クレジットカード
ジャックスカードプラチナは年間利用額で還元率アップ!特徴と審査基準
ジャックスカード プラチナは年会費22,000円(税込)で還元率1.5%の高還元率なクレジットカードです。
プラチナカードの多くは特典が充実しているため、還元率は一般カードと変わらないケースが多いですが、ジャックスカードプラチナは年間利用金額によって還元率がアップするなど、お得に使えるカードです。
この記事では、ジャックスカードプラチナのポイントプログラムや特典について解説します。また、審査基準についても触れているので、ジャックスカードプラチナの発行を考えている方はぜひ参考にしてください。
* 1年間で6回の回数制限あり
ジャックスカードプラチナ

総合評価
年会費 | 22,000円(税込) |
---|---|
還元率 | 1.5% |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
|
|
特徴
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービスが利用できる
- 国内・海外旅行傷害保険の最高補償額が最高1億円
この記事でわかること
- ジャックスカードプラチナの年会費と基本情報
- プラチナならではの豪華な特典内容(コンシェルジュサービス、グルメ優待でコース代金1名分が無料、J’sコンシェルの優待サービスなど)
- 年間利用額によっては翌年の還元率が最高2.0%になる
- ジャックスカードプラチナの審査基準
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ジャックスカードプラチナの年会費と基本情報
ジャックスカードプラチナは、ジャックスカードの最上位カードです。年会費や基本情報は次の通りです。
ジャックスカードプラチナの年会費
ジャックスカードプラチナの年会費は本人会員が2万2,000円(税込)、家族会員が3枚まで無料です。
ジャックスカードゴールドの年会費は、本人会員が初年度無料で次年度以降5,500円(税込)、家族会員が1枚目は無料、2枚目以降は初年度無料で次年度以降550円(税込)です。
年会費だけ見ると本人会員はジャックスカードゴールドの4倍になるため、負担が大きくなります。そのため、年会費に特典が見合っているのか気になっている方も多いと思いますが、特典はジャックスカードゴールドよりもさらに拡充されるので、年会費の上昇分の価値は十分あるといえるでしょう。
ジャックスカードプラチナの基本情報
年会費 | 本人会員:2万2,000円(税込) 家族会員:無料 |
---|---|
ポイント | ラブリィポイント |
国際ブランド | Mastercard |
追加可能カード | 家族カード、ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、カード盗難保険、 ネットあんしんサービス、ショッピングプロテクション |
申込条件 | 年齢23歳以上で安定した収入のある電話連絡可能な方(学生を除く) |
キャッシング枠 | ・年齢23歳以上65歳以下の方 ・本人が勤めていて毎月安定した収入のある方 |
支払日 | 末日締め/翌月27日払い |
電子マネー | Apple Pay、Google Pay |
ジャックスカードプラチナの特典内容
ジャックスカードプラチナの特典を受けられる項目は以下のとおりです。
- プラチナカードならではのコンシェルジュサービス付き
- グルメ優待でコース代金1名分が無料
- J’sコンシェルの優待サービス
- 国内・海外旅行傷害保険が付帯
- 空港ラウンジサービスのラウンジ・キーが利用可能
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
プラチナカードならではのコンシェルジュサービス付き
コンシェルジュサービスは24時間365日、電話1本でレストランやホテル、航空券などの予約や緊急時の対応、日常のサポートなど、きめ細かなサポートを受けることが可能です。忙しい人には頼りになるサービスといえます。
グルメ優待でコース代金1名分が無料
ジャックスカードプラチナは、グルメ優待として「ダイニング by 招待日和」のサービスを利用できます。国内主要エリアにある約200店舗の対象レストランで、おすすめコースを2名以上で予約した場合、コース代金1名分が無料になります。
お得に料理を楽しむことができるでしょう。
J’sコンシェルの優待サービス
ジャックスカードゴールドでも利用できますが、旅行やレジャーなどのさまざまなメニューをお得に利用できる「J’sコンシェル」という会員限定の優待サービスを利用できます。
国内・海外旅行傷害保険が付帯
国内と海外旅行傷害保険の補償内容が以下のように充実するのも魅力です。
補償項目 | 保険金額 | ||
---|---|---|---|
本会員 | 家族会員 | 家族特約対象者 | |
傷害死亡 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高2000万円 |
後遺障害 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高2000万円 |
入院(1日) | 5000円 | 5000円 | 5000円 |
手術(1回) | 5000円×倍率 | 5000円×倍率 | 5000円×倍率 |
通院(1日) | 3000円 | 3000円 | 3000円 |
航空便遅延費用 | 最高3万円 | 最高3万円 | 最高3万円 |
補償項目 | 保険金額 | ||
---|---|---|---|
本会員 | 家族会員 | 家族特約対象者 | |
傷害死亡 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高2000万円 |
後遺障害 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高3000万円 | 最高3000万円 | 最高1000万円 |
携行品損害 (免責3000円) |
最高100万円 | 最高100万円 | 最高100万円 |
救援者費用1年間の限度額 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高200万円 |
航空便遅延費用 | 最高3万円 | 最高3万円 | 最高3万円 |
航空便遅延費用は、乗換遅延と寄託手荷物遅延、出航遅延・欠航・搭乗不能は最高3万円、寄託手荷物紛失は最高6万円となっています。
国内旅行傷害保険は、公共交通乗用具の搭乗費用、宿泊施設の宿泊費用、宿泊を伴う募集型企画旅行参加費用をジャックスカードで事前に支払った場合しか補償を受けられないので注意が必要です。
海外旅行傷害保険は、ジャックスカードプラチナを所有しているだけで補償を受けられる自動付帯となっています。
傷害死亡、後遺障害といった万が一の事態が生じた場合の補償内容が拡充されているため、出張や旅行が多い人はぜひ持っておきたいカードといえるでしょう。
空港ラウンジサービスのラウンジ・キーが利用可能
ジャックスカードゴールドは国内の主要空港のラウンジが利用できましたが、ジャックスカードプラチナはさらに空港ラウンジサービス「ラウンジ・キー(LoungeKey)」が付帯しているため、世界1000ヵ所以上の空港ラウンジも利用できます。
1年間で6回と回数制限がありますが、海外旅行が好きな人には魅力的な特典といえるでしょう。
ジャックスカードプラチナのメリットは還元率が最大2%であること
ジャックスカードプラチナは、月間のカードショッピング利用合計200円ごとに、ベースポイント1ポイントとプラチナカード特典ポイントとして2ポイントが付与されます。
ジャックスカードとジャックスカードゴールドは、200円ごとに1ポイントのみなので還元率は0.5%です。ジャックスカードプラチナは200円ごとに3ポイントで還元率は1.5%と、3倍になります。
還元率最大2.0%の「ラブリィ☆アップステージ」とは?
ジャックスカードには、1月1日~12月31日の利用合計額に応じて翌年1年間のベースポイントがアップする「ラブリィ☆アップステージ」という仕組みがあります。
ジャックスカードプラチナでは「ラブリィ☆アップステージ」のポイントアップ率が以下のように決まります。翌1年間のベースポイントが変化することによって還元率が最大2.0%までアップし、さらに効率良くポイントを貯めることが可能です。
年間利用合計金額 | ポイントアップ率 | ベースポイント | プラチナ特典 | 合計 |
---|---|---|---|---|
300万円以上 | 100% | 1.00% | +1.0% | 2.00% |
200万円以上 | 90% | 0.95% | 1.95% | |
150万円以上 | 80% | 0.90% | 1.90% | |
100万円以上 | 70% | 0.85% | 1.85% | |
50万円以上 | 50% | 0.75% | 1.75% | |
50万円未満 | 0% | 0.50% | 1.50% |
ジャックスカード、ジャックスカードゴールドが最大1.0%に対して、プラチナは2倍の2.0%になることを考えると、ポイントを効率良く貯めたい人には魅力的なカードといえるでしょう。
「ラブリィ☆ステージアッププラス」でカード利用額を値引き
ジャックスカードプラチナは年間の利用合計額に応じて、「ラブリィ☆ステージアッププラス」という特典で「Jデポ」を受け取れます。
Jデポとは、有効期間内のカードを使ったショッピング利用金額からJデポ金額を差し引いてくれる値引きシステムです。Jデポと年間利用額の関係は以下のとおりです。
年間利用合計金額 (1/1~12/31) |
ステージ名称 | 特典 |
---|---|---|
300万円以上 | ロイヤル | Jデポ1万円分 |
200万円以上 | プラチナ | Jデポ5000円分 |
150万円以上 | ゴールド | Jデポ3000円分 |
100万円以上 | シルバー | Jデポ2000円分 |
50万円以上 | ブロンズ | Jデポ1000円分 |
利用するほどさらに還元率が高くなることを考えると、カードを利用する機会が多い人におすすめのカードといえるでしょう。
ジャックスカードプラチナのポイント利用シミュレーション
年会費の支払いに直接ラブリィポイントを充てることはできませんが、うまくポイントを貯めれば、年会費分の元を取ることは可能です。
例えば、1年間で100万円の買い物をした場合は、翌年の還元率が1.85%にアップするため、翌年も同様に100万円利用すると1万8500円分のポイントを獲得できます。さらに2000円分のJデポを受け取れるため、両方を合わせると年会費分の元を取ったことになります。
水道光熱費や通信費の支払いや日々の買い物をジャックスカードプラチナに切り替えると、年間100万円という利用額は達成が難しい金額ではないでしょう。
また、貯まったラブリィポイントは、カード請求時の値引きに充てることができたり、商品と交換できたりします。商品との交換では、商品カタログから好きな商品を選ぶことができますが、交換は1000ポイントからとなっているので注意が必要です。
ギフトカードとの交換や提携会社のポイント(マイルを含む)への移行も可能です。電話や郵送、カード会員専用Webサービス「インターコムクラブ」でポイントを交換できますが、インターコムクラブではよりお得に交換できるため、インターコムクラブの利用をおすすめします。
買い物で5000円の商品を購入する場合、通常は25ポイントのラブリィポイントと提携先独自のJデポが貯まります。しかし、インターコムクラブに登録することで利用できる「JACCSモール」を経由して還元率4.5%の店舗で商品を購入すると、還元率分のポイントが加算された250ポイントのラブリィポイントと提携先独自のJデポに還元率分の225円分が加算されたJデポを貯めることが可能です。
JACCSモールを経由して買い物をした場合は、ラブリィポイントとJデポをさらに効率良く貯めることができるでしょう。
ジャックスカードプラチナのデメリット
一方でジャックスカードプラチナには、以下のようなデメリットもあります。
ジャックスカードプラチナのデメリット
- 初期限度額が200万円で、限度額を増やしにくい
- 国内空港ラウンジの利用が、同伴者は有料である
デメリットについて以下で詳しく見ていきましょう。
初期限度額が200万円で、限度額を増やしにくい
ジャックスカードプラチナは、最初の限度額が200万円となっています。
利用限度額は引き上げることができますが、半年に1回20万円ずつの引き上げとなるようです。
プラチナカードの中では、限度額が低めに設定されているので、年間利用額が多い人にとってはかなりのデメリットであると言えるでしょう。
国内空港ラウンジの利用が、同伴者は有料である
ジャックスカードプラチナは、本会員は国内空港ラウンジの利用が無料となっていますが、同伴者は有料となっています。
一般的なプラチナカードは、同伴者もラウンジの利用が無料であることが多いので、プラチナカードなのに同伴者が有料なのはデメリットといえるでしょう。
ジャックスカードプラチナの審査基準
ジャックスカードプラチナを申し込むにあたってあらかじめ審査基準を知っておきたいと考えている人も多いと思いますが、審査基準は公式ホームページにも公表されていません。しかし、最上位カードなので、通常のジャックスカードやジャックスカードゴールドよりも審査基準が厳しいことが予想されます。
審査では、支払い遅延のリスクがないかを判断するために年収、勤務形態、勤続年数などが審査されます。
年収は申込者の年代の平均年収以上、勤務形態は正社員、勤続年数は3年以上という条件を満たしていれば審査に通る可能性が高いといえますが、必ずしも通るとは言いきれません。アルバイトや非正規雇用の場合でも、支払い遅延のリスクが低いと判断された場合、審査に通る可能性もあります。
審査に落ちても理由は確認できませんが、上記3つのいずれかに何らかの問題があったと考えられます。上記3つに問題がなかった場合は、多重申し込みが原因の可能性もあるので注意が必要です。
多重申し込みとは、期間を空けずにクレジットカードを複数申し込むことです。クレジットカードを申し込むとその記録が信用情報機関に6ヶ月程度保管されます。短期間に何枚も申し込むと、お金に困っているという印象を与えて審査に不利に働く可能性も。
プラチナカードを発行したいからといって、複数のプラチナカードに申し込んでも審査にはプラスになりません。1枚ずつ申し込みましょう。
ジャックスカードプラチナの申し込み手順
ジャックスカードプラチナを申し込む際は、以下の手順で申し込みます。
- 規約に同意
- 個人情報の入力
- 申込完了
- 入会審査・発行手続き
- カード発行
ジャックスカードプラチナを申し込む際は、書面の記入や捺印が必要になると思っている人も多いと思います。しかし、ジャックスカードプラチナの申し込みではそれらが不要です。Webの画面上で必要な情報を入力するだけで、入会の申し込みが完結します。
まず申込ページにアクセスし、個人情報の取り扱いに関する条項や会員規約を確認してから「同意する」をクリックして先に進みます。
その後、申し込みフォームの必要事項を入力しますが、その際に入力したメールアドレスに誤りがあると受付完了メールが届かないので注意が必要です。申し込みの完了後、登録したメールアドレスに受付完了メールが届きます。
入力した必要事項の内容に基づきながら所定の審査が行われて、審査に通った場合は発行手続きに移行し、申し込みから1~2週間程度でカードが発行されます。
カードは「本人限定受取郵便」サービスでの発送となり、受け取りには本人確認書類が必要です。パスポートや免許証といった本人確認書類を事前に準備しておきましょう。
ジャックスカードプラチナの利用限度額
ジャックスカードプラチナの具体的な上限金額は公式ホームページに明記されていません。申込者の年収に基づいて上限金額が決まるため、人によって異なるという点に注意が必要です。
限度額はカード会社に連絡すると増額してくれる可能性があります。ただし、カードの利用期間が短い場合には、信頼度が低いという理由で増額に応じてくれない可能性もあります。限度額を超えるカード利用を予定している場合は、事前にカード会社に確認してから利用しましょう。
ジャックスカードプラチナ

総合評価
年会費 | 22,000円(税込) |
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還元率 | 1.5% |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
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特徴
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービスが利用できる
- 国内・海外旅行傷害保険の最高補償額が最高1億円
ステータスの高いジャックスカードプラチナの所有を検討している方の中には、年会費の高さが気になっている方も多いと思います。
ジャックスカードゴールドの5,500円(税込)と比べると、ジャックスカードプラチナの2万2,000円(税込)は高いですが、コンシェルジュサービスや海外空港ラウンジの利用といった特典や還元率の高さなどを加味するとお得といえます。
しかし、ジャックスカードプラチナはジャックスカードの最上位カードなので審査基準が厳しく、発行までのハードルは高いと考えられます。キャンペーン中やインビテーションを受け取ってから申し込めば、審査に通る可能性を少しでも高めることができるでしょう。