クレジットカード
Visaタッチ決済のやり方や使える店は?対応カードとスマホへの登録方法も解説

Visaタッチ決済とは、国際ブランドのVISAが提供する決済サービスのことです。
以下のマークがあるクレジットカードや、それを登録したスマホなどをレジにある専用の端末にタッチするだけで決済が完了します。現金を出したりクレジットカードを端末に差し込んだりする必要がないため、スピーディな支払いが可能です。
この記事では、Visaタッチ決済を利用できる店舗や公共交通機関、おすすめカードなどを解説します。

Visaタッチ決済のメリット
- クレジットカードやスマホなどを専用端末にかざすだけでスピーディに支払いができる
- スーパーやコンビニ、飲食店などで支払いをする際、現金やカードのやりとりが発生しないため衛生面でも安心
- 公共交通機関でVisaタッチ決済を利用すると、電子マネーへのチャージや切符の購入などが不要に
- 高度なセキュリティ技術が採用されている
Visaタッチ決済に関するニュース
- 対象のコンビニや飲食店などで、三井住友カードやOliveフレキシブルペイを利用してVisaのタッチ決済で支払いをすると還元率が7.0%にアップi
- Vポイント祭(2023年11月30日まで)抽選で最大5万相当のVポイントを還元※要エントリー
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
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Visaのタッチ決済を使える店・使える場所

Visaタッチ決済は、VISAが提供する非接触型の決済方法です。
これまでは、クレジットカードで決済をするとき、カードを専用の端末に差し込む必要があり、店舗によってはサインや暗証番号の入力も求められました。
その点、Visaタッチ決済であれば、クレジットカードまたはスマホを専用の端末に軽くタッチするだけでスピーディに決済ができます。
支払う金額が一定(原則15,000円)の範囲内であれば、サインをしたり暗証番号を入力したりする必要はありません。

Visaタッチ決済は世界中で普及が広がっている

手軽かつスピーディに決済ができることから、Visaタッチ決済は全世界で普及が進んでいます。
VISAワールドワイドジャパン株式会社の発表によると、Visaのタッチ決済に対応したカードの発行枚数は、2023年3月末時点で1億枚を超えました。
また、全世界ではVISAの対面取引の半分を超える57%がタッチ決済で行われています。
普及が進むのは、日本も例外ではありません。日本国内におけるVisaタッチ決済の取引件数は、2021年3月末〜2023年3月末までの2年間で、以下の通り大きく伸びています。
日本国内におけるVisaタッチ決済の取引件数
- コンビニ:約10倍
- ドラッグストア:約12倍
- スーパー:約5倍
- ディスカウントストア:約100倍
- 家電量販店:約38倍
※出典:VISA ニュースリリース「1億枚達成!拡がるVisaのタッチ決済」
コンビニエンスストアやスーパーなど、日常的に利用する店舗での取引件数は、過去2年間で約5〜10倍に増加しました。
また、家電量販店は約38倍、ディスカウントストアにいたっては約100倍であり、日常利用以外の店舗でも、Visaタッチ決済の取引件数が大幅に増加していることがわかります。
コンビニやスーパーなど使える店舗多数
では、Visaタッチ決済を利用できる店舗はどれほどあるのでしょうか。
2023年6月現在、Visaタッチ決済に対応している店舗の例は、以下の通りです。
VISAのタッチ決済が利用できる店舗の例(2023年6月時点)
スーパー |
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コンビニエンスストア |
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ドラッグストア |
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飲食店 |
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デパート ショッピングセンター |
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小売り・サービス |
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※上記に記載されている店舗であってもVisaタッチ決済を利用できない場合があります
コンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストア、ショッピングセンターの多くが、Visaタッチ決済に対応しています。
Visaタッチ決済に対応したクレジットカードやスマホがあれば、お買い物をするときや飲食をするときなど、幅広い場面でスピーディに支払いを済ませられるでしょう。
また、現金や決済端末に触れることなく支払いができるため、とても衛生的です。新型コロナウイルス感染症や風邪などの感染が心配な方でも、安心して支払いができます。
電車・バス・レジャー施設などでも使える!

公共交通機関やレジャー施設でも、Visaタッチ決済の導入が急速に進んでいます。
例えば、公共交通機関にVisaタッチ決済を導入する自治体の数は、2021年3月末時点では11道府県であったのが、2023年4月末には26都道府県にまで拡大しました。
※出典:VISA ニュースリリース「1億枚達成!拡がるVisaのタッチ決済」
2023年6月現在、Visaタッチ決済に対応している公共交通機関やレジャー施設は、以下の通りです。
Visaタッチ決済を利用できる交通機関・レジャー施設
スーパー |
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空港 |
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レジャー施設 |
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※上記に記載されている店舗であってもVisaタッチ決済を利用できない場合があります
電車やバス、タクシーがVisaタッチ決済に対応していれば、クレジットカードやスマホをかざすことで乗車できます。
SuicaやPASMOなどの電子マネーとは異なり、事前のチャージは不要です。また、現金を出して支払いをしたり、あらかじめ切符を購入したりする必要もありません。
公共交通機関がVisaタッチ決済に対応した公共交通機関を利用すると、より快適に移動することができるでしょう。
Visaのタッチ決済のやり方

Visaのタッチ決済で支払いをする方法は、とても簡単。以下のマークが表示された店舗で、クレジットカードやスマホなどを専用の端末にかざすだけです。


有人レジの場合、Visaタッチ決済を利用するときは、店員に「VISAで」「VISAをタッチで」などと店員に伝えます。
セルフレジを設置している店舗では、自分自身で支払い方法を選択します。代金を支払うとき、セルフレジの画面に表示された支払い方法の中からクレジットカードを選びましょう。
Visaタッチ決済は、クレジットカードだけでなく、スマホやスマートウォッチをはじめとしたウェアラブルデバイスでも利用できます。それぞれの利用手順をみていきましょう。
- クレジットカードでのタッチ決済
- スマホでのタッチ決済(Apple Pay・Google Pay)
- ウェアラブルディバイスでのタッチ決済(Apple Watch・Garmin Pay・Fitbit Pay)
Visaタッチ決済のやり方を解説
1.クレジットカードでのタッチ決済

Visaタッチ決済を利用するときの手順は、以下の通りです。
- 「VISAで」と店員に伝える/タッチパネルでクレジットカード払いを選択する
- 決済端末のライトが青に光ったらクレジットカードで軽く触れる
- 決済音が鳴ったら支払い完了
クレジットカードでVisaタッチ決済を利用する流れ

2.スマホでのタッチ決済

Visaタッチ決済は、iPhoneのApple Payや、AndroidスマホのGoogle Payでも利用が可能です。
Apple PayやGoogle PayでVisaタッチ決済を利用するときの手順をみていきましょう。
Apple Pay
Apple Payを使ってVisaタッチ決済で支払いをする手順は、以下の通りです。
- 「VISAで」と店員に伝える/タッチパネルでクレジットカード払いを選択する
- サイドボタン※1を2回押してFace IDで顔認証をする
- 決済端末にiPhoneをかざす
- 決済音が鳴ったら支払い完了
Apple Payでタッチ決済をする方法
iPhoneSEやiPhone8など、ホームボタンがある端末の場合は、以下の手順でVisaタッチ決済を利用できます。
- 「VISAで」と店員に伝える/タッチパネルでクレジットカード払いを選択する
- ホームボタンを2回押し、Touch iDで認証をする
- Touch ID に指を乗せたまま決済端末にiPhoneをかざす
- 決済音が鳴ったら支払い完了
Apple Payでタッチ決済をする方法(ホームボタンあり)
iPhoneでは、画面にクレジットカードを表示させ、顔面や指紋で認証をしてから端末にタッチします。
Google Pay
Google PayでVisaのタッチ決済を利用する手順は以下の通りです。
- 「VISAで」と店員に伝える/タッチパネルでクレジットカード払いを選択する
- Androidスマホのロックを解除しホーム画面が開いた状態にする
- 決済端末にAndroidスマホをかざす
- スマホの画面にクレジットカードが表示されると決済完了
Google PayでVisaタッチ決済を使う手順
Androidスマホの場合、ホーム画面を開いた状態で端末にタッチをすると、決済完了後にクレジットカードが表示されます。
事前にiPhoneのウォレットやGoogle ウォレットに登録が必要
Apple PayやGoogle PayでVisaタッチ決済を利用するためには、あらかじめスマホにクレジットカードを登録する必要があります。
登録先はiPhoneであれば「ウォレット」、Androidスマホは「Google ウォレット」です。それぞれの登録手順は、以下の通りです。
- ウォレットアプリを起動する
- 右上の「+」をタップして「次へ」を選択する
- 「クレジットカードなど」をタップし「続ける」をタップする
- カメラでカード情報を読み込んでクレジットカードを追加する
- 有効期限やセキュリティコードを入力して「次へ」を選択する
- カードが認証されると Apple Pay で利用可能になる
※参考:Apple「iPhoneユーザガイド」VISA「VisaのApple Payの始め方」
iPhoneのウォレットにクレジットカードを登録する手順
- Google ウォレットにクレジットカードを登録する手順
- 画面下部の「+ウォレットに追加」をタップする
- 「クレジットカードかデビットカード」をタップする
- 「新しいクレジットカードかデビットカード」をタップする
- カメラでカード情報を読み取るまたは「詳細を手動で入力」をタップする
- 下部にある「保存」をタップする
- カード発行会社の利用規約を読み「同意する」をタップする
- お支払い方法の確認を求められたら、リストからオプションを選択する
参考:Google ウォレットヘルプ「デビットカードまたはクレジット カードを追加する」
Google ウォレットにクレジットカードを登録する手順
また、クレジットカードの管理アプリからiPhoneやAndroidスマホに登録できることもあります。
例えば、三井住友カードでは、Vpassアプリのホーム画面にある「Apple Payを始める」または「Google Pay の設定」をタップするとクレジットカードを登録できます。
3.ウェアラブルデバイスでのタッチ決済

Apple WatchやFitbit、Garminのスマートウォッチなどのウェアラブルデバイスでも、Visaタッチ決済の利用が可能です。
Apple Watchでは、iPhoneと同様にApple Payを利用することで、Visaタッチ決済による支払いができます。利用時の手順は、以下の通りです。
- 「VISAで」と店員に伝える/タッチパネルでクレジットカード払いを選択する
- サイドボタンをダブルクリックする
- 支払いに利用するカードを選択する
- Apple Watchを専用端末にタッチする
- 決済音が鳴ったら支払い完了
※参考:Apple「Apple Payで買い物をする」
Apple WatchでVisaタッチ決済を利用する手順
Apple WatchでVisaタッチ決済を利用するためには、事前にiPhoneのWatchアプリでクレジットカードを追加しておく必要があります。
iPhoneのウォレットアプリに追加されているクレジットカードであれば、WatchアプリからApple Watchに追加することが可能です。

活動量を記録できるデバイスのFitbitや、Garminのスマートウォッチは、以下の金融機関が発行するVisaデビットカードがあれば、Visaタッチ決済で支払いができます。
Visaタッチ決済に対応した金融機関
- Fitbit(Fitbit Pay):PayPay銀行・ソニー銀行
- Garminのスマートウォッチ(Garmin Pay):PayPay銀行・三菱UFJ銀行・ソニー銀行
Visaのタッチ決済を使えるおすすめカード5選

Visaタッチ決済は、多くのクレジットカードが対応しているため、どれを選べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで、マネーギーク編集部では、Visaタッチ決済に対応したおすすめのカードを5種選びました。
Visaタッチ決済対応のカード5選
三井住友カード(NL)![]() |
Olive(一般)![]() |
楽天カード![]() |
PayPay銀行Visaデビットカード![]() |
Visa LINE Payプリペイドカード![]() |
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年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.2% | 0〜2.0% |
Visaタッチ決済による特典 | 対象店舗での利用で最大7%還元i | 対象店舗での利用で最大7%還元i | なし | なし | Visaタッチ決済での支払いで2.0%還元 |
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公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
三井住友カード (NL)は対象店舗でVisaタッチ決済をすると還元率7.0%
三井住友カード(NL)

総合評価
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 0.5~7.0%i |
国際ブランド | ![]() ![]() |
電子マネー |
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特徴
- セブン-イレブン・ローソン・マクドナルドなどでスマホのタッチ決済利用で最大7%還元i
- カード券面に番号記載のないナンバーレス仕様なのでセキュリティ面で安心
- 最短10秒で即時発行が可能i
- 年間100万円(税込)以上の利用でゴールドカードに年会費永年無料で切替えできる
キャンペーン情報
- 新規入会&条件達成で最大6,000円相当のVポイントプレゼント期間:2023年10月1日~2023年12月31日
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
Visaタッチの優待 | 対象のコンビニや飲食店で7.0%還元i |
メリット | ・セキュリティ性能の高いナンバーレスデザイン ・最短10秒iで即時発行 |
申し込み対象 | 満18歳以上 ※高校生は除く ※20歳未満は保護者の同意が必要 |
発行までにかかる期間 | 最短10秒i |

三井住友カード(NL)は、券面にカード番号や有効期限などが記載されていないクレジットカードです。
カード情報はVpassアプリで管理をする仕様であり、券面では確認できないため、店舗での利用時にカード情報を盗み見られる心配がありません。
万が一カードを落としたり財布ごと盗まれたりしても、カード番号を知られることはないため、セキュリティ性能が高いといえます。
三井住友カード(NL)で支払いをしたときは、200円(税込)につき1ポイントのVポイントを獲得できます。
通常の還元率は0.5%ですが、セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどの対象店舗で、現物の三井住友カード(NL)のVisaタッチ決済で支払いをすると7.0%にアップしますi。
また、三井住友カード(NL)を登録したスマホのApple PayやGoogle PayでVisaタッチ決済を利用しても対象店舗での還元率が7.0%となりますi。
還元率アップの対象となるコンビニやスーパー、飲食店を利用する機会が多い方は、 年会費無料のクレジットカードですので三井住友カード(NL)を検討してはいかがでしょうか。
三井住友カード コンビニ・飲食店で最大7.0%還元の対象店舗
セイコーマート・セブン-イレブン・ポプラ・ローソン・マクドナルド・サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン・夢庵・その他すかいらーくグループ飲食店*・ドトールコーヒーショップ・エクセルシオール カフェ・かっぱ寿司 など *ステーキガスト・から好し・むさしの森珈琲・藍屋・グラッチェガーデンズ・魚屋路・chawan・La Ohana・とんから亭・ゆめあん食堂・三〇三も対象
Olive(一般)も対象店舗でのVisaタッチで還元率7.0%
Olive(一般)

総合評価
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 0.5%~20%※ |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
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※対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると最大7.0%還元。さらに「Vポイントアッププログラム」と「家族ポイント」を併用すると最大20%還元まで実現可能。
特徴
- キャッシュレス決済・お金の管理・運用(SBI証券)が1つのアプリで完結
- 対象のコンビニ・飲食店で最大20%ポイント還元
- 銀行の振込手数料やATMの時間外手数料無料など豊富な特典
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 | クレジットモード:0.5% デビットモード:0.5% ポイント払いモード:0.25% |
国際ブランド | VISA |
Visaタッチの優待 | 対象のコンビニや飲食店で7.0%還元i |
メリット | ・セキュリティ性能の高いナンバーレスデザイン ・クレジット・デビット・ポイント支払いの3つのモードを選べる |
申し込み対象 | 日本国内に在住する人 ※クレジットカードは満18歳以上(高校生が除く)の方が対象 |
発行までにかかる期間 | 申し込みから1週間程度 |
Oliveフレキシブルペイは、以下3つの支払いモードをスマホで簡単に切り替えることができるカードです。
Oliveフレキシブルペイの3つのモード
- クレジットモード:利用金額が毎月26日に決済口座から引き落とされる
- デビットモード:利用代金が決済口座から即時に引き落とされる
- ポイント払いモード:事前にチャージした金額の範囲内または貯まったポイントで支払う
また、キャッシュカードとして利用できるため、持ち歩くカードの枚数を大幅に削減することが可能です。
ナンバーレスカードであり、カードの券面にカード番号や署名欄、キャッシュカードの支店番号、口座番号も一切記載されていないため、セキュリティが高く安心感もあります。
クレジットモードにしたOliveフレキシブルペイのスマホでのVisaタッチ決済で、セブン-イレブンやマクドナルドなどの対象店舗で支払いをすると、ポイント還元率が7.0%となりますi。
楽天カードは基本還元率1.0%
楽天カード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
![]() |
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特徴
- 楽天市場で利用すると還元率が3%にアップ
- 楽天加盟店でもポイントが貯まる
- 楽天ペイを活用すればポイント3重取りもできる
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイントがもらえる
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA MasterCard JCB AmericanExpress |
Visaタッチの優待 | なし |
メリット | ・還元率が常時1.0% ・楽天市場でのお買い物で3.0〜16.0%還元 |
申し込み対象 | 18歳以上であること ※高校生は除く |
発行までにかかる期間 | 通常1週間〜10日前後 |
楽天カードは、基本還元率が1.0%と高いクレジットカードです。
Visaタッチ決済の利用による特典は特にありませんが、どの店舗で利用しても1.0%の楽天ポイントが還元される点は魅力的でしょう。
また、楽天市場でのお買い物をしたときに楽天カードで支払いをすると、SPU(スーパーポイントアッププログラム)により、還元率が3.0%となります。
楽天モバイルや楽天ひかり、楽天証券などの対象サービスを利用している場合、達成条件を満たすと楽天市場でお買い物をしたときの還元率が最大16.5倍に増加します。
楽天市場でお買い物をする機会が多く、楽天関連のサービスもよく利用している方は、楽天カードを作るのがおすすめです。
ただし、Google Payに楽天カードを登録してもVisaタッチ決済は利用できず、QUICPayでの支払いとなる点には注意が必要です。
Visaタッチ決済による支払いをするためには、NFCが搭載されたAndroidスマホの楽天ペイアプリで、楽天カードタッチ決済を設定する必要があります。
PayPay銀行Visaデビットカードは審査なしで利用できる
PayPay銀行 Visaデビットカード

総合評価
年会費 | 無料 |
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還元率 | 0.2% |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
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特徴
- 最短5日でカードが届く
- 口座残高や利用明細をアプリで簡単に確認
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 | 0.2% |
国際ブランド | VISA |
Visaタッチの優待 | なし |
メリット | ・申し込み時の審査が不要 ・最短5日でPayPay銀行の口座開設とカードの発行が行われる |
申し込み対象 | 満15歳以上 ※PayPay銀行の普通預金の開設基準と同様 |
発行までにかかる期間 | 最短5日 |
PayPay銀行Visaデビットカードは、支払いと同時に決済金額がPayPay銀行の口座から引き落とされるカードです。
PayPay銀行の口座残高を超える買い物はできないため、クレジットカードよりも使いすぎを防ぎやすいでしょう。
また、デビットカードであるため、申し込み時の審査がありません。
「過去に返済を滞納したことがある」「学生である」などの理由で、クレカの審査に通過することが難しい人でも持つことができます。
できるだけ早く銀行口座を開設したい人にも、PayPay銀行デビットカードはおすすめできます。申し込みから最短5日で、カードが発送されるだけでなくPayPay銀行の口座も開設されるためです。
Visaデビットカードには、他にもさまざまな種類があります。以下の記事で詳しく解説していますので、デビットカードに興味がある方はぜひご覧ください。
Visa LINE PayプリペイドカードはVisaタッチ決済で2.0%還元
Visa LINE Payプリペイドカード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 2.0%※ |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
![]() |
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※タッチ決済限定で5,000ポイント/月の付与上限あり
特徴
- タッチ決済で2.0%ポイント還元(5,000ポイント/月のポイント付与上限)
- Apple Pay・Google Pay利用可能
- LINEで簡単に申し込みができるバーチャルカード
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 | 0〜2.0% |
国際ブランド | VISA |
Visaタッチの優待 | Visaのタッチ決済またはiDでの支払いで2.0%還元 |
メリット | ・LINEアプリから最短5分で発行できる ・残高へのチャージや履歴の確認もLINEから行える |
申し込み対象 | 日本の電話番号が登録されたLINEアカウントを持っている人 |
発行までにかかる期間 | 最短5分 |
Visa LINE Payプリペイドカードは、実態のないデジタルカードです。コミュニケーションアプリのLINEがあれば、最短5分で発行できます。
支払いをするためには、事前にLINE Payの残高にチャージしなければなりません。
チャージした残高以上は支払いに利用できず、利用履歴はLINEアプリで手軽に確認できるため、使いすぎを防ぎやすいでしょう。
Visa LINE Payプリペイドカードを登録したApple PayやGoogle Payで、スーパーやコンビニなどの代金を支払うと、2.0%のLINEポイントが還元されます。
付与されるポイントは、毎月5,000ポイントが上限ではあるものの、2.0%の高還元率は魅力的といえます。
ただし、オンラインショッピングでの支払い時にVisa LINE Payプリペイドカードを利用すると、LINEポイントは付与されません。
Visa LINE Payプリペイドカードを利用するのであれば、2.0%のLINEポイントが還元されるスーパーやコンビニ、飲食店などの実店舗がおすすめです。
Visaタッチ決済のキャンペーン

VISAや各カード会社では、Visaタッチ決済を利用したときに特典を受けられるキャンペーンを実施することがあります。現在と過去のキャンペーンをご紹介します。
Visaタッチ決済の開催中キャンペーン
VISA | 【モバイル・ウェアラブル限定】モバイルでもVisaのタッチ決済!総額1億円キャッシュバックキャンペーン | 2023年8月31日 |
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三井住友カード | スマホのタッチ決済を使おう!10,000円相当のVポイントがあたるキャンペーン | 2023年8月31日 |
Visaタッチ決済の終了済みキャンペーン
三井住友カード | 新規入会とタッチ決済の利用で最大5,000円分のVポイントギフトコードをプレゼント | 2023年6月30日 |
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楽天カード | 楽天ペイアプリの楽天カードタッチ決済で500円以上の支払いをすると、抽選で10,000ポイントがプレゼント ※事前にエントリーが必要 | 2023年6月30日 |
VISA | バスや電車の乗車料金をVisaのタッチ決済で支払うと、50%(上限500円)がキャッシュバック | 2023年6月20日 |
今後も、VISAやカード会社などが、Visaタッチ決済を利用したときに特典が受けられるキャンペーンを実施するかもしれません。
最新のキャンペーンは、VISAの公式ホームページで確認できます。また、新たなVisaタッチ決済のキャンペーンが開始されたときは、本記事でも随時ご紹介していきます。
Visaタッチ決済に対応したカードを選ぶときは、各社のキャンペーンを確認してみるとよいでしょう。
Visaタッチ決済に関するQ&A

Visaタッチ決済についてよくある質問をまとめました。
- Q.Visaのタッチ決済を利用する際、なんて言えばいいの?
- Q.Visaのタッチ決済とiDの違いは?
- Q.Visaのタッチ決済の利用上限額は?
- Q.Visaのタッチ決済のセキュリティは大丈夫?
- Q.海外でもVisaタッチできる?
Q.Visaのタッチ決済を利用する際、なんて言えばいいの?
店舗で代金を支払うときに「VISAで」「VISAをタッチで」などと伝えましょう。
ただし、店舗によっては「Visaのタッチ決済で」や「クレジットカードで」と言わなければ伝わらないこともあるようです。
そのため、伝わらなかったときのために、複数の言い方を覚えておくとよいでしょう。
Q.Visaのタッチ決済とiDの違いは?
Visaタッチ決済とiDの主な違いは「通信規格」と「海外利用の可否」です。具体的には、以下の通りです。
通信規格 | ||
---|---|---|
海外利用 |
iDは、NTTドコモと三井住友カードが提携して運営する電子マネーであり、通信規格は国内専用のFeliCa(NFC Type-F)が用いられています。
FeliCaは日本国内にしか対応していないため、海外でiDを利用した支払いをすることはできません。
一方のVISAは、国際規格のNFC Payが用いられているため、日本国内だけでなく海外でも幅広く利用できます。
Q.Visaのタッチ決済の利用上限額は?
Visaタッチ決済の利用上限額は、原則15,000円です。利用金額が15,000円を超えても支払いはできますが「カードを挿入して暗証番号を入力」または「サイン」が必要となります。
また、クレジットカードの利用上限額を超える金額は利用できません。
Q.Visaのタッチ決済のセキュリティは大丈夫?
Visaタッチ決済では、クレジットカードを第三者に渡すことなく支払いができるため、カード番号や所有者の名前、セキュリティコードを盗み見られるリスクが低いです。
また、決済時に読み取られる「IC チップ」には、世界基準のセキュリティ技術(EMV)が用いられています。
ICチップに記録された情報は暗号化されているため、カードの偽造による不正利用や専用の機械でカード情報を読み取られる「スキミング」の被害にも遭いにくいでしょう。
他にも、Visaタッチ決済には複数のセキュリティが施されているため、安心して利用できます。
Q.海外でもVisaタッチできる?
Visaタッチ決済は、世界約200の国と地域に対応しています。店頭やレジにVisaタッチ決済のマークがあれば、海外であっても利用が可能です。
また、ロンドンやミラノなどでは、公共交通機関での支払いにも利用できます。
Visaタッチ決済に対応したクレジットカードやスマホがあれば、国内だけでなく旅行や出張などで海外に行ったときも、スムーズに支払いができるでしょう。
Visaタッチ決済であれば、さまざまな場面でスムーズに支払いができます。手軽に支払いを済ませたい人や、快適に公共交通機関を利用したい人は、Visaタッチ決済に対応したクレジットカードを申し込んではいかがでしょうか。
- Visaタッチ決済は、クレジットカードやスマホなどを専用の端末に軽くタッチするだけで、スピーディに決済ができる
- 海外だけでなく日本国内においても、スーパーやコンビニエンスストア、飲食店、公共交通機関で急速に普及が進んでいる
- スマホでVisaタッチ決済を利用するためには、iPhoneのウォレットやAndroidスマホのGoogle ウォレットアプリに登録が必要