは、残高とクレジット(旧あと払い)の過去30日間の累計上限金額が200万円です。ただし、過去24時間の累計上限金額は50万円です。
d払いの支払い時の上限金額
残高の受け入れ上限金額 | 100万円/月 |
---|---|
dカードによる支払い上限金額 | dカードの利用可能額/月 |
dカード以外のクレジットカードからの支払い上限金額 |
|
dカードによる支払い上限金額に関しては、審査によってdカードは最高100万円、dカード ゴールドは最高300万円の利用可能枠が設定可能です。
2.PayPayとd払いのチャージ上限金額
比較項目 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
チャージ上限金額 |
|
|
PayPayのほうがチャージ上限金額の自由度が高く、d払いは1回で10万円を超える支払いができません。
過去24時間 | 過去30日間 | |
---|---|---|
銀行口座、クレジット(旧あと払い)、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM | 50万円 | 200万円 |
PayPayは、チャージ時の過去30日間の累計上限金額が200万円です。
銀行口座、セブン銀行ATM | 1,000円~10万円/回 | 10万円/日 | 30万円/月 |
---|
d払いはPayPayよりもチャージ時の上限金額が低く、1回あたり、1日あたりなど細かく決められています。
使用回数の制限はありませんが、チャージ残高から支払いをする場合は、日常の買い物程度の支払いが向いているでしょう。
PayPayとd払いの請求書払いの違いを比較

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---|---|---|
支払い方法 | 残高払いとクレジット(旧あと払い)どちらも可能 |
残高払いのみ |
支払い日時の予約 | 可能 |
不可 |
評価の合計得点 |
PayPayとd払いについて請求書払いの支払い方法と支払い日時の予約は、PayPayのほうが高評価という結果になりました。
請求書払いとは
電気・ガス料金などの公共料金をはじめ、請求書(払込票)に記載されたバーコードをアプリ(PayPayやd払いなど)で読み取ることで、コンビニへ行かなくても支払える決済方法です。
- 残高払いを利用した請求書払い
- 支払い日時を設定して予約する請求書払い
請求書払いの比較項目
1.残高払いを利用した請求書払い
比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
支払い方法 | 残高払いとクレジット(旧あと払い)どちらも可能 |
残高払いのみ |
PayPayの請求書払いは下記のとおり、残高払いとクレジット(旧あと払い)どちらも利用可能ですが、d払いは残高払いのみ可能です。
税金 | 税金以外*1 | ||
---|---|---|---|
残高 | PayPayマネー | ||
PayPayマネーライト | |||
PayPayポイント | |||
クレジット(旧あと払い) |
請求書払いはPayPayステップの利用回数としてはカウントされるので、PayPayステップの条件達成を狙うのであればクレジット(旧あと払い)に設定しましょう。
反対に、d払いは事前にチャージが必要で、請求書払いはポイント付与対象外です。
2.支払い日時を設定して予約する請求書払い
比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
支払い日時の予約 | 可能 |
不可 |
PayPayは、支払い日時を設定して予約可能ですが、d払いはその場の支払いのみで、予約はできません。
PayPayは請求書(払込票)が手元に届いたらまとめて支払い予約ができるため、払い忘れを防げます。
PayPayとd払いの出金と送金の違いを比較

比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
出金手数料 | PayPay銀行なら0円 |
みずほ銀行なら1回目のみ110円 |
グループ支払い機能 | あり |
なし |
評価の合計得点 |
PayPayとd払いの出金手数料と送金の機能面については、PayPayのほうが高評価という結果になりました。
- PayPayとd払いの出金手数料と機能
- PayPayとd払いのグループ支払い機能
出金と送金の比較項目
1.PayPayとd払いの出金手数料と機能
比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
出金手数料 | ||
出金上限金額 | 50万円/24時間 |
|
出金のスケジュール |
PayPayは、PayPay銀行への出金なら手数料が0円、他銀行でも100円と安めです。また、出金上限金額は1日50万円までと高額のため、d払いよりも自由度が高いといえるでしょう。
出金のスケジュールについても、PayPay銀行であれば即時反映されます。ただし、出金はPayPayマネーのみ可能なため、本人確認が必要です。
2.PayPayとd払いのグループ支払い機能

PayPayには、割り勘に便利な「グループ支払い」の機能があります。
グループを作成後、トータル金額を入力すると、それぞれの請求金額を個別に設定できます。すべての入力が完了するとグループメンバーに通知がいき、支払う仕組みです。
また定期支払いの機能もあり、家族へのお小遣いを管理する手段としても使えます。
一方d払いは、1回ごとの送金のみの対応になり、割り勘できる機能はありません。利用者数もPayPayのほうが多いため、送金に関してはPayPayが使いやすいでしょう。
出典:PayPayが実施した主な取り組みと、それに伴う主要指標の推移について(2022年度下期)|PayPay 出典:d払い、5年でユーザー数 5,000 万人を突破
PayPay・d払いどちらがお得?支払いシミュレーション

比較項目 | ![]() |
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---|---|---|
利用するクレカ/還元率 | 年会費無料のPayPayカード/ 1.5% |
年会費無料のdカード/ 2.0% |
10万円あたり貯まるポイント | 還元率1.5%
|
還元率2.0%
|
評価の合計得点 |
*1 前月クレジット(旧あと払い)で200円以上の決済を月30回以上&月累計10万円を支払った場合 *2 200円ごとにポイントが付与されるため、10万円分すべてに対してポイントが貯まるわけではありません。 *3 支払い方法をdカードに設定&dポイントカードを提示して支払った場合(ドコモ(ahamo)ケータイの利用料金とドコモ光の月額料金含む) *4 支払い方法をdカードに設定&dポイントカードを提示して支払った場合
PayPayとd払い、それぞれ年会費無料のクレジットカードを利用する条件の還元率でポイントシミュレーションをおこなった結果、d払いのほうがポイントが貯まりやすいという結果になりました。
1.PayPayの場合
支払った額/月 | 還元率1.5%で貯まるポイント |
---|---|
10万円 | 1,500ポイント |
*200円以上/回の決済
上記シミュレーションにおいてPayPayでは、月に1,500がポイント貯まります。
ただし、PayPayポイントは200円ごとに付与されるため、実際は1,500ポイントを下回るでしょう。下記表は、単純に10万円に対して還元率1.5%でシミュレーションして出したものです。
200円ごとに付与は、例えば1,300円の支払いだと100円分のポイントが付きません。
2.d払いの場合
支払った額/月 | 貯まるポイント | |
---|---|---|
還元率2.0% | 10万円 | 2,000ポイント*1 |
ドコモ/ahamo ケータイ利用料金 |
8,000円 | 80ポイント |
ドコモ光 | 1ギガ タイプA:4,400円 | 40ポイント |
合計 |
|
上記シミュレーションにおいてドコモ(ahamo)ユーザーの場合、月に2,120ポイントが貯まります。
ドコモユーザーでない場合でも、10万円の支払いに対して還元率2.0%だと2,000ポイントが貯まります。
PayPayとd払いにまつわるよくある質問

PayPayとd払いにまつわるよくある質問をまとめました。
- d払いからPayPayにチャージや送金はできる?
- PayPayとdポイントの二重取りをする方法は?
- ドコモケータイ払い(電話料金合算払い)でPayPayにチャージできる?
- ドコモのケータイ料金の支払いにPayPayは使える?
- PayPayとd払いは連携できる?
- PayPayとd払いは併用できる?
- PayPayフリマでd払いは使える?
- PayPayとd払いはどれくらいマイナポイントがもらえる?
PayPayとd払いにまつわるよくある質問
Q1.d払いからPayPayにチャージや送金はできる?
d払いからPayPayには、チャージや送金はできません。
Q2.PayPayとdポイントの二重取りをする方法は?
PayPayは、ポイントの二重取りができません。
d払いは、d払いとポイントカードの両方に対応している店舗では、dポイントカード提示後にd払いで支払うと、二重取りできます。さらにd払いの支払い方法をdカードに設定すると、ポイントの三重取りが可能です。
Q3.ドコモケータイ払い(電話料金合算払い)でPayPayにチャージできる?
ドコモケータイ払い(電話料金合算払い)で、PayPayにはチャージできません。
Q4.ドコモのケータイ料金の支払いにPayPayは使える?
ドコモのケータイ料金の支払いにPayPayは使えません。ソフトバンクの支払いにd払いを使用することも不可能です。
Q5.PayPayとd払いは連携できる?
PayPayとd払いは連携できません。d払いの支払い方法として、PayPayカードを設定することは可能です。
Q6.PayPayとd払いは併用できる?
半分はd払い、半分はPayPayという支払い方はできません。なお、ポイントとスマホ決済の併用はできます。例えば、1,000円の支払いに対して50ポイント分のdポイントを使い、残り950円分をPayPayで支払うことは可能です。
Q7.PayPayフリマでd払いは使える?
PayPayフリマでd払いは使えません。支払い方法は、PayPayまたはクレジットカードのみです。
Q8.PayPayとd払いはどれくらいマイナポイントがもらえる?
PayPayはPayPayポイント、d払いはdポイントが最大20,000ポイントもらえます。どちらも付与条件は同じのため、今後利用するスマホ決済で申し込みましょう。なお、2023年2月28日までにマイナンバーカードを申請した人が対象です。
付与条件 | 付与ポイント |
---|---|
残高チャージor支払い | 5,000ポイント |
健康保険証としての利用申し込み | 7,500ポイント |
公金受取口座の登録完了 | 7,500ポイント |
申込期間
- PayPay:2023年9月29日*
- d払い:2023年9月30日23:59
詳しくは、PayPay、d払いの各公式サイトをご覧ください。
PayPayとd払い、どちらが便利かつお得なのかについて以下にまとめました。
PayPayとd払いどちらがよいか
- ふるさと納税やキャンペーンで一度にポイントを貯めたい人はPayPay
- ふだんの買い物でコツコツポイントを貯めたい人はd払い
- ポイントよりも機能面重視ならPayPay
- 請求書払いや送金などの支払い機能をよく利用する人はPayPay
- すべてのお得をGETしたい人は使い分けの併用
還元率は両アプリとも同じですが、d払いならお金をかけずにポイントの三重取りができます。ただし、機能面の利便性はPayPayが高いため、自分に必要な機能が使えるかどうかも加味してスマホ決済を選びましょう。
ドコモユーザーやすでにd払いを利用している人は、d払いをメイン利用してPayPayを併用するとお得です。(PayPayとd払いの連携はできません)
“ふるさと納税”や“請求書支払い”などをPayPayに使い分けると、お得の両取りができます。