クレジットカード
楽天ゴールドカードのメリットは?通常カードより得する特典内容

楽天ゴールドカードは年会費2,200円(税込)、還元率1.0%のゴールドカードです。ゴールドカードは年会費5,000~10,000円程度であることが多いため、楽天ゴールドカードは安い年会費でありながら、特典も充実しているクレジットカードといえます。
また楽天カードとの違いは、楽天市場の誕生日月のポイントアップ特典や空港ラウンジの無料利用特典です。
この記事では、楽天ゴールドカードは実際にどのくらいポイントが貯まるのか、年会費の2,200円(税込)に見合う特典はあるのかなど楽天カードと楽天ゴールドカードを比較しながら解説します。
楽天ゴールドカードがおすすめな人
- 楽天市場でショッピングする機会が多い方
…誕生月はポイント+1倍で、ポイント最大4倍 - 旅行はするが、頻繁ではない方
…国内主要、ハワイ(ホノルル)、韓国(仁川)の空港ラウンジは年2回まで無料 - 海外旅行に少し不安がある方
…ニューヨーク、ホノルルなど、世界38拠点の現地デスクのトラベルサポートあり
また「旅行に行く機会が多い」「楽天ポイントを効率よく貯めたい」という方は、プライオリティ・パスやポイントサービスがより充実している楽天プレミアムカードの方がおすすめです。
楽天ゴールドカード

総合評価
年会費 | 2,200円(税込) |
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還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
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特徴
- 国内空港ラウンジの利用が年間2回無料
- ETCカード年会費が無料
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイントがもらえる
楽天ゴールドカードでは入会キャンペーンを実施していることが多いですが、楽天カードからの切り替えでもポイントがもらえます。
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
気になる内容をクリック
楽天ゴールドカードの作成や切り替えがおすすめな人とは?
冒頭でお伝えした人以外にも、楽天ゴールドカードは次に挙げる項目に当てはまる人にもおすすめできるカードです。
おすすめな人
- 年会費を抑えつつゴールドカードが欲しい人
- 空港ラウンジを利用したい人
- 車をよく利用してETCカードを年会費無料で作成したい人
年会費を抑えつつゴールドカードが欲しい人
ステータスとしてゴールドカードを持ちたい人にも、楽天ゴールドカードはおすすめです。何といっても、年会費が2,200円(税込)とリーズナブルにもかかわらずサービスが充実している点が最大の魅力。ポイント付与率、利用可能な空港ラウンジの数など、年会費が同程度の他社ゴールドカードと比べても遜色はありません。
空港ラウンジを利用したい人
楽天ゴールドカードを持つと、国内主要空港・一部の海外空港のラウンジが年2回まで無料で利用可能です。空港ラウンジを利用するときは、一般的に1000円前後の料金がかかります。つまり年2回利用すれば、年会費分の元を取ることができるのです。空港での待ち時間を有効活用したい人におすすめです。
また、楽天ゴールドカードの利用で貯まったポイントは、手数料無料でANAのマイルに交換することもできます。楽天ポイント50ポイント以上から、2ポイント単位で、ANAのマイル、1マイルと交換が可能です。
北海道 | 新千歳空港 函館空港 旭川空港 |
---|---|
東北 | 青森空港 秋田空港 仙台国際空港 |
北陸 | 新潟空港 富山空港 小松空港 |
関東 | 成田空港 羽田空港(※) (※)羽田空港国際線旅客ターミナルのラウンジは利用不可 |
中部 | 中部国際空港セントレア 富士山静岡空港 |
近畿 | 関西国際空港 伊丹空港 神戸空港 |
中国 | 岡山空港 広島空港 米子鬼太郎空港 山口宇部空港 出雲縁結び空港 |
四国 | 高松空港 松山空港 徳島阿波おどり空港 |
九州 | 福岡空港 北九州空港 九州佐賀国際空港 大分空港 長崎空港 阿蘇くまもと空港 宮崎ブーゲンビリア空港 鹿児島空港 |
沖縄 | 那覇空港 |
海外 | ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 韓国/仁川空港 |
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車をよく利用してETCカードを年会費無料で作成したい人
楽天ゴールドカードがあれば、通常年会費550円(税込)がかかる楽天ETCカードを無料で発行できます。楽天ETCカードを持つと、通行券をなくしたり、小銭がなかったりなどで不便を感じることはなくなるでしょう。さらに、高速道路料金のETC割引を受けることもできます。出張や旅行で車の利用が多く、ETCを活用したい人におすすめです。
ETCカードをお探しの方は、おすすめのETCカードの記事も合わせてご覧ください。
楽天ゴールドカードと楽天カードの年会費や特典の違いを比較
楽天カードと楽天ゴールドカードの違いは年会費や空港ラウンジ特典です。また楽天ゴールドカードは、お誕生日月に楽天市場でのポイント倍率が上がります。
<楽天カードと楽天ゴールドカードのおもな違い>
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---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 2,200円(税込) |
楽天市場でのポイントアップ(SPU) | +2倍 | +2倍 ※お誕生日月は+1倍 |
空港ラウンジ利用 | なし | 年間2回無料 ※毎年9月1日から翌年8月31日を1年間とし、この期間中に所定の空港ラウンジが年2回まで無料で利用可能 |
利用可能な空港 国内主要空港ラウンジ、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)、仁川空港(韓国) |
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保険 | 【海外旅行保険】 最高2000万円 (※利用付帯) | |
ETCカード | 年会費550円(税込) | 無料付帯 |
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楽天ゴールドカードはお誕生日月にポイントアップで最大4.0%還元
楽天カードを利用すると、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というプログラムによってポイントが還元されます。まずは、楽天ゴールドカードを使った場合のポイント還元率を見てみましょう。
- 楽天市場での買い物通常ポイント(1%)
- 楽天カードの利用通常ポイント(+1%)
- 楽天ゴールドカードの利用特典ポイント(+1%)
- お誕生月に楽天市場・楽天ブックスの利用特典ポイント(+1%)
このシステムによって、結果として最大4%の還元率となります。また、もらえるポイントには、通常ポイントと特典ポイントです。
通常ポイントは、最後にポイントを獲得した日を含めた1年間が有効期限になります。期間内に一度でもポイントを獲得すれば、有効期限は延長されます。一方、特典ポイントは期間限定ポイントとなり、有効期限が短く設定されています。
楽天ゴールドカードのポイントで注意してほしいのは、「特典ポイント」になります。有効期限のチェックをし忘れてしまうと、せっかく獲得したポイントを失ってしまうことがあるのです。以下に特典ポイントの有効期限を載せています。ポイントの期限はしっかり確認しておきましょう。
- 楽天カード利用特典ポイント:付与の翌月末日23:59まで
- 楽天ゴールドカード利用特典ポイント:付与の翌月末日23:59まで
楽天ゴールドカードのメリット
ここまでポイントと基本情報について説明してきましたが、楽天ゴールドカードの特典はそれだけではありません。ゴールドカードならではの特典について、もう少し掘り下げて紹介します。代表的なメリットはこちらです。
楽天ゴールドカードのメリット
- 国内+海外2ヵ所の空港ラウンジが利用できる
- 安心の海外旅行傷害保険が付帯する
- トラベルデスクが利用できる
- ETCカードの年会費が無料
- セキュリティ対策が充実していて安心
国内+海外2ヵ所の空港ラウンジが利用できる
旅行や出張での空港の待ち時間をゆったり過ごすことができる空港ラウンジ。
楽天ゴールドカードがあれば、国内主要空港のラウンジの他、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)、仁川空港(韓国)のラウンジが年2回まで無料で利用できます。
安心の海外旅行傷害保険が付帯する
楽天ゴールドカードには、海外旅行中の病気やケガを補償する、安心の保険サービスが付帯しており、傷害死亡・後遺障害保険金最高2000万円を補償してもらうことができます。
ただし、保険の利用条件を満たす必要があるので、以下の点をチェックしておきましょう。
- 海外旅行代金(募集型企画旅行の代金)を、日本を出国する以前に楽天カードで支払っていること
- 家族への保険適用については、家族が家族カードを持っていること
また、楽天ゴールドカードには、国内旅行傷害保険は付帯していません。海外旅行保険について、もうワンランク上の楽天プレミアムカードもあわせて比較してみましょう。
<海外旅行傷害保険の比較>保険の種類 | 保険金額 | 楽天カード・ 楽天ゴールドカード |
楽天プレミアムカード |
---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高額 | 2000万円 | 5000万円 |
傷害治療費用 | 1事故の限度額 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 1疾病の限度額 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任(免責なし) | 1事故の限度額 | 2000万円 | 3000万円 |
救援者費用 | 年間限度額 | 200万円 | 200万円 |
携行品損害(免責金額3000円) | 年間限度額 | 20万円 | 50万円 |
トラベルデスクが利用できる
楽天ゴールドカードがあれば、ニューヨーク・ホノルル・パリ・ミラノ・上海など、世界38拠点の現地デスクでサポートを受けることができ、以下のようなサービスが用意されています。
- パスポートやカードの紛失・盗難、病気やケガなどの緊急時の案内
- 現地情報の紹介
- 各種レストラン・オプショナルツアーの予約や手配
ETCカードの年会費が無料
楽天カードでは、ETCカードを持つと年会費550円(税込)がかかっていましたが、楽天ゴールドカードはこの年会費が無料になります。楽天ETCカードを持てば、通行料金100円につき1ポイントが貯まり、ENEOSで給油・洗車・オイル交換などをするとポイントが最大1.5倍になります。
セキュリティ対策が充実していて安心
セキュリティについては以下のようなサービスが備えられています。
- カード利用お知らせメール:楽天カードを利用した際、利用内容をメールにて通知
- 不正検知システム:カードでの取引ごとに、不審な点がないか 24時間365日の監視体制でモニタリング
- カード紛失・盗難について専用ダイヤルで24時間365日対応
万が一の場合にもしっかり対応してもらえるので、安心してカードを利用できるでしょう。
以上の内容をわかりやすくまとめ、各種楽天カードと比較してみます。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 2,200円(税込) | 11,000円(税込) |
ご利用可能額 | 最高100万円 | 最高200万円 | 最高300万円 |
楽天市場でのポイントアップ(SPU) | ポイント+最大2倍 | ポイント+最大3倍 | ポイント+最大5倍 |
カード付帯保険 | 【海外旅行傷害保険】 最高2000万円 |
【海外旅行傷害保険】 最高2000万円 |
【海外旅行傷害保険】 最高5000万円 【国内旅行傷害保険】 最高5000万円 【動産総合保険】 最高300万円 |
旅行デスク | 海外トラベルデスク利用可能 | 海外トラベルデスク利用可能 | |
海外空港ラウンジ | ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)、仁川空港(韓国)のラウンジのみ利用可能 | プライオリティ・パス無料(年間5回まで ※2025年1月1日から) | |
国内空港ラウンジ | 主要国内空港ラウンジ年2回無料 | 主要国内空港ラウンジ無料 |
楽天ゴールドカードのデメリット
ここまでは、楽天ゴールドカードについてポイント還元率や特典などのメリットをご紹介してきました。しかし実際に使う際には、デメリットもあるのか気になるところでしょう。最後に、楽天ゴールドカードのデメリットについても解説します。楽天ゴールドカードのデメリットとしてはおもに、以下のものが挙げられます。
楽天ゴールドカードのデメリット
- 年会費無料の楽天カードに比べて年会費が高くなる
- 空港ラウンジ利用無料は年2回までしか使えない
- 楽天ゴールドカードはアメリカン・エキスプレスを選べない
- カードデザインが少なく選択肢がない
年会費無料の楽天カードに比べて年会費が高くなる
年会費無料で利用できる楽天カードに対し、楽天ゴールドカードは年会費がかかります。年会費分の元を取るには、空港ラウンジを利用したりする必要があります。こうした利用が見込めない場合、切り替えは見送った方がお得かもしれません。
空港ラウンジ利用無料は年2回までしか使えない
楽天ゴールドカードを持っている場合、1年間に2回国内主要空港と一部の海外空港のラウンジを無料で利用できますが、3回目以降は一般料金を支払う必要があります。空港の利用が多い人の場合、年間2回という数は少ないかもしれません。もっとラウンジを利用したいという人には、楽天ゴールドカードより楽天プレミアムカードをおすすめします。
楽天ゴールドカードはアメリカン・エキスプレスを選べない
現在、楽天ゴールドカードの国際ブランドのラインアップはマスターカード、JCB、VISAの3種類です。楽天カードはこれにアメックスを加えた4種類から選択できるので、今までアメックスを使っていて、切り替え後もアメックスがいいという人にはおすすめできません。アメックスを利用したい場合は、もうワンランク上の楽天プレミアムカードを検討してみてください。
カードデザインが少なく選択肢がない
カードデザインのバリエーションが少ないことも、楽天ゴールドカードのデメリットの一つ。楽天カードは種類が豊富でしたが、楽天ゴールドカードのデザインは1種類しかありません。
他社のゴールドカードには人気キャラクターとコラボしたものなどもあるので、デザインにこだわりたい人はそちらを選んでもいいでしょう。また、ゴールドカードといっていますが、券面は完全なゴールドではなく、ピンクゴールドです。ステータスとしてゴールドカードを必要とする人で、ゴールドカードの色にもこだわりがあるのであれば、マイナスポイントになってしまいますね。ワンランク上の楽天プレミアムカードであれば、券面はゴールドですので、めざしてもいいかもしれません。
楽天ゴールドカードの審査基準
楽天ゴールドカードの審査基準については、はっきりと公表されているわけではありません。ですが、通常の楽天カードが18歳以上(高校生は除く)から申し込みが可能なことに対し、楽天ゴールドカードは20歳以上で、さらに安定した収入がある人でなければ申し込めないとされています。このことから考えると楽天カードに比べ、入会資格は厳しいといえるでしょう。
クレジットカードの審査にはどのような項目が重視されるのか知りたい方は、クレジットカードの審査の記事をご覧ください。
楽天ゴールドカードの楽天カードからの切り替えとポイントキャンペーン
楽天ゴールドカードに切り替えたいと思った人は、一度楽天ゴールドカードの特徴を振り返っておきましょう。
楽天ゴールドカードから楽天カードへの切り替え方法
楽天カードを持っている人は、楽天ゴールドカードに切り替えを行うことになります。両方のカードを利用することはできません。
切り替えるには、楽天のサイトに楽天会員としてログインし、ゴールドカードの入会手続きをしましょう。新しいカードが到着するまで、通常1週間~10日ほどかかります。また、カードの切り替えについては以下のような注意点があります。
- Edy残高は新しいカードへ自動移行されない
- 新しいカードの作成に際して所定の審査があり、利用可能枠が旧カードと変わる
- カード番号が変更になるため、携帯料金・公共料金(電気・ガス・水道)・保険料などの支払い(引き落とし)を旧カードで登録していた場合、各社に対して新しいカードへの変更手続きが必要となる
その他変更手続きが必要なサービスについては、楽天カードのホームページを確認しておきましょう。
https://www.rakuten-card.co.jp/contact/card-attention/change/
楽天カードからの切り替えでポイントがもらえる
楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替えるとき、2000ポイントがもらえるなどキャンペーンが実施されています。楽天ゴールドカードを申し込む際は、キャンペーンを行っているか必ずチェックしておきましょう。また、このポイントも期間限定ポイントですので、計画的に利用することをおすすめします。
楽天ゴールドカードのその他の基本情報
楽天ゴールドカード

総合評価
年会費 | 2,200円(税込) |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
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特徴
- 国内空港ラウンジの利用が年間2回無料
- ETCカード年会費が無料
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイントがもらえる
対象年齢
対象年齢は20歳以上で、学生は楽天ゴールドカードに申し込むことができません。
利用限度額
利用限度額は最高200万円になります。ただし、誰でも200万円まで利用できるわけではなく、楽天ゴールドカード独自の審査によって、利用可能金額が決まります。締め日は毎月末、支払日は翌月27日です。
付帯機能と付帯カード
楽天ゴールドカードは楽天カードと同じく、楽天Edyと楽天ポイントカードの機能が付帯しています。また、家族カードが年会費550円(税込)で発行できる他、通常550円(税込)の年会費がかかる楽天ETCカードが無料で発行できます。