憧れのブラックカードのおすすめ6選と持つための条件や道のりの実例

ブラックカードとは、クレジットカードの中で最上級ステータスを誇るカードです。
公式ホームページなどから自身で申し込むことができず、カード会社からのインビテーション(招待)があって初めて所持できます。

「いつかはブラックカードを持ちたい!」
「インビテーションを待ち続けているのにこない…」

ブラックカードに憧れ、インビテーションを待ちわびている方に向けて、ブラックカードのメリット・デメリットや、持つための道のりについて解説しています。
実際にブラックカードを所持している方のインタビューもありますので、参考にしてみてください。

ブラックカードの特徴

  • ブラックカードにはコンシェルジュ・サービスなど下位カードにはない豪華な特典が付帯する
  • ブラックカードを持つためには基本的にインビテーションが必要
  • ブラックカードが欲しい人はまず下位のカードを申し込みクレヒス(利用履歴)を磨くのがおすすめ

ブラックカードへの道のりの第一歩となるカード
JCBプラチナ

JCBプラチナ

おすすめポイント

  • プライオリティ・パスで空港ラウンジが無料
  • 旅行傷害保険が国内・海外ともに最高1億円補償(利用付帯)

キャンペーン情報

  • 【プラチナ限定】新規入会&利用で27,500円(初年度年会費)キャッシュバック期間:2023年10月1日~2024年3月31日
  • 新規入会&MyJCBアプリログインでAmazon.co.jpの利用金額20%(最大30,000円)をキャッシュバック期間:2023年12月5日~2024年3月31日
  • 新規入会&MyJCBアプリログインでApple Pay・Google Payの利用金額20%(最大3,000円)をキャッシュバック期間:2023年12月5日~2024年3月31日
  • 家族カード入会で最大4,000円キャッシュバック 期間:2023年10月1日~2024年3月31日
  • お友達紹介キャンペーン!紹介した方もされた方も1,500円キャッシュバック 期間:2023年10月1日~2024年3月31日

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ブラックカードとは?

クレジットカードは、年会費や付帯しているサービスの充実度によってランクやステータスが変わってきます。
その中で、ランク・ステータスの最高峰となるのが、いわゆる「ブラックカード」です。

一般的に、カードのランクやステータスは券面の色や素材で高級感を演出するため、最高ランクのカードは黒色で、素材もメタル製などが多い傾向にあります。カード会社によっては色によるランク順が異なることもあります。

ブラックカードを世界で最初に発行したのはアメリカン・エキスプレス(以下アメックス)で、そのカードを「センチュリオン」といいます。

センチュリオンカードは、アメックスのクレジットカードの中で最高ランク&ステータスに位置します。
その後、他のカード会社も追随し、各社ブラックカードを最高ランクの位置付けで発行しました。

しかし、サービスのクオリティインビテーション(招待)の希少性歴史などの観点から、アメックスのセンチュリオンが最高ステータスと断言できるでしょう。

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おすすめのブラックカード6種

ブラックカードは国際ブランド各社や一部のカード会社から発行されています。
ここでは6種類のブラックカードを紹介します。

アメリカン・エキスプレス センチュリオン・カードはブラックカードの最高峰ステータス

国際ブランド アメックス
入会金 550,000円(税込)
年会費(本会員) 550,000円(税込)
カード素材 金属製メタル
プラスチック
家族会員 配偶者無料
その他4名はプラチナ・カード無料

ブラックカードの代名詞ともいえる最高峰のカードです。
年会費は38万1,000円から55万円へと値上がりします。

一方で券面デザインが、既存のクラシックデザインに加え、アートカードと呼ばれる2種類が追加されます。

JCB THE CLASSはJCBのトップに位置する高級感あふれる一枚

JCB THE CLASS

総合評価

表示しない
年会費 55,000円(税込)
還元率 0.5%~1.5%
国際ブランド jcb
電子マネー
quicpay
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

おすすめポイント

  • 申し込みはインビテーションからのみ可能
  • JCBの最上位カード
  • コンシェルジュデスクでレストランや旅行の手配・予約が可能
  • 「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」で年に1回、豪華なプレゼントあり

※JCBのゴールドランク以上のカードを保有し、一定の条件をクリアした場合にインビテーションが届きます。

日本で唯一の国際ブランド、JCBの最上位に位置するカードです。
JCBがパートナーであるディズニーランド&シーの一般開放のないラウンジが利用できる特典が用意されています。

ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamondはカードに埋め込まれたダイヤモンドが最上級の印

ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamond

総合評価

表示しない
年会費 660,000円(税込)
還元率 2.0%~4.4%
国際ブランド jcb
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

おすすめポイント

  • 申し込みはインビテーションからのみ可能
  • ラグジュアリーカードの最上位カード
  • 券面にダイヤモンドが埋め込まれている
国際ブランド Mastercard
入会金 1,100,000円(税込)
年会費(本会員) 660,000円(税込)
カード素材 メタル
家族会員 無料(4枚まで)

2021年11月に登場しました。
それまでラグジュアリーカードの中ではゴールドが最上位でしたが、現在はこのブラックダイヤモンドが最上位に位置します。
縦型のデザインで、券面左上にダイヤモンドが埋め込まれています。

ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムはダイナースとMastercardの2枚持ちが可能

国際ブランド ダイナースクラブ
入会金 550,000円(税込)
年会費(本会員) 550,000円(税込)
カード素材 メタル
プラスチック
家族会員 無料

2021年に登場しました。
他のブラックカードにはない特徴として、「コンパニオンカード」と呼ばれるカードが年会費無料で付いてきます。

コンパニオンカードとは、ダイナースクラブ会員向けのMastercardのプラチナグレードのステータスを備えた「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を指します。

ダイナースクラブ加盟店ではない場所でも、Mastercard加盟店であればコンパニオンカードを利用できます。また、ポイントはダイナースクラブカードに合算されます。

楽天ブラックカードは"ブラック"の名がつくカードの中では年会費がお手頃な一枚

国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、アメックス
年会費(本会員) 33,000円(税込)
家族会員 無料(2枚まで)

ブラックカードの中では年会費が比較的安くなっています。
そしてプライオリティパスが同伴者2名まで無料で使えるのも魅力でしょう。

スルガ Visa InfiniteカードはVisaブランドでただ一つの「Infiniteカード」

国際ブランド VISA
年会費(本会員) 132,000円 (税込)
家族会員 無料(9枚まで)

VISAブランド最上位のブラックカードです。
VISAといえば三井住友カードですが、VISAの中で最上位にあたるVisa Infiniteカードは、スルガ銀行から発行されています。

あまり知名度は高くありませんが、世界シェアNo.1の国際ブランドの最高峰であることには変わりありません。

ブラックカードのメリット・デメリット

6種類のブラックカードを紹介しましたが、いずれにも共通するメリット・デメリットがあります。

ブラックカードの最大のメリットは高ステータス

メリットをあげればキリがないほどのカードですが、ここでは特に魅力的な点を3つ紹介します。

  1. 最上級のステータス
  2. 豪華なサービス
  3. 利用限度額が大きい

メリット1:最上級のステータス

ブラックカードはクレジットカードの中で最高ランクに位置する最上級ステータスカードです。

自ら申し込みができないインビテーション制であることから、「選ばれた人」しか持てないカードともいえます。

見た目だけでは社会的地位はわかりませんが、ブラックカードを持っているだけで「高ステータス」であることがわかります。

ステータスを重視する方にとっては、これ以上ないメリットでしょう。

メリット2:豪華なサービス

どのブラックカードにも、下位カードにはないサービス、もしくは、より豪華なサービスが付帯します。

その中でも代表的なのがコンシェルジュ・サービスです。
ホテル・航空券・レストランといったあらゆる予約はもちろん、プレゼントの手配、レアな商品の在庫調査まで、多様な依頼に応えてくれます。

ゴールドカードやプラチナカードに備わっている場合もありますが、基本的にブラックカードは専任コンシェルジュとなっているので、会員個人の嗜好を把握してもらうことも可能。
専属秘書を雇った感覚で利用できるのが魅力です。

その他にも以下のようなサービスがあります。

  • プライオリティ・パスの無料利用(同伴者)
  • 高級レストランの優待
  • 会員限定VIPイベントへの招待

一般、ゴールド、プラチナのカードに付帯するすべてのサービスが最上級の対応・クオリティで受けられると考えるとわかりやすいかもしれません。

メリット3:利用限度額が大きい

限度額が大きいと、それだけ高額な買い物が可能になります。
ブラックカードの限度額は個別で設定されることが大多数のようです。
アメックスは他のグレードのカードでも個人で限度額設定が異なっているので、それの拡大版と考えられるでしょう。

他のカードですと、下位カードに設定されている利用限度額を参考にし、それよりは大きい額であると想定することができます。

ブラックカードのデメリットは高額なコスト

デメリットと捉えられる点は大きく分けて2つです。

  1. 入会金・年会費が高額
  2. ポイント還元率は高くない

デメリット1:入会金・年会費が高額

一般〜ゴールドカードでは、入会金が設定されることはほとんどありません。
むしろ、年会費がかかるカードでも、キャンペーンなどで初年度無料になることすらあります。

ですが、ブラックカードは入会金も年会費もケタ外れ。

金額はブラックカードの種類にもよりますが、今回ご紹介した6種類の中では「ラグジュアリーカードMastercard Black Diamond」が入会金110万円と最高額になります。
年会費だけを見ると、センチュリオン、ラグジュアリーカード、ダイナースの55万円が最高額です。
ブラックカードに憧れ、待ちわびている方以外は、インビテーションが来たとしても躊躇してしまう額かもしれません。

ですが、この高額な入会金・年会費が安く感じられるほど、サービスは充実しています。
豪華なサービスをうまく使いこなすことができれば、払ってもよいと感じられるのではないでしょうか。

デメリット2:ポイント還元率は高くない

年会費が高ければ高いほどポイント還元率が高いというわけではありません。
むしろ一般カードと大差ないのが実情です。

ブラックカード保持者に「ポイントを効率的に貯める」というニーズはあまりないのかもしれません。

ブラックカードへの道のりの第一歩となる下位カード

最上級のカードは基本的にすべてインビテーション制となっており、自ら申し込むことはできません。

まずは欲しいブラックカードの下位にあたるクレジットカードに申し込み、クレヒス(利用履歴)を磨きましょう。

ここでは先ほど紹介したブラックカードの下位カードを紹介します。

アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードはセンチュリオンへの道

アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードは、アメックスの中で自ら申し込みができるクレジットカードでは最上級に値します。ブラックカードに近いレベルのサービスを受けることができます。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

総合評価

表示しない
年会費 165,000円(税込)
還元率 0.3〜1.0%※
国際ブランド americanexpress
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

※カード利用100円につき1ポイントが貯まる
※「メンバーシップ・リワード・プラス(3,300円)」登録で対象加盟店でのポイント還元率が最大10倍+ポイントの有効期限無期限

特徴

  • プラチナ・コンシェルジェ・デスクが使える
  • カードを更新すると国内の対象ホテルの無料ペア宿泊券がもらえる(年1回、1泊分)
  • 家族カードが4枚まで無料で作れる

キャンペーン情報

  • ご入会後4ヶ月以内のカードご利用で最大120,000ポイント獲得可能 └ご入会後4ヶ月以内に200万円のカードご利用で100,000ボーナスポイントプレゼント └合計200万円以上のカードご利用で獲得できる通常ご利用ポイント20,000ポイント

特徴1:24時間対応のコンシェルジェ・デスクサービス
ブラックカードにはもちろんコンシェルジュ・サービスがありますが、プラチナ会員にもほぼ同様のサービスが付きます。
高級ホテルや有名レストランなど、なかなか予約のとれない・急な予約のときにも対応してくれることがあります。

特徴2:カード素材はメタルで、高ステータス!
ブラックカードと同様のメタル素材です。要するにブラックカードと色が違うだけで、触った感触や見た目の輝きは同じく高級感があります。

特徴3:レストラン特典や旅行関連のサービスが充実
年会費は他のカード会社に比べ高めになっていますが、それだけサービスが充実しています。
とくにグルマン、旅行好きな方にとっては嬉しい特典なのではないでしょうか。
主なサービスを紹介します。

【レストラン特典】

アメックス・スペシャル・リザーブ 一流レストランのお席をアメックスプラチナ会員に先行で案内してくれるサービス
2 for 1ダイニング by 招待日和 国内外約250店舗のレストランにて、所定のコースメニューを2名様以上で予約すると、1名分のコース料金が無料

【旅行関連特典】

フリー・ステイ・ギフト カード更新の際に、国内の対象ホテルで一泊できる無料ペア宿泊券がもらえるサービス
ファイン・ホテル・アンド・リゾート 世界中の厳選された、1,500カ所以上のラグジュアリーホテルやリゾート施設でアメックスプラチナならではの優待が受けられる
アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション 世界1,400カ所以上の空港ラウンジが利用可能。同伴者1名まで無料

JCB THE CLASSを目指すならJCBプラチナから

JCB THE CLASSのインビテーションを受けるためには、JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBゴールドのいずれかを利用しておく必要があります。

ここではその中で最上クラスにあたる、JCBプラチナを紹介します。

JCBプラチナ

JCBプラチナカード

総合評価

表示しない
年会費 27,500円(税込)
還元率 0.50%~10.00%※
国際ブランド jcb
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合

特徴

  • プライオリティ・パスで空港ラウンジが無料
  • 旅行傷害保険が国内・海外ともに最高1億円補償(利用付帯)

キャンペーン情報

  • 【プラチナ限定】新規入会&利用で27,500円(初年度年会費)キャッシュバック期間:2023年10月1日~2024年3月31日
  • 新規入会&MyJCBアプリログインでAmazon.co.jpの利用金額20%(最大30,000円)をキャッシュバック期間:2023年12月5日~2024年3月31日
  • 新規入会&MyJCBアプリログインでApple Pay・Google Payの利用金額20%(最大3,000円)をキャッシュバック期間:2023年12月5日~2024年3月31日
  • 家族カード入会で最大4,000円キャッシュバック 期間:2023年10月1日~2024年3月31日
  • お友達紹介キャンペーン!紹介した方もされた方も1,500円キャッシュバック 期間:2023年10月1日~2024年3月31日

特徴1:高級感ある券面
黒色を基調にした券面デザインのため、ブラックカードのような佇まいです。

特徴2:24時間対応のコンシェルジュ・サービス
プラチナになると、ゴールドやゴールド・ザ・プレミアにはないコンシェルジュ・サービスが付帯します。

特徴3:レストラン特典や旅行関連のサービスが充実

JCBプレミアムステイプラン 日本全国の上質で人気の高いホテル、旅館に優待価格で利用できるプラン
プライオリティ・パス 世界各国1,300カ所以上の空港ラウンジが無料で使える
グルメ・ベネフィット 所定のコースメニューを2名以上で予約すると、食事代1名分が無料

ラグジュアリーカード Mastercard Goldはブラック並みのステータス

ラグジュアリーカード(ゴールド)

ラグジュアリーゴールド小

総合評価

表示しない
年会費 220,000円(税込)
還元率 1.5%
国際ブランド master
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

特徴

  • 1.5%の高還元率でのキャッシュバック
  • 事前入金しておけば利用限度額以上の利用が可能
  • プライオリティ・パスのサービスを無料で受けられる

特徴1:色は違えどブラックカードに匹敵
イエローゴールドが輝く24金製のカード。他にはない縦型のデザインとなっています。
かつてラグジュアリーカードの中で実質最上位の招待制カードでしたが、ブラックダイヤモンドが登場してから申込制になりました。
券面のロゴと名前は職人の手で1枚ずつ削り出されている、こだわりのデザインとなっています。

特徴2:24時間対応のコンシェルジュ・サービス
24時間365日つながるコンシェルジュ・サービス。ラグジュアリーカードではチタン、ブラックでも利用ができます。
また、チャット機能(受付:月~金 10:00~18:00)が導入されています。チャット機能の専用アプリがあり、電話での通話が難しい、長い説明でのメールを打てない、といった状況でも手軽に利用できます。

特徴3:ワールドエリートMastercard会員特典
MasterCardの会員には全部で6種類の会員ランクがありますが、ラグジュアリーカードには最上位会員資格である「ワールドエリート」が付帯しています。

ダイナースクラブカードはまずは一般カードから

ダイナースクラブカードは他のクレジットカードのように、一般〜ゴールドといった色分けがされておらず、選択肢としてはダイナースクラブカードのみとなります。

また、この上位には「ダイナースクラブ プレミアムカード」がありますが、こちらもインビテーション制となります。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード

総合評価

表示しない
年会費 24,200円(税込)
還元率 0.3%〜
国際ブランド
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

特徴

  • 国内外の空港ラウンジが無料で使える(海外ラウンジは年10回まで無料)
  • 「エグゼクティブ ダイニング」で所定コースの1名or2名分の料金が無料
  • 会員限定イベントを多数開催
  • ポイントの有効期限がない

キャンペーン情報

  • 初年度年会費無料期間:2024年4月1日~7月31日

特徴1:歴史ある高ステータス
ダイナースクラブは1950年にアメリカで誕生した、世界初のクレジットカードブランドです。
日本での発行開始は1961年から。当初は社会的信用度の高い人を中心に発行されていたため、高ステータスのイメージがつきました。(現在の入会資格は異なる)

特徴2:グルメ特典が豪華
ダイナースの名前は「食事をする人」という意味があります。
そのためか、食事に関する特典が多彩になっています。
以下に代表的な特典を紹介します。

エグゼクティブダイニング 高級レストランのコース2名以上の予約で1名分が無料に。年に何回も利用可能(同店舗は年2回まで)
ごひいき予約 予約が難しい人気レストランのキャンセル席(コース料理)を、ダイナースクラブ会員にをLINEで通知して再販するサービス

楽天プレミアムカードはブラックを目指しつつお得に使える

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード

総合評価

表示しない
年会費 11,000円(税込)
還元率 1.0%
国際ブランド visamasteramericanexpressjcb
電子マネー
rakuten
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

特徴

  • 楽天市場で利用するとポイント3倍、誕生月はポイント4倍
  • 楽天証券の投信積立でクレジット決済をすると還元率1%
  • 国内・海外空港ラウンジの利用が無料

キャンペーン情報

  • 新規入会&利用で5,000ポイントがもらえる

特徴1:お得な年会費にプライオリティ・パスが無料付帯
お得な年会費でもプライオリティ・パスが無料で付帯します。
保険も自動付帯となっているので、旅行の機会が多い方におすすめです。

特徴2:同クラスでは最高水準、ポイント還元率5%以上も
基本還元率は1%ながら、楽天市場での利用は常時5%と高還元。楽天カードの一般・ゴールドですと3%なので、圧倒的にポイントが貯まりやすくなります。

スルガ Visaカード ゴールドはキャッシュバックが魅力

スルガVisa Infiniteカードの下位カードは、スルガ Visaカード ゴールドとなります。デザインは三井住友カードと色違いになっています。

スルガVisaカードゴールド

総合評価

表示しない
年会費 11,000円(税込)
還元率 0.5%
国際ブランド visa
電子マネー
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

特徴

  • 利用金額の1.2%を決済口座にキャッシュバック
  • 海外旅行傷害保険が1,500万円まで自動付帯(利用付帯は3,000万円)

特徴1:スルガ銀行の普通預金口座を持っているなら利用しやすい
スルガ銀行は静岡県沼津市に本社を置く地方銀行です。関東を中心に各地に支店があります。
決済口座はスルガ銀行のみとなるため、口座を開く必要があります。
すでに口座を持っている方なら申し込みやすいでしょう。

特徴2:キャッシュバックサービスが付帯
他のクレジットカードでおなじみのポイント制度はなく、代わりに利用金額に応じたキャッシュバックがあります。
毎年1月1日〜12月31日までのショッピング利用額に対して、年に一度、1.2%の金額が引き落とし口座に入金されます。

ブラックカードを持つための条件

ブラックカードはすべてインビテーション制であり、公式の情報はありません
そのため、インビテーションが届く条件、審査基準などは謎に包まれています。
ここでは、本記事で紹介したセンチュリオン・ホルダーの方の情報をもとに、目安と考えられる条件を紹介します。

年収

条件の基準として「年収」がよく挙げられます。
センチュリオンホルダー(所有者)の方の年収を参考にすると、650万〜1,000万円が目安となります。
1,000万円以上だともいわれておりますが、どちらかといえば利用履歴のほうが重要ではないかとも考えられます。

下位カードの利用履歴

目指すブラックカードの下位カードを継続的に利用することが重要だと思われます。
最低半年〜1年以上は使い続けましょう。

また、返済遅れがないことも重要です。
過去の取引情報で、返済が遅れてしまったり借金を滞納したりしていると、信用がなくなってしまいます。
信用を得るために、「クレヒス」を日々磨いていきましょう。

利用金額

センチュリオンホルダーの方によると、「月50万円ほどの利用でもインビテーションがきたという人を知っている」といいます。

実際にどれくらいの額を利用すればいいのかは、その他の条件も踏まえたうえで決まりそうです。

そのため利用金額が多ければ多いほど良い、というわけではないようですが、最低でも月50万円の利用額は必要だと考えられます。

【特別インタビュー】AMEXセンチュリオン・ホルダーに聞くブラックカードの魅力

ブラックカードを所有するには基本的に、カード会社からのインビテーション(招待)が必要となります。

つまり自身で申し込むことができないため、公式のウェブサイトや申し込みページは存在しません。

そこで今回は、実際にアメリカン・エキスプレス・センチュリオンを所持している方に特別にお話をうかがい、謎に包まれたセンチュリオン・カードの実態を教えていただきました。

お話をうかがった方

岡崎太郎さん


1970年1月17日生まれ。通信販売のコンサルタント業、写真家としても活動。
著書『億万長者のすごい習慣』、写真集『OKAZAKI GRAPHICS AROUND THE WORLD』など多数刊行。
公式サイト:http://www.it1616.com/

ブラックカードへの強い憧れ

仕事で海外へ行くことが多かったという岡崎さん。27歳の頃に行ったLAで、現地のセレブの方と1週間を共に過ごす機会があったといいます。

その方は、当時アメックスの最高ランクであるプラチナ・カードを所持していたそう。
あるお店での支払い時、その方がプラチナ・カードを取り出すと、店員や他のお客さんを含めた店全体が「何ですか、そのカードは!?」と騒然となったそうです。

岡崎さんは、「まるで水戸黄門の印籠みたいだった」と当時を振り返ります。
誰もが一瞬でVIPだと認める光景を目の当たりにし、高ステータスカードに強い憧れを抱くようになったそうです。

グリーンからセンチュリオンへの道のり

岡崎さんが最初に所持したアメックスのカードは「グリーン」と呼ばれていた一般カード。
そこからゴールドへはすぐにグレードアップできたものの、プラチナへの招待(当時のプラチナ・カードは招待制)はなかなか来なかったとのこと。

先述のアメリカでのVIPの経験があったので、「どうやったらインビテーションがくるのか」をアメックスに直接電話をしたこともあるとか。(アメックスからの回答はありません。)実際にプラチナカードになるまでは5年かかったといいます。

1999年にセンチュリオンが導入されると、やはり最高峰のカードを手に入れたくなり、「センチュリオンが欲しい」とアメックスに3カ月に一度は電話していたそうです。

もちろん、個人でのクレヒス(利用履歴)を積み上げ、月に多い時で600万円、コンスタントに200万円ほど使っていたといいます。

そんなある日、ついにアメックスから「センチュリオンにご招待したい」と電話がかかってきます。待ちに待ったインビテーションです。

それから真っ黒な封筒に入った資料が送られてきて、センチュリオンへの申し込みを書いて返送。その後、最初にプラスチック製のカードが届き、約2カ月後にメタル製のカードが届いたそうです。

岡崎さんは念願のセンチュリオン・ホルダーになったのです。

センチュリオンカードホルダーならではのエピソード

岡崎さんは他のクレジットカードを合わせると全部で7〜8枚所持しているそうですが、その中でメインカードとして使用しているのがセンチュリオン。

センチュリオンの代表的な付帯サービスのひとつ、コンシェルジェ・デスクサービスは、有名レストラン・ホテル・飛行機の予約・手配などで積極的に使っていて、そのステータスの高さをさまざまな場面で実感しているそうです。

例えば、出先でとある高級クリスタルブランドの店舗へふらりと入ったときのこと。普段から比較的ラフな服装で過ごしているためか、店内で明らかに浮いていたようで、岡崎さんに近づいてくる店員はいなかったそう。

「『汚いじいさんが入ってきた』くらいに思われたんじゃないかな」と当時を振り返ります。

そこで岡崎さんは自ら声をかけ、「これとこれとこれをください」と伝えました。それでもなお、店員は「本当にあなたが買うんですか?」とけげんな表情。
ところが、岡崎さんが財布からセンチュリオンを出すと、その店員の態度が一変!「殿から刀を下賜された家臣」のように、片膝をついて両手で受け取ったそうです。

そこからは営業トークがスタートし、「毎年VIPのお客様をフランスにご招待するんですが、ご都合が合えば岡崎様いかがでしょう?」という変貌っぷり。

「ついさっきまで営業の“え”の字もしてなかったじゃないか!」と心の中で盛大に突っ込んだそうです。

ほかにも、センチュリオンを持ったことで体験したエピソードは数々あり、以下はそのごく一部とのことです。

  • 海外旅行の際、コンシェルジュを通じてすべての予約をしておけば、その日の予定を自然とコンシェルジュが管理してくれ、自分だけの秘書のように感じられる
  • なかなか予約がとれない三つ星レストランでも、コンシェルジュに頼むと85%ほどの確率で予約できる
  • 飛行機がトラブルで遅れ、トランジットで次の飛行機に乗れなかった時、コンシェルジュが別の便に振り替えてくれた
  • 奥様が初めてパリに行った時には何から何までアテンドしてくれ、ホテルへの送迎も対処が完璧だった

「コンシェルジュに海外でヘリのチャーターの見積りを出してもらったけど、高額すぎて使えないね」と岡崎さんは笑って話しました。

岡崎さん流「インビテーションがくるための条件」

岡崎さんは他のセンチュリオン・ホルダーの方々とも交流があり、「どうやったらインビテーションがくるのか」という話題で盛り上がるそうです。

「六本木や銀座のクラブで月に2000万円くらい使う人だっているけど、そういう人たちにセンチュリオンのインビテーションはこないような気がします」と話します。
いくら利用額が大きくても、利用する場所利用者本人の社会的地位が重要なのではと考えているようです。

岡崎さんが考えるセンチュリオンの価値

日本でも限られた人しか所持できないセンチュリオン。
岡崎さんは実際にホルダーになってみて、その価値をこう語ります。

「持っているとすごく羨望の眼差しで見られるんですよ。自分で『俺、金持ってるんだぜ』なんて口に出すのはダサいけど、センチュリオンだとスマートです(笑)。特にステータスに敏感な人にはものすごく響きますね」

「レストランには必ずコンシェルジュ経由で予約します。するとコンシェルジュがお店に、『センチュリオンのお客様が行きますよ』とあらかじめ伝えてくれるんです。最初からセンチュリオン・ホルダーだってわかってると、お店側の対応も違う。そこが重要ですね」

「私はもともと高ステータスカードに強い憧れがあったから、サービスとか保険をあまり使わなくても、存在だけで価値があると思っています。年会費が上がっても使い続けると思います」

まとめ

入会金・年会費が高額なブラックカードですが、それ以上に魅力的なステータスやサービスを備えています。
誰にでもインビテーションがくるわけではなく、その条件も非公開ではあるものの、下にまとめた項目はチェックしておいて損はないでしょう。

  • 下位カードの利用歴が長い
  • 返済遅れがない
  • 利用金額が高い

ブラックカードを目指す方は、まずは下位カードから実績を積んでインビテーションを待ちましょう。

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