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楽天証券のクレカ積立はポイント高還元率で上限額10万円!メリット・デメリットも紹介

楽天証券では、クレジットカードを利用した積立投資(クレカ積立)ができます。積立投資とは、同じ銘柄を毎月一定金額ずつ購入する投資方法のことです。
クレジットカードで商品を買い付けると楽天ポイントを獲得できます。一度、還元率の改悪はありましたが、2023年6月の買い付け分からクレカ積立の還元率が引き上げられ、0.5〜1.0%の楽天ポイントを獲得できるようになりました。
この記事では、楽天証券のクレカ積立の特徴やメリット・デメリットなどをわかりやすく解説します。
楽天証券のクレカ積立のメリット
- 楽天証券のクレカ積立は0.5〜1.0%のポイント還元率(楽天ブラックカードは2.0%)
- 毎月100円から積み立てができるだけでなく、もっている楽天ポイントも利用できるため気軽に始めやすい
- クレカ積立の上限額は一般的に毎月5万円だが、楽天証券であれば楽天キャッシュと併用することで10万円までの積み立てが可能 *
- 楽天証券のクレカ積立は一般NISA・つみたてNISA・新NISAにも対応
新NISAの積立予約がスタート!
- 11月13日〜12月28日
- クレカ積立に関しては、12月12日までに予約すれば2024年1月の注文から反映される
楽天証券の最新News & キャンペーン
- 「投信残高ポイントプログラム」が低コストファンド2本を対象に復活!
(対象:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド/楽天・S&P500インデックス・ファンド)※新NISA対象 - 「信用取引デビュー応援プログラム」
信用取引口座の開設でもれなく200ポイントプレゼント
楽天証券「クレカ積立」のポイント還元率
![]() 楽天プレミアムカード |
![]() 楽天ゴールドカード |
![]() 左記以外の楽天カード |
|
※代行手数料が0.4%(税込)以上のファンドであれば、楽天カードの種類を問わず決済金額の1.0%が還元
※楽天ブラックカード(招待制カード)のポイント還元率は2.0%
*当メディアの投資アドバイスや提供情報は、お客様の投資利益を保証・確約するものではありません。証券投資の特性やリスク等を十分にご理解のうえ、投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行なってください。
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楽天証券のクレカ積立とは

投資信託を積み立てることを「投信積立」といいます。楽天証券のクレカ積立とは、楽天カードのクレジット決済で投信積立を積み立てることです。
そもそも投資信託は、投資家から集めた資金が1つにまとめられて、運用方針にしたがって国内外の株式や債券などで運用される商品です。投資先から利益が発生したとき、投資家は出資金額に応じた分配金を受け取れます。
楽天証券のクレカ積立の積み立て可能額や対象口座、対象商品などは以下の通りです。
楽天証券のクレカ積立の基本情報
利用できるカード | 楽天カード株式会社が発行する対象クレジットカード ※楽天カード以外のクレジットカードは利用できないので注意 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5~1.0% |
積み立て額 | 毎月100〜50,000円 ※楽天キャッシュと併用することで最大10万円まで ※つみたてNISAは毎月33,333円が上限 |
対象口座 | |
対象商品 | 楽天証券が取り扱う積み立て可能な投資信託 ※つみたてNISAおよび「らくらく投資」専用ファンドを含む ※楽ラップの積立、iDeCo口座での積立は対象外 |
買付日 | 毎月1日(2021年6月19日以前に楽天カードクレジット決済を利用したことのある人) 毎月8日(2021年6月20日以降に楽天カードクレジット決済を初めて利用する人) ※指定日が休業日・ファンド休日の場合は翌営業日 |
締切日 | 毎月12日まで |

楽天証券では、商品の運用状況をマイページにある「保有商品一覧」でいつでも確認できます。保有商品一覧では、保有している商品の時価評価額、評価損益、保有商品の詳細が分かりやすくまとめられています。

1.株式や投信、債券など、保有している商品すべてを1画面にて確認でき、横断的に資産を把握しやすい。
2.過去の損益と配当、分配金などトータルの実績を確認できる。
楽天証券のクレカ積立がおすすめな人
楽天証券でのクレカ積立がおすすめな人は、次の通りです。

楽天証券のクレカ積立がおすすめな人の例
- 楽天グループのサービスを利用する機会が多い
(決済金額に応じた楽天ポイントを獲得したり、もっている楽天ポイントで積み立てできるため) - NISA口座で商品を買い付けるときにクレジットカードで決済したい
(楽天証券であればNISA口座での買い付け時にクレジットカードで決済できるため) - 毎月5万円以上を積み立てたい
(楽天キャッシュを併用することで最大10万円まで積み立てができるため)
楽天証券では、決済金額に応じた楽天ポイントを獲得できるだけでなく、もっている楽天ポイントで積み立てもできるため、日ごろから楽天グループを利用する人におすすめです。
また、楽天証券のクレカ積立はNISAにも対応しています。NISAとは、一定金額までの投資で得た売却益や配当に税金がかからなくなる制度です。
投資信託を保有したときの分配金や売却して得た利益には、通常であれば20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で商品を買い付けたのであれば非課税となります。
楽天証券であれば、NISA口座で投資信託を積み立てるときに楽天カードで決済ができるだけでなく、決済金額に応じた楽天ポイントを獲得することも可能です。
加えて、楽天カードとオンライン電子マネーの楽天キャッシュを併用することで、最大10万円まで積み立てられます。投資信託を毎月6万〜10万円ほど積み立てたい方は、楽天証券のクレカ積立を利用するとよいでしょう。
楽天証券のクレカ積立におけるポイント還元率
楽天証券でのポイント還元率について
- 楽天証券のクレカ積立では、最大で1.0%分の楽天ポイントを獲得できる
- 2023年6月の買い付け分から楽天ポイントの還元率が引き上げられた
- 年会費無料の楽天カードでも最大1.0%の還元率があり、他の証券会社のポイント還元率と比べても引けを取らない

楽天証券のクレカ積立は、かつては一律1.0%還元でした。ですが、2022年9月買付分より代行手数料が年率0.4%(税込)未満の商品を積み立てる場合、還元率が0.2%に改悪されました。年率0.4%(税込)未満の商品は人気の高いインデックスファンドなども多く、多くの人が改悪の影響を受け話題になりました。
しかし、2023年6月買付分からは、代行手数料が年率0.4%(税込)未満の商品の還元率が0.5〜1.0%に引き上げられました。インビテーションが必要な楽天ブラックカードはクレカ積立による還元率が2.0%になっています。
獲得できる楽天ポイント
![]() 楽天プレミアムカード |
![]() 楽天ゴールドカード |
![]() 左記以外の楽天カード |
||
楽天証券では、積み立てる商品の代行手数料によって還元率が変わります。代行手数料とは、投資信託を保有している人が支払う経費(信託報酬)のうち、楽天証券が受け取る手数料のことです。
代行手数料が0.4%(税込)以上であれば、楽天カードの種類を問わず決済金額の1.0%が還元されます。
代行手数料が0.4%(税込)未満の場合、カードの種類によって0.5〜1.0%の還元率が適用されます。
他社のクレカ積立とポイント還元率を比較
楽天証券の他にも、SBI証券やマネックス証券、auカブコム証券などでクレジットカードによる積立投資ができます。ここで、クレカ積立ができる証券会社の還元率と比較してみましょう。
他社のクレカ積立とポイント還元率を比較
楽天証券 | |||
---|---|---|---|
SBI証券 | オリコカード |
||
マネックス証券 | |||
auカブコム証券 | |||
tsumiki証券 | |||
セゾンポケット | UCカード |
楽天証券の還元率が最大1.0%であるのに対し、tsumiki証券やセゾンポケットは最大0.5%となっています。
一方で、auカブコム証券の還元率は常に1.0%です。また、マネックス証券は1.1%であり楽天証券の最大還元率をわずかに上回っています。
SBI証券のクレカ積立では、最大5.0%が還元されます。ただし、SBI証券で1.0%を超えるポイント還元を受けるには、年会費がかかるカードで積み立てなければなりません。
では、年会費がかからないクレジットカードで積み立てる場合、還元率がもっとも高いのはどの証券会社なのでしょうか。年会費無料のクレジットカードで積立投資をしたときの還元率を比較してみましょう。
年会費無料のクレジットカードによる還元率
楽天証券 | ||
---|---|---|
SBI証券 | ||
マネックス証券 | ||
auカブコム証券 | ||
tsumiki証券 | ||
セゾンポケット | UCカード |
年会費無料のクレジットカードで積立投資をする場合、還元率がもっとも高いのはマネックス証券の1.1%となります。
楽天証券では、代行手数料が年率0.4%(税込)以上の商品の場合は年会費無料の楽天カードでも1.0%の還元を受けることが可能です。年会費無料のクレジットカードで比較すると、マネックスカードと楽天カードがおすすめのクレジットカードだと言えます。
楽天証券のクレカ積立のメリット

楽天証券のクレカ積立を利用する主なメリットは、以下の通りです。
メリット1.楽天ポイントを獲得しやすくなる
楽天証券では楽天カードでクレカ積立をすると、最大1.0%の楽天ポイントを獲得できます。還元率1.0%は、他のクレジットカードと比較しても高水準です。
例えば、楽天プレミアムカードで代行手数料が年0.4%(税込)未満の商品を毎月4万円積み立てる場合、1か月で400ポイントを獲得できます。
1年で獲得できる楽天ポイントは、合計で4,800ポイントです。
また、楽天証券と楽天銀行口座を連携する「マネーブリッジ」を設定し、「ハッピープログラム」にエントリーすると、毎月末時点における投資信託の保有残高に応じた楽天ポイントを獲得することも可能です。
楽天証券から商品の購入代金を引き落とす場合も、マネーブリッジを設定してハッピープログラムにエントリーすると、保有残高に応じた楽天ポイントを獲得できます。しかし、決済金額に応じた楽天ポイントは獲得できません。
楽天カードクレジット決済で商品の購入代金を支払うことで、楽天ポイントをより効率的に獲得しやすくなります。
メリット2.気軽に積立投資を始めやすい

楽天証券では、すでにもっている楽天ポイントで商品の買い付けができます。
損失の発生が不安で投資に抵抗がある方でも、楽天ポイントで商品を積み立てられる楽天証券であれば、気軽に投資を始めやすいでしょう。
また、楽天証券は最低100円から積立投資ができるため、現金で商品の購入代金を決済する方にもおすすめできます。
経験が浅いうちは100円や1,000円などの少額から積立投資を始めて、慣れてきたら積立額を増やすのも方法です。
メリット3.楽天キャッシュを組み合わせると毎月10万円までのクレカ積立が可能

証券会社の多くは、クレジットカードでの積立投資の上限額を毎月5万円としています。
楽天証券は楽天カードで積み立てられる上限額は毎月5万円ですが、楽天キャッシュを併用することで最大10万円まで積み立てが可能です。
例えば、楽天カードと楽天キャッシュを併用すると、つみたてNISAの上限額である毎月33,333円と特定口座で66,666円を積み立てられます。
2024年1月からは、新しいNISAが開始される予定です。新しいNISAでは、つみたてNISAの役割を引き継ぐ「つみたて投資枠」を利用すると、毎月10万円の積立投資で得た利益が非課税となります。
楽天カードと楽天キャッシュを併用することで、つみたて投資枠の非課税投資枠である月額10万円をすべてキャッシュレスで決済することが可能です。
また、楽天キャッシュで投信積立をする場合、楽天カードで残高にチャージすると毎月5万円を上限に0.5%の楽天ポイントが還元されます。
毎月10万円分までキャッシュで積み立てができるだけでなく、ポイント還元の対象にもなるのは、楽天証券の魅力といえるでしょう。
月10万円のクレカ積立をした場合のポイント獲得シミュレーション
では、毎月10万円を積み立てるといくらの楽天ポイントを獲得できるのでしょうか。 シミュレーションで確認してみましょう。
積み立てる商品の代行手数料が年率0.4%(税込)未満である場合、積立額5万円までの還元率は楽天カードの種類に応じて0.5〜1.0%となります。
残り5万円を楽天キャッシュで積み立てる場合、楽天カードで残高にチャージするときに一律0.5%が還元されます。
楽天カードと楽天キャッシュで毎月10万円の積み立てをしたとき、獲得できる楽天ポイントは以下の通りです。

毎月10万円の積み立てをした場合に獲得できる楽天ポイント
![]() 楽天カード (0.5%) |
![]() 楽天ゴールドカード (0.75%) |
![]() 楽天プレミアムカード (1.0%) |
|
---|---|---|---|
年会費 | |||
積立期間1か月 | |||
積立期間1年 | |||
積立期間3年 | |||
積立期間10年 |
年会費無料の楽天カードで毎月10万円を積み立てる場合、積立期間3年で1,8万円分、積立期間10年で6万円分のポイントを獲得できます。
また、楽天プレミアムカードで毎月10万円を10年間にわたって積み立てると、獲得できる楽天ポイントは最大9万円分です。
楽天プレミアムカードであれば、商品の代行手数料にかかわらず毎月5万円を上限に1.0%分の楽天ポイントを獲得できますが、11,000円(税込)の年会費がかかります。
一方で、楽天プレミアムカードは「国内航空ラウンジを無料で利用が可能」「楽天市場でのお買い物で獲得できる楽天ポイントが+2倍」など充実した特典を受けられます。
旅行をする機会が多い人や楽天市場でお買い物をする機会が多い人は、楽天プレミアムカードを作成して投信積立を始めるのも1つの方法です。
メリット4.貯まった楽天ポイントは使い道が豊富
楽天証券のクレカ積立で獲得できる楽天ポイントは、商品の積み立て以外にも以下の方法で利用できます。

貯まった楽天ポイントの使い道
- 楽天カードの利用金額に充当する
- 楽天キャッシュの残高にチャージする
- 楽天Edyに交換する
- 楽天市場や楽天モバイル、楽天トラベルなどの決済に利用する
- 飲食店や百貨店、コンビニなどの楽天ポイント加盟店で利用する
- ポイント投資を行う
- 他社ポイントやマイルと交換する など
積立投資で獲得した楽天ポイントは、使い道が豊富です。
楽天証券のクレカ積立は、積立投資で将来に向けた資産形成をしながら、獲得した楽天ポイントを商品の購入や代金の支払いなどに利用して、家計を楽にできる可能性があります。
また、楽天証券と楽天銀行の口座をマネーブリッジで連携し、毎月3万円以上のポイント投資で投資信託を積み立てると、SPU(スーパーポイントアッププログラム)により楽天市場で楽天カードを使って買い物をしたときの還元率が+0.5倍となります。
楽天証券のクレカ積立のデメリット

多くのメリットがある楽天証券のクレカ積立ですが、以下のデメリットがあることも踏まえて利用すべきか検討することが大切です。
- クレジットカードを使えない商品がある
- iDeCoの掛金を決済できない
- 楽天カード以外は利用できない
- 期間限定ポイントを積み立てに利用できない
楽天証券のクレカ積立のデメリット
デメリット1.クレジットカードを使えない商品がある
楽天証券のクレカ積立では、一部の商品が対象外となっています。例えば、株式や債券など、投資信託以外の商品は楽天カードクレジット決済で買い付けできません。
また、楽ラップというロボアドバイザーサービスを利用した商品の積み立てや、投資信託の一括購入(スポット購入)なども、楽天カードクレジット決済の対象外です。
一般NISAでは商品の一括購入と積み立てのどちらもできますが、楽天カードクレジット決済に対応しているのは投資信託の積み立てのみとなります。
デメリット2.iDeCoの掛金を決済できない
楽天証券のクレカ積立は、iDeCoは対象外となります。iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、毎月掛金を拠出して投資信託などで運用し、老後資金を積み立てる制度のことです。
iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象であるため、1年間で支払った掛金と同額が所得から差し引かれることで、所得税や住民税の負担を軽減できる可能性があります。
また、NISAと同様に運用益は非課税となるなど、さまざまな税制メリットがあります。
楽天証券でiDeCoの口座は開設できますが、掛金は口座引落でしか支払いができません。クレジットカードによる決済は、対象外となります。
デメリット3.楽天カード以外は利用できない
楽天証券のクレカ積立ができるのは、楽天カード株式会社が発行する以下の提携カードに限られます。
楽天証券でクレカ積立ができるクレジットカード
- 楽天カード
- 楽天PINKカード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天銀行カード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- 楽天カードアカデミー
- アルペングループ楽天カード
※参考:楽天カード「カードをつくる」
上記以外のクレジットカードで積立をすることはできません。また、ビジネスカードやデビットカード、家族カードも対象外です。
楽天証券の口座と楽天カードの名義が同一でなければ、投資信託の積み立てに利用できない点にも注意が必要です。楽天証券で投信積立をするのであれば、証券口座と同じ名義の楽天カードを準備しましょう。
デメリット4.期間限定ポイントを積み立てに利用できない
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があります。
このうち、楽天証券の投信積立に利用できるのは、通常ポイントのみです。期間限定ポイントで、商品を買い付けることはできません。
例えば、楽天市場でお買い物をしたとき、SPUで獲得できるのは期間限定ポイントであるため、投信積立には利用できません。
そのため、楽天ポイントで投資信託を積み立てるときは、楽天証券のマイページで投資に利用できるポイントがいくらあるのかを定期的に確認することが大切です。
また、楽天Point Clubにログインし、保有している楽天ポイントや通常ポイントと期間限定ポイントの内訳を確認する方法もあります。
楽天証券のクレカ積立の始め方と変更方法

「クレカ積立のやり方がまったくわからない…」
「難しくないのかな?」
楽天証券でクレカ積立を始めるためには、どのような手続きが必要なのでしょうか。クレカ積立のやり方を詳しくご紹介しましょう。
- 楽天カードを発行
楽天カードをもっていない方
- 楽天証券の口座開設
- 商品選びからクレジットカード決済まで
楽天証券の口座をもっていない方
- 楽天カードクレジット決済への変更方法
- つみたてNISAをクレジットカード決済に変更する方法
投信積立・つみたてNISAを利用中の方
楽天カードを発行
楽天証券でクレカ積立をするには、楽天カードの利用が必須です。楽天カードの公式ページで申し込みを行いましょう。
楽天証券の口座開設
楽天証券の口座をもっていない場合は、まずは証券口座の手続きが必要です。口座を開設する際は、 運転免許証やマイナンバーカード(個人番号カード)といった本人確認書類を手元に用意しましょう。
口座を開設するおおまかな手順は、以下の通りです。手続きは、スマートフォンやパソコンから行えます。
- 楽天証券ホームページ内の「口座開設」ボタンを押して証券口座を開設する
- 本人確認書類の選択・提出
- 氏名や住所など本人情報の入力
- メールでログインIDを受け取る
- 初期設定をする(マイナンバーを提出する)
楽天証券の口座を開設する手順
商品選びからクレジットカード決済まで
積み立てをする商品選び、クレジットカードでの買付は以下のステップで進めましょう。

- 積み立てる商品を選ぶ
- 楽天証券の「投信」の「積立注文」から積立購入(買付)を申し込む
- 買付日に自動的に積立が開始される
- 積立日と同じ月の27日に楽天カードクレジット決済の支払いが行われる
楽天証券でクレジットカード決済をする流れ
商品の積立設定の際の具体的な方法をご紹介します。楽天証券の積立設定はWebやアプリ上で比較的簡単にできると評判です。手順に沿って確認していきましょう。
- 積立注文画面を開く
- 引落方法と積立指定日を選択する
- 積立金額を入力する
- 分配金コースと口座区分を選択する
- 目論見書を確認する
- 設定内容を確認する
- 設定を完了する
商品の積立設定をする方法
1.積立注文画面を開く

まず、楽天証券のマイページから積み立てる商品を選び、注文画面から「積立注文」のボタンを押します。
2.引落方法と積立指定日を選択する

引落方法を「楽天カードクレジット決済」にします。
楽天カードクレジット決済では、積立指定日が自動で設定されるため、改めて設定をする必要はありません。
3.積立金額を入力する

毎月の積立金額を入力します。また、楽天ポイントを商品の買い付けに利用する場合は、ポイント利用設定状況のポイント利用を「利用する」に設定します。
4.分配金コースと口座区分を選択する

分配金コースを「再分配型」と「受取型」から選択します。
再分配型を選ぶと、投資先から得られた分配金が同じ投資信託の追加購入に回されますが、受取型を選ぶと分配金を現金で受け取ることが可能です。
続いて、口座区分を「特定」「一般」から選択します。
特定は楽天証券が代わりに年間の損益を取りまとめてくれます。一般を選ぶと、自分自身で年間の損益を取りまとめなければなりません。
NISA口座を開設している場合は「NISA」または「つみたてNISAで注文」を選択できます。
5.目論見書を確認する

「未閲覧の書面を確認する」をクリックして、商品の目論見書を確認します。
目論見書とは、商品の投資先や投資対象、運用方法などの重要な情報が記載された書類のことです。商品の積立設定をするときは、目論見書をよく確認しましょう。
6.設定内容を確認する

設定内容に問題がなければ、取引暗証番号を入力し「注文する」をクリックします。
7.設定を完了する
「注文する」をクリックすると、積立設定は完了となります。
設定した内容は、楽天証券のマイページにある「投資信託」→「積立設定」→積立設定一覧画面で確認が可能です。
楽天カードクレジット決済への変更方法
現在、投信積立を利用中の方はクレジット決済への変更をマイページから簡単に設定できます。ただし、積立設定には申し込み締切日があり、締切日までの変更が必要ですので注意しましょう。
- 設定中の積立を解除する>>積立設定の解除 操作ガイド
- 「楽天カードクレジット決済」で積立を新たに設定する>>積立設定 操作ガイド
楽天カードクレジット決済への変更手順
つみたてNISAをクレジットカード決済に変更する方法

つみたてNISAをクレジットカード決済に変更したい場合は、積立設定を解除後に新たな積立設定が必要です(つみたてNISAは毎月33,333円がクレジットカード決済の利用上限)。
積立を途切れさせないよう注意の上、積立設定を入れ替えましょう。
証券口座・楽天銀行から変更したい方
- 現在設定中の積立が12日までに行われる場合>>>現在の積立注文を行った後、1日〜12日までに積立設定解除。その後、12日までに新たにクレカ積立の設定を行う
- 現在設定中の積立注文が12日より後に行われる場合>>>12日までに積立設定が行われるよう、積立指定日を変更。その後、12日までに新たにクレカ積立の設定を行う
楽天銀行以外の金融機関から変更したい方
- 現在の積立注文を12日までに行った後、積立設定解除。その後、12日までに新たにクレカ積立の設定を行う
楽天証券とSBI証券のクレカ積立はどっちがお得?

楽天証券とSBI証券のクレカ積立の比較
- 還元率がもっとも高いのはSBI証券で三井住友プラチナプリファードを利用して積立投資をする場合
- 年会費も考慮すると年会費無料の楽天カードで代行手数料0.4%(税込)以上の商品を積み立てるのがお得
楽天証券とSBI証券は、どちらも業界トップクラスの口座開設数を誇る証券会社です。クレジットカードで積立投資をする場合、楽天証券とSBI証券のどちらがお得なのでしょうか。
ここでは、楽天証券とSBI証券の還元率や獲得できるポイントを比較してみましょう。
楽天証券とSBI証券のポイント還元率を比較
まずは、楽天証券と SBI 証券の還元率や対象となるクレジットカード、獲得できるポイントをご紹介します。
楽天証券とSBI証券のポイント還元率
還元率 |
---|
楽天証券の還元率は、積み立てをする商品の代行手数料に応じて決まる仕組みです。
また、商品の代行手数料が年率0.4%(税込)である場合、決済に利用するクレジットカードの種類によっても還元率は異なります。
一方でSBI証券は、以下の通り商品の買い付けに利用するクレジットカードの種類によって還元率が決まります。
SBI証券のクレカ積立における還元率
|
|
クレカ積立をしたときの還元率がもっとも高いのは、三井住友カード プラチナプリファードの5.0%です。
三井住友カードプラチナプリファードは、お買い物で利用したときの還元率が1.0%と通常の2倍であるだけでなく、還元率がアップするサービスも充実しています。ただし、33,000円(税込)の年会費がかかります。
クレカ積立時の還元率が2.0%となるのは、三井住友カード プラチナや三井住友カード プラチナ PA-TYPEなどです。
三井住友カード プラチナの年会費は55,000円(税込)と高額ですが、三井住友カード プラチナプリファードよりも会員向けの優待やサービスが充実しています。
上限額まで積み立てたときに獲得できるポイント数を比較
では、楽天証券とSBI証券のどちらが、より多くのポイントを獲得できるのでしょうか。シミュレーションで比較してみましょう。
今回のシミュレーションでは、楽天証券が毎月10万円、SBI証券が毎月5万円を積み立てたときに獲得できるポイントを比較します。
商品の代行手数料が年率0.4%(税込)未満である場合、獲得できるポイントは以下の通りです。
上限額まで積み立てたときに獲得できるポイント(楽天証券10万円・SBI証券5万円)
積立期間 | 楽天証券 | SBI証券 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
積立期間 | ![]() 楽天カード (0.5%) |
![]() 楽天ゴールドカード (0.75%) |
![]() 楽天プレミアムカード (1.0%) |
![]() 三井住友NL (0.5%) |
![]() 三井住友NLゴールド (1.0%) |
![]() (5.0%) |
1か月 | 500 | 750 | 1,000 | 250 | 500 | 2,500 |
1年 | 6,000 | 9,000 | 12,000 | 3,000 | 6,000 | 30,000 |
3年 | 18,000 | 27,000 | 36,000 | 9,000 | 18,000 | 90,000 |
10年 | 60,000 | 90,000 | 120,000 | 30,000 | 60,000 | 300,000 |

シミュレーションの結果、三井住友カードプラチナリファードで積立投資をすると、10年間で30万円分のポイントを獲得できることがわかりました。
次いで多くのポイントを獲得できるのが、楽天プレミアムカードとなっています。
ただし、三井住友カードプラチナプリファードと楽天プレミアムカードは、年会費がかかります。そのため、新たにカードを申し込むときは、日ごろの利用で獲得できるポイントや会員向けの特典なども踏まえて、年会費に見合うだけのリターンがあるかを考えましょう。
その点、年会費無料の楽天カードと三井住友カード(NL)であれば年会費はかかりません。
代行手数料が0.4%(税込)以上の商品を積み立てる場合、年会費無料の楽天カードでも1.0%分の楽天ポイントを還元してもらえます。そのため、10年間の積み立てで、楽天プレミアムカードと同様に最大9万円分の楽天ポイントを獲得できます。
還元率と年会費のみを基準に考えると「年会費無料の楽天カードで代行手数料が0.4%(税込)以上の商品を積み立てる」という選択がもっともお得といえるでしょう。
楽天証券やSBI証券で積立投資をするときの注意点
クレカ積立時の還元率が高いという理由だけで、代行手数料が0.4%(税込)以上の商品を選ぶのはおすすめできません。
投資対象(株式・債券など)や運用方法を確認し、ご自身が許せるリスクの大きさも踏まえて収益が期待できる商品を選ぶことが基本となります。
また、クレカ積立で多くのポイントを獲得できたとしても、活用する方法がなければ宝の持ち腐れとなってしまうでしょう。獲得したポイントの使い道も踏まえて、クレカ積立をする証券会社を選ぶことが大切です。
楽天証券のクレカ積立の評判
ここからは、気になる楽天証券のクレカ積立に対しての評判を見ていきましょう。
口コミ情報の中で多かったのは、ポイント還元率が改善したことや利用のしやすさについてでした。一方で評価の低い口コミもありますので確認してみてください。
良い口コミ
悪い口コミ
楽天証券のクレカ積立に関するQ&A

最後に、楽天証券のクレカ積立についてよくある質問とそれに対する回答をご紹介します。
Q.楽天証券でのクレジットカード決済の利用上限額は?
楽天カードで積立ができるのは毎月5万円までですが、楽天キャッシュを併用することで最大10万円まで決済が可能です。
Q.楽天証券のクレカ積立で利用するクレジットカードはどれがおすすめ?
旅行に出かけることの多い方や、楽天市場でお買い物をする機会が多い方などは、楽天プレミアムカードで積み立てをするとよいでしょう。年会費が11,000円(税込)かかりますが、商品の代行手数料にかかわらず1.0%の楽天ポイントが還元されます。
年会費をかけたなくないのであれば、年会費無料の楽天カードがおすすめです。2023年6月からは、代行手数料が年率0.4%(税込)未満の商品を積み立てたときの還元率が0.2%から0.5%に引き上げられました。
楽天カード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
![]() |
|
特徴
- 楽天市場で利用すると還元率が3%にアップ
- 楽天加盟店でもポイントが貯まる
- 楽天ペイを活用すればポイント3重取りもできる
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイントがもらえる
楽天ゴールドカード

総合評価
年会費 | 2,200円(税込) |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
![]() |
|
特徴
- 国内空港ラウンジの利用が年間2回無料
- ETCカード年会費が無料
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイントがもらえる
楽天プレミアムカード

総合評価
年会費 | 11,000円(税込) |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
![]() |
|
特徴
- 楽天市場で利用するとポイント5倍、誕生月はポイント6倍
- 楽天証券の投信積立でクレジット決済をすると還元率1%
- 国内・海外空港ラウンジの利用が無料
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイントがもらえる
Q.楽天カードでのクレカ積立のスケジュールを教えて
楽天カードクレジット決済で投資信託が買い付けられる日は、毎月1日または8日のどちらかです。
- 2021年6月20日以降に初めて楽天カードでの積み立てをした場合:毎月8日
- 2021年6月19日以前に楽天カードで積み立てをしたことがある場合:毎月1日
また楽天ポイントは、投資信託を買い付けた月の15日前後に付与されます。
商品の購入金額が楽天カードの登録口座から引き落とされるのは、買い付けた月の27日です。(27日が休業日の場合はその翌営業日)
楽天証券では、楽天カードを利用して投信積立をすることで、楽天ポイントを獲得しながら資産形成ができます。将来に向けた資産形成を始めたいと考えている方は、楽天証券の口座開設を検討してはいかがでしょうか。
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