法人カード(ビジネスカード)
paild(ペイルド)は法人カードとして機能十分?仕組みや評判を検証
paildはプリペイド式のクラウド型法人カードです。一般的な法人カードと比べて、決済・領収書の回収管理・仕訳・会計ソフトの連携など、さまざまなシーンで活用できる機能が充実しています。カードごとに上限額を設定できるので、利用者やイベントごとに発行して手軽に活用できます。
ですが、paildは比較的新しい法人カードなので、「きちんと使えないのではないか」「法人カードの機能は十分なのだろうか」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
実際に導入している企業に独自アンケートを実施したところ、バーチャルカードをワンクリックで即時発行できるpaildは使い勝手が良く、経理担当者の負担が軽減されたと評判でした。新サービスのリリースも多く、注目の法人カードだといえるでしょう。
本記事では、paildの仕組みや使い方、メリット・デメリットなどを解説します。
paildと一般的な法人カードの違い
決済方式 | プリペイド式(前払い) | 後払い式 |
---|---|---|
与信審査 | なし | あり |
発行枚数 | 無制限*リアルカードを31枚以上発行する場合は事前審査が必要 | 数枚~20枚程度 |
1枚のカードに対する利用権限 | 複数人と共有可 | カード名義人以外は使用不可 |
明細の確認 | ひとつの管理画面で確認 | 各カードのIDとパスワードを入力して確認 |
申し込み条件 | 法人のみ ※個人事業主は発行不可 |
個人事業主・フリーランス・法人など |
カードの発行 |
|
数週間程度 |
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
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paildは年会費無料のクラウド型法人カード
paildがおすすめの企業や組織
- 従業員向けにカードをたくさん発行したい
- 経理の業務負担を軽減したい
- 小口現金管理が多い
- 無料で電子帳簿保存法に対応したい
paildは株式会社ペイルドが発行するクラウド型法人カードです。
クラウド型法人カードとは、Webサービス上で法人名義のクレジットカードを発行・管理できるサービスです。インターネットを利用できる環境であれば、すぐに発行できます。
また、保有しているすべてのカードの利用履歴を、ひとつの画面で管理できる点が特長です。10万円の初期費用が必要ですが、発行手数料*・年会費無料で審査がないため、起業したばかりの会社でも発行可能です。*バーチャルカードは無料・リアルカードは30枚まで無料
paild
総合評価
年会費 | 永年無料※ |
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還元率 | なし |
国際ブランド | |
電子マネー |
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※初期費用10万円が必要
特徴
- 与信審査がないプリペイド式の法人カード
- バーチャルカードとリアルカードを発行枚数の制限なく利用できる
- 領収書の回収・利用明細との紐付けが自動
会社名 | 株式会社ペイルド(旧社名:株式会社Handii) |
---|---|
設立日 | 2017年8月9日 |
本社 | 東京都中央区日本橋兜町5番1号 兜町第一平和ビルB1F |
資本金 | 8億1,310万円(資本準備金含む) |
代表者 | 柳 志明 |
電話番号 | 03-6667-0704 |
決済方式 | プリペイド式(前払い) |
---|---|
与信審査 | なし |
初期費用 | 10万円 |
発行手数料・年会費 | 無料*発行手数料はバーチャルカードは無料・リアルカードは30枚まで無料 |
発行枚数 | 無制限*リアルカードを31枚以上発行する場合は事前審査が必要 |
1枚のカードに対する利用権限 | 複数人と共有可 |
ETCカード | なし |
ポイント・マイルサービス | なし |
旅行保険 | なし |
利用限度額 |
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API連携の会計ソフト |
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スマホ決済 | なし |
締め日・支払日 |
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支払口座 | paildウォレットに紐付けられた銀行口座から入金 |
明細の確認 | ひとつの管理画面で確認 |
電子帳簿保存法 | 無料で対応 |
最短発行 |
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申し込み条件 |
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必要書類 |
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出典:paild公式「法人の本人確認をすると、何が変わりますか」paild公式「法人の本人確認の進め方を教えてください」
paildの仕組みは事前入金のチャージ式(プリペイド式)
paildはまず、チャージ式(プリペイド式)という点で他の法人カードと異なっています。
paildの仕組みは上の画像のとおり、あらかじめpaildウォレット(銀行口座)に入金することで、ひとつの資金から保有する各カードに予算を割り当てるというものです。各カードごとに入金しなくてよいわけです。
例えばpaildウォレットに300万円入金した場合、その中から各カードの上限額を10万、20万、50万円のように設定します。特に経費の予算管理に向いており、paildなら交際費や事務用品の購入など、小口現金の管理から解放されます。
また、1枚のカードに複数人の利用権限を与えられることも他にはない特徴です。
例えば「ネット通販でコピー用紙を購入したい」といった場合、権限のあるすべての社員がカードを使って買い物ができます。「カード名義人の上司がいないと買えない」という事態を避けることができるのです。
また、paildでは決済情報が管理画面に自動反映されるので、経理担当者の日々の管理をラクにしてくれます。下記図解は、Excelによる小口現金の管理とpaildを利用して管理した場合の違いを表したものです。
営業部で、駐車場代・交際費・交通費など、逐一かかる経費を従業員が立て替え、その費用をExcelにまとめていたとしましょう。paildであれば、カードを使用するとクラウドに決済内容が自動で反映され、管理画面ひとつでカードごとに予算を管理できます。従業員による立て替えがなくなる点も大きな違いです。
「大量にカードを発行すると管理が大変になるのではないか」と思う人もいるでしょう。paildにはタグ付け機能があり、タグで絞り込んでカードを見つけられるため、ややこしくなりません。
paildのメリット
paildは10万円の初期費用は必要ですが発行手数料*と年会費が無料、審査なしで発行できる多くの企業が導入しやすい法人カードです。*発行手数料はバーチャルカードは無料・リアルカードは30枚まで無料
また、バーチャルカードやリアルカードを社員用・部署ごと・プロジェクト用など気軽に発行でき、ひとつの管理画面で管理できます。そのため、予算管理がラクになり、面倒な帳簿付けがなくなります。
保管の法的要件が厳しい電子帳簿保存法にも対応しており、経理の業務負担を大幅に減らせるでしょう。
- 発行手数料・年会費無料で発行枚数無制限
- カードごとに上限額を設定でき不正利用防止や予算の可視化にも
- 取引はリアルタイムで閲覧可能
- バーチャルカードなら即日発行できる
- 電子帳簿保存法に対応
paildのメリット
メリット1.発行手数料・年会費無料で発行枚数無制限
審査のない無料カードである理由
- 発行手数料・年会費無料の理由はカード利用時にVISA経由で得られる加盟店手数料があるから
- 与信審査がない理由はpaildが事前入金が必要なプリペイド式だから
paildは発行手数料*・年会費が無料で、追加カードの発行枚数に制限がありません。*発行手数料はバーチャルカードは無料・リアルカードは30枚まで無料また、発行審査もないため、起業したばかりで上限額が低い企業や、何らかの理由で他の法人カードで審査が通らない場合の選択肢になります。
従来の法人カードの多くは、数枚~数十枚程度の枚数制限があります。部署ごとやプロジェクトごとに発行するのは難しいため、発行枚数無制限はpaildならではのメリットです。*リアルカードを31枚以上発行する場合は事前審査が必要
年会費無料の法人カードの多くは、発行枚数に制限があることがほとんどです。
年会費無料の他の法人カードと比較
paild |
三井住友カード ビジネスオーナーズ |
NTTファイナンスBizカード レギュラー |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード |
|
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年会費 | 無料*初期費用として10万円が必要 | 無料 | 無料 | 無料 |
追加カード | 無料 | 19枚まで | 9枚まで | 9枚まで |
追加カードの発行手数料 | 無料*バーチャルカードは無料・リアルカードは30枚まで無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
与信審査 | なし | あり | あり | あり |
メリット2.カードごとに上限額を設定でき不正利用防止や予算の可視化にも
上限額が設定できることによるメリット
- カードごとに、必要な範囲内の上限額を設定できるので社員の不正利用を防げる(ガバナンスの強化)
- 各カード(部署やプロジェクトごとのカード)の予算を可視化できる
paildはカードごとに上限額を設定できるため、不正利用を防げます。そのため大量のカードを発行しても、各カードに設定された以上の金額は使えません。
また、発行しているカードごとに詳細な利用制限をかけられます。月次利用制限・1決済あたりの決済可能額制限・期間利用制限など、7つの項目があり、管理画面でワンクリックで設定できます。細かく上限額を管理できるため、計画的な予算利用にもつながるでしょう。
仮に不審な決済履歴を見つけた場合は、管理画面においてワンクリックでそのカードを利用停止できます。
さらに、決済するとカード利用者に、領収書の提出を促すメールが即時通知されます。そのため、経理で領収書スキャンの手間や「早く提出して」と催促することも減り、経理の業務負担が軽減するでしょう。
また前述したとおり、paildは経費の予算管理に適しているカードです。
ウォレット(口座)に予算となる資金を入金して、各カードに予算を割り当てられます。事前に振り分けておくことで予算が可視化され、paildの管理画面ひとつで予算管理できるようになります。
メリット3.取引はリアルタイムで閲覧可能
paildはひとつの管理画面で、各カードの利用状況をリアルタイムで確認できます。一般的な法人カードはカードごとにIDとパスワードがあり、そのつど別々にログインする必要があります。
paildなら、経理担当が各カードのIDやパスワードを知っていなくても、管理画面でだれが・いつ・どこで・いくら使ったのかを一目でチェックできます。
個人単位でのカード発行も可能です。また「営業部_交際費」などといったカード名を付けておけば、「この5万円は営業部の交際費だ」と勘定科目がスムーズにわかります。
メリット4.バーチャルカードなら即時発行できる
paildは、バーチャルカードならワンクリックで即時発行できます。バーチャルカードとは、リアルカードのように実物のカードが手元になく、インターネット上の決済で使用できるものです。具体的なバーチャルカードとリアルカードの違いは、下記のとおりです。
バーチャルカードとリアルカードの違い
カードの形態 |
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実物のカード+端末読み取り機能が付いてる |
---|---|---|
使える場所 | インターネット |
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上記のとおり、バーチャルカードはインターネット専用のカードです。事務用品や収納棚など、インターネットで購入するならワンクリックで発行できるバーチャルカードが便利でしょう。必ずしもリアルカードを発行する必要はありません。
法人カード発行の際は、通常申し込んで手元に届くまでに数日~数週間はかかります。ですが、paildのバーチャルカードなら管理画面で「発行する」をクリックするだけで、すぐ使用できます。
paildと他カードの発行スピードを比較
paild |
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三井住友カード ビジネスオーナーズ | 約10日 |
NTTファイナンスBizカード レギュラー | 約11日 |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | Web申し込みの場合:3~10日程度 |
例えば新しくプロジェクトが立ち上がったタイミングで発行できれば、待っている間に小口現金管理にする必要はありません。発行したその日から、プロジェクトに必要な経費をpaildのバーチャルカードで支払えます。
メリット5.電子帳簿保存法に対応
paildは、スキャナ保存をおこなう市販ソフトウェアが電子帳簿保存法(電帳法)の法的要件を満たしていることを認証する「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」を取得しており、電子帳簿保存法に対応しています。
電子帳簿保存法とは
-
電子帳簿保存法とは、国税関係の帳簿や書類を電子データで保存するときの取り扱いを定めた法律です。
国税関係の帳簿とは、仕訳帳や総勘定元帳などをさします。
国税関係の書類とは、決算関係書類(損益計算書・貸借対照表)や請求書、領収書などのことです。
電子帳簿保存法に対応したスキャナ保存の法的要件は厳しく、独学では難しいといわれています。各社員が対応している場合は、差し戻しや質問が絶えないでしょう。
paildなら無料で電子帳簿保存法に対応できるため、社内の負担を大幅に減らせます。
- カード決済
- paildから領収書等の証憑情報の添付を通知
- 利用者がメールで添付
- paildが電子帳簿保存法に対応した証憑データになっているのかチェック
paildの機能で証憑を集めるフロー
領収書の紙の原本は、カード利用時に受信する領収書提出依頼メールに対し、カード利用者が証憑ファイル(領収書等)を添付して返信するだけでアップロードできます。
paildのデメリット
paildは従来の法人カードと比較すると、カード発行の手軽さや予算管理などの新しい機能が豊富です。しかし、従来の法人カードにはあるもので、paildでは利用できないサービスがあります。
デメリット1.ポイントやマイルは貯まらない
paildにはポイント制度がないため、ポイントやマイルは貯まりません。そのため貯まったポイントで経費の一部を支払ったり、サービスを受けたりすることはできず、お得感は少ないでしょう。
デメリット2.付帯保険・サービスはない
paildには、国内・海外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなどが付帯していません。経費管理の負担軽減や支払い機能に特化したカードになります。
デメリット3.プリペイド式なので手元に資金がないと使えない
paildはプリペイド式のため事前入金が必要になり、手元に資金がないと使えません。ビジネスの上での資金調達に不安があればキャッシュフローに余裕ができる後払い式が良いと思う企業も多いでしょう。
法人カードの審査がないのがメリットではありますが、企業によってはプリペイド式がネックになってしまいます。
デメリット4.国際ブランドはVISAしか選べない
paildの国際ブランドは、VISAのみです。別の国際ブランドを選びたい人にとってはデメリットになるでしょう。
ただし、VISAは利用できる国や地域、店舗数がいずれも世界トップなので、幅広く使いやすい国際ブランドであるといえます。
paildと他の法人カードを2枚持ちしてデメリットを解消
paildのデメリットを解消するには、他の国際ブランドの法人カードと2枚持ちすることをおすすめします。
法人カードを2枚持ちするメリット
- ポイントを貯められる
- 出張の際は保険が付帯しているカードで補償される
- 別の国際ブランド加盟店でも使える
以下に、2枚持ちにおすすめの法人カードを紹介します。
三井住友カード ビジネスオーナーズ |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード |
JCB一般法人カード |
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---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 13,200円 | 1,375円※3 |
国際ブランド | |||
ポイント還元率 | 0.5%~1.5%※1 | 0.3~1.0%※2 | 0.5% |
付帯保険 |
|
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詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
*1 1.5%還元は対象の三井住友カードと2枚持ち+対象の利用が条件
*2 カード利用100円につき1ポイントが貯まり、「メンバーシップ・リワード・プラス(3,300円)」への登録で対象加盟店でのポイント還元率が最大10倍+ポイントの有効期限無期限
*3 オンライン入会の場合は初年度無料
paildとその他法人カードを2枚持ちすれば、ポイントが貯まらない・付帯保険なしなどのデメリットを解消できます。
メインカードはポイントが貯まるカードに、利便性の高いpaildはプロジェクトやイベントの予算管理などで使い分けするのもよいでしょう。
paildを導入している企業からの評判
当サイト独自アンケートをもとに、paildを導入した企業のリアルな評判をまとめました。実際に活用している企業の声を知ることで、運用イメージが掴みやすくなるでしょう。
良い評判・悪い評判ともに、しっかりとチェックしてみてください。
paildを導入している企業への取材内容
paildを導入した決め手
広告や他の事業者の口コミなどから、コスト面や利便性の面に魅力を感じてpaildの導入を決定した企業が多いことがわかりました。
paildの使い方・活用方法
paildを実際にどういった形で活用しているのかを聞きました。
口コミ評価が高かったpaildの機能
- 1枚のカードに複数人の利用権利者を紐づけできる
- ワンクリックでカードを破棄できる
- 上限額の設定項目が7項目ある
- カード利用者に通知される証憑提出アラート機能
- 電子帳簿保存法に対応した証憑管理機能
- 会計システムとの連携機能
期待するサービスを受けられているか
高評価が多い一方で、現状のプリペイド式やポイントシステムがないという状況から、今後のサービスに期待したいといった声も多々ありました。
paildでは次々と新サービスが拡大されているため、今後の利便性はさらに高まるでしょう。
paildの申し込みから発行までの流れ
paildの申し込みは、Webのみです。与信審査はありませんが、法人・本人確認をおこなわないと発行できるカードの枚数に制限がかかってしまいます。
申し込みからカード発行までの流れを知り、paildを導入するまでのイメージをつかみましょう。
1.申し込み
申し込みはWebからおこないます。会社名や電話番号などを入力し「送信」をタップしてください。その後、アカウントの作成をおこないます。
2.法人・本人確認
本人確認の書類なしで登録できますが、発行枚数を無制限にするためには本人確認が必要です。メールの内容に従い、下記いずれかの方法で法人の本人確認をおこなってください。
法人の本人確認の方法
- 代表者の身分証明書(免許証等)を使った確認方法
- 登記簿に記載の住所でハガキを受け取る確認方法 *身分証明書の用意が難しい場合
ハガキを受け取る確認方法は時間がかかるため、代表者の身分証明書を使った確認方法がおすすめです。
3.カード発行
法人の本人確認完了後、アカウントの管理画面からカードを発行可能です。バーチャルカードであればワンクリックで発行でき、リアルカードもオンラインで簡単に申し込めます。なお、リアルカードは5〜10営業日程度で転送不要の簡易書留郵便で届きます。
4.入金
決済に使用するためには、ウォレット(口座)への入金が必要です。ウォレットに入金後、上限額を各カードに振り分けると利用できるようになります。なお、払い戻しは原則不可です。
paildに関するQ&A
paildは新しい法人カードのため、疑問が残る人もいるでしょう。よくある質問への回答をまとめていますので、参考にしてください。
Q.paildは個人事業主でも発行できる?
上記はpaildの申し込みフォームです。記載があるように、個人事業主は発行できません。法人に限り申し込み可能です。
個人事業主が発行できるビジネスカードなら、paildの類似カードとしてマネーフォワード ビジネスカードが挙げられます。
審査なしで発行できるプリペイド式のカードで、マネーフォワード クラウドとの連携で使い勝手も格別です。
他にも当サイトには、さまざまな個人事業主向けクレジットカードについて詳しくご紹介した記事がありますのでご覧ください。
Q.他の法人カードと併用できる?
paildと他の法人カードは併用できます。使い分けもひとつの方法で、paildとの2枚持ちもおすすめです。
例えばイベントやプロジェクトの予算管理のためにpaildを活用し、その他の支払いは別の法人カードを使用する方法もあります。
Q.paildとUPSIDERとの違いは?
paildとUPSIDERの比較表
年会費 | ||
---|---|---|
発行枚数 | ||
決済方法 | プリペイド式 |
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上限額の設定項目 | 7種類 | 5種類 |
1枚のカードに対する利用権限 | 複数人と共有可 | カードに記名されている本人以外は使用不可 |
ポイント | なし | 1.0%〜1.5%(一部利用先除く) |
リアルカード | 初回発行は5〜10営業日程度 | 初回発行は即日〜3営業日程度 |
バーチャルカード | ||
国際ブランド | ||
審査 | なし | あり |
paildとUPSIDERの大きな違いは、決済方法・ポイントサービスの有無・発行審査の有無です。そのほかはどちらも機能に大きな変わりはありません。
資金調達に不安があり、後払い式でポイントも貯まるカードが良ければUPSIDERの方がメリットが大きいでしょう。
企業によって感じるメリット・デメリットは異なるため、両方のカードを比較してより業務形態にあったカードを選ぶことが大切です。
Q.paild請求書払いとは?
paild請求書払いとは、クラウド型法人カードのpaildと同じく、株式会社paildが提供するクラウド型請求書・支払サービスです。上記の図解のとおり、Excelで請求書を作り、振込の承認を得てから振込し、書類を保存という流れをひとつで管理できます。
GMOあおぞらネット銀行との連携により、請求書確認画面から直接振込ができます。また、電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応している点も特徴です。
クラウド型法人カードのpaildなら、与信審査なしでカードを発行できます。そのため、起業したばかりの企業や限度額が低くなりがちなベンチャー企業でも発行可能です。
また発行枚数無制限の機能を活かしプロジェクトごとにカードを発行して、終わったら管理画面からワンクリックで破棄するといった使い方もできます。細かい役割ごとにカードを発行すれば、面倒な小口現金管理から解放されるでしょう。
複数のツールを使用して予算管理する必要がなくなるため、経理の負担を大幅に減らせます。また実際に使用する社員は、経費の立て替えやカードを利用するために申請する必要がなくなり、無駄な時間をなくせるでしょう。