クレジットカード
三井住友銀行のOliveを徹底解説!メリット・キャンペーン・申し込み方法

2023年3月、SMBCグループがモバイル総合金融サービス「Olive(オリーブ)」をスタートさせました。
Oliveは1つのアプリでクレジットカード決済ほか、銀行口座の残高確認や振込手続き、資産運用ができてしまう画期的なサービスです。
この記事では、キャッシュレスの新たな形として注目度の高いOliveのメリットや申し込み方法を紹介。サービスに登録すると発行できるマルチナンバーレスカード「Oliveフレキシブルペイ」と三井住友カード(NL)・プラチナプリファードとの比較も行います。
今なら、三井住友カードゴールド(NL)・プラチナプリファードからの乗り換えキャンペーンも開催されていますよ。
Oliveがおすすめな人
- 三井住友銀行の「口座を持っている」または「口座を開設予定」
- 銀行口座の入出金・クレカ決済・資産運用(SBI証券)などに関するお金の流れを日々把握しておきたい
- スマホアプリを使って、便利なキャッシュレス生活を送りたい
- ポイントをたくさん貯めてお得感を得たい
Oliveフレキシブルペイ
クレジットカード | 一般 (3デザイン) ![]() |
ゴールド (2デザイン) ![]() |
プラチナプリファード (2デザイン) ![]() |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 5,500円(税込)初年度無料 | 33,000円(税込)初年度無料 |
ポイント還元率(クレジット モード・デビットモード) | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
特徴・特典 |
|
|
|
公式サイト | 申し込む | 申し込む | 申し込む |
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
気になる内容をクリック
Oliveとは?|お金の流れをアプリ上で一括管理できる新サービス

SMBCグループ渾身の新サービス「Olive」。
「Olive」について端的に言うなら、お給料や信託報酬などの「入ってくるお金」とカード決済や引き落としによる「出ていくお金」、お金の流れを1つのアプリで管理できる便利なサービスと表現できます。
Oliveアカウントを開設すれば、アプリ上でOliveのサービスを受けることができるようになるほか、キャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント払いの4つの機能が1つになったマルチナンバーレスカードを受け取れます。
Oliveの基本情報を4つのポイントにまとめました。
モバイル総合金融サービス「Olive」とは
- キャッシュレス決済・お金の管理・運用が1つのアプリで完結
- サービスに登録すると、マルチナンバーレスカード「Oliveフレキシブルペイ」が発行される
- 「Oliveフレキシブルペイ」カードは一般・ゴールド・プラチナプリファードの3種類
- 他の三井住友カードとの「2枚持ち」「乗り換え」が可能
1.キャッシュレス決済・お金の管理・運用(SBI証券)が1つのアプリで完結
Oliveのキャッチコピーは「キャッシュレスが見える、まとまる、使い分ける」。キャッシュレス決済とお金の管理、運用が1つのアプリで完結するという利便性が最大の特徴です。
キャッシュレス決済・銀行口座・証券口座など、自分のお金に関する内容をまとめて管理することでお金の流れが顕著になる。また、それらを使い分けることでお金を効果的に運用することができます。

Oliveのアプリ上では、次のようなさまざまなことができます。
Oliveのアプリ上でできること
- キャッシュレス決済(クレジットカード・デビットカード)
- 貯めたポイントでの買い物
- 各決済における利用明細の確認
- 貯まっているポイント数の確認
- 三井住友銀行の口座残高の確認
- 三井住友銀行の入出金明細の確認(Web通帳に自動で30年分保存されるので、いつでも確認できる)
- 三井住友銀行の振込手続き
- SBI証券での投資信託
Visaで世界初「Oliveフレキシブルペイ」でのキャッシュレス決済
Oliveには、クレジットモード・デビットモード・ポイント払いモードという3つの支払いモードを簡単に切り替えることができるVISAで世界初*の「フレキシブルペイ」が搭載されています。
どの支払い方法で決済するかを、スマホで簡単に切り替えることができるのです。
また、3つの支払いモードそれぞれの画面で利用明細を確認することもできます。
*VISAが開発した新機能(複数の支払い方法を1つのカードに集約・決済方法選択)を使用することについて世界初(2023年1月時点/VISA調べ)出典:三井住友カード公式
Oliveフレキシブルペイの支払いモード
クレジットモード | デビットモード | ポイント払いモード |
---|---|---|
後払い | 口座から即時引落し | 貯まったVポイントで支払う |
![]() |
![]() |
![]() |
SBI証券での資産運用

SBI証券での資産運用もOliveアプリで可能になります。
アプリ画面にはSBI証券の口座残高が表示され、損益の確認ほか投資信託もできます。
Vポイントアッププログラムによるポイントの優遇があるのも魅力です。さらに、「クレカ積立」にも対応していて、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードなら毎月の積立額の5.0%のVポイントが貯まります。
2.マルチナンバーレスカード「Oliveフレキシブルペイ」が発行される

「Oliveフレキシブルペイ」カードの特徴
- 1枚でキャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント払いの4つの役割を担うマルチナンバーレスカード
- カード券面に銀行の口座番号・カード番号・署名欄のない不正利用の危険性を排除したセキュリティ
Oliveアカウントを開設すると「Oliveフレキシブルペイ」カードが発行されます。1枚のカードでキャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント払いの4つの役割を担うカードです。複数のカードを持ち歩く必要がありません。
また、カード番号や署名欄、キャッシュカードとしての支店番号や口座番号などの情報は一切記載されていないナンバーレスカードであるのも特徴です。番号の盗み見による不正利用の危険性を排除した、業界最高水準のセキュリティを有しています。
3.Oliveフレキシブルペイは一般・ゴールド・プラチナプリファードの3種類
Oliveフレキシブルペイの3つのカードは、数ある三井住友カードの中でも人気の高い三井住友カード(NL)・ゴールド(NL)・プラチナプリファードのスペックを引き継いでいます。
カードデザインは全7種類。Oliveアカウントの開設時に選ぶことができます。家族カードの対応はありませんが、ETCカードは年会費550円で発行できます。
Oliveフレキシブルペイ基本情報
種類 | ![]() 一般(3デザイン) |
![]() ゴールド(2デザイン) |
![]() プラチナプリファード(2デザイン) |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 5,500円(初年度無料) | 33,000円(初年度無料) |
ポイント還元率(クレジットモード・デビットモード) | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
SBI証券での還元率 | 0.5% | 1.0% | 5.0% |
年会費優遇・継続特典 | - | 年間100万円*の利用ごとに継続特典として10,000ポイントプレゼント(最大40,000ポイント) | |
国際ブランド | ![]() |
||
家族カード | 設定なし | ||
ETCカード | 年会費550円 | ||
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 | 国内:最高2,000万円 海外:最高2,000万円 |
国内:最高5,000万円 海外:最高5,000万円 |
公式 | 公式サイト |
Olive(一般)

総合評価
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%~20%※ |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
|
|
※対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると最大7.0%還元。さらに「Vポイントアッププログラム」と「家族ポイント」を併用すると最大20%還元まで実現可能。
特徴
- キャッシュレス決済・お金の管理・運用(SBI証券)が1つのアプリで完結
- 対象のコンビニ・飲食店で最大20%ポイント還元
- 銀行の振込手数料やATMの時間外手数料無料など豊富な特典
Oliveゴールド

総合評価
年会費 | 5,500円(税込)* |
---|---|
還元率 | 0.5%~20%※ |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
|
|
*初年度無料(年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料)
※対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると最大7.0%還元。さらに「Vポイントアッププログラム」と「家族ポイント」を併用すると最大20%還元まで実現可能。
特徴
- 年間100万円以上の利用で継続特典として10,000ポイント付与
- 対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
- SBI証券のクレカ積立で還元率1.0%
Oliveプラチナプリファード

総合評価
年会費 | 33,000円(税込)* |
---|---|
還元率 | 1.0%~20%※ |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー |
|
|
*キャンペーン期間中につき初年度無料
※対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると最大7.0%還元。さらに「Vポイントアッププログラム」と「家族ポイント」を併用すると最大20%還元まで実現可能。
特徴
- 高還元率のポイント特化型プラチナカード
- 対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
- 年間100万円の利用ごとに継続特典として10,000ポイントプレゼント(最大40,000ポイント)
4.他の三井住友カードとの「2枚持ち」「乗り換え」が可能
SMBCグループは、すでに三井住友カードを持っている場合に新たにOliveフレキシブルペイを発行することによる2枚持ちを公式ページで認めています。Oliveフレキシブルペイの発行にはもちろん審査がありますが、同ランクのカードであれば問題なく審査に通過できるでしょう。
2枚持ちは「とりあえずOliveのサービスを体験してみたい」「クレジットカードの番号が変わったら、変更手続きが面倒」という人に好都合です。
当行の口座や、SMBCデビット、SMBC CARD(クレジットカード)等をお持ちの場合でも、Oliveフレキシブルペイ(カード)はお申し込みいただけます。
引用元:Olive公式「Q.既に口座やカードを持っている場合、Oliveフレキシブルペイは申し込めますか?」より
乗り換えたい場合は切り替え手続きではなく、今持っているカードを解約したあとで新たにOliveフレキシブルペイを申し込む必要があります。
2024年2月29日までなら、三井住友カード ゴールド(NL)とプラチナプリファードからの乗り換えキャンペーンが開催されています。
Oliveのキャンペーン情報
現在、次の2つのOliveリリース記念キャンペーンが開催されています。
- 【三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円以上利用の方限定】Oliveフレキシブルペイ ゴールドが年会費永年無料
- 【三井住友カード プラチナプリファード利用中の方限定】Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードへ乗り換える場合、年間累計利用金額に応じたポイント進呈
キャンペーン1.三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円以上利用の方限定キャンペーン
三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円利用達成済の方限定 | Oliveフレキシブルペイ ゴールドが年会費永年無料 | 〜2024年2月29日まで |
---|
三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円*利用達成済みの人は、対象期間内に申し込めばOliveフレキシブルペイ ゴールドを年会費永年無料で持てます。
三井住友カード ゴールド(NL)を解約せず、2枚持ちする場合
Oliveフレキシブルペイ ゴールドに入会した上で、三井住友カード ゴールド(NL)を継続利用することもできます。
その場合、年間100万円以上の利用があれば2枚とも年会費永年無料で利用できます。また、それぞれのカードで年間100万円利用を達成した場合には、それぞれのカードで継続特典10,000ポイントがプレゼントされます。
*年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。キャンペーン2.三井住友カード プラチナプリファード利用中の方限定キャンペーン
三井住友カード プラチナプリファード利用中の方限定 | プラチナプリファードの解約時の年間累計利用金額に応じて、50万円ごとに5,000ポイント(最大40,000ポイント)をOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードに入会の翌々月末までに進呈 | 〜2024年2月29日まで |
---|
今持っている三井住友カード プラチナプリファードを解約した上で、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードに申し込めば、三井住友カード プラチナプリファード解約時の年間累計利用金額に応じてポイントが進呈されます。
三井住友カード プラチナプリファードを解約せず、2枚持ちする場合
三井住友カード プラチナプリファードを解約せず、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードに入会することもできます。
ですが、その場合はもちろんOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードへのポイント進呈はありません。
Oliveのメリット
Oliveのメリットは、お金の流れを1つのアプリで管理できることのほかにもあります。
Oliveのメリット
メリット1.対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
「Oliveフレキシブルペイ」の3つのカードは対象のコンビニ・飲食店で最大20%ものポイント還元を受けることができます。
- STEP1.通常ポイント0.5%
- STEP2.対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済(+最大6.5%)i
- STEP3.家族ポイント(家族登録1名につき+1%:最大5.0%)
- STEP4.Vポイントアッププログラム(+最大8.0%)
合計20%還元の達成STEP
「Vポイントアッププログラム」の対象サービスは次のとおり。表内の上2つは達成が簡単なので、対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済(7.0%)と合わせると、少なくとも9.0%還元は容易に達成できるでしょう。
「Vポイントアッププログラム」対象サービス
対象サービス | 還元率 | 達成条件 |
---|---|---|
Oliveアカウントの契約&アプリログイン | +1% | Oliveアカウントに契約の上、三井住友銀行アプリもしくはVpassアプリへ月1回以上ログイン |
Oliveアカウントの選べる特典 | +1% | Oliveアカウントの選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択 Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードは2つ選べるため、+2%も可能 |
Oliveアカウントの契約&住宅ローンの契約 | +1% | Oliveアカウントに契約の上、住宅ローンの契約があること |
SBI証券 | +0.5% | 当月の投資信託の買付が1回以上あること |
+0.5% | 当月の国内株式または米国株式の取引が1回以上あること | |
+1% | 当月末のNISA/つみたてNISA口座の保有資産評価額が30万円以上あること | |
SMBCモビット | 最大+1% | OliveアカウントおよびSMBCモビットをご契約の上、Oliveアカウント契約口座を支払い方法に登録し利用 |
住友生命 | 最大+2% |
「Vitalityスマート for Vポイント」に加入のうえ、Vitality健康プログラムを実施。Vitalityステータスに応じてポイントアップ。
「Vitalityスマート for Vポイント」について詳しくは以下をご確認ください Vitalityスマート for Vポイント |
※2.2023年12月31日のカード利用分までが対象
※3.三井住友カード・三井住友銀行仲介口座以外はポイント付与なし
対象のコンビニ・飲食店は次のとおりです。使い方しだいで高還元率のクレジットカードになります。
Oliveフレキシブルペイ コンビニ・飲食店で最大20%還元の対象店舗
セイコーマート・セブン-イレブン・ポプラ・ローソン・マクドナルド・サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン・夢庵・その他すかいらーくグループ飲食店*・ドトールコーヒーショップ・エクセルシオール カフェ・かっぱ寿司 など *ステーキガスト・から好し・むさしの森珈琲・藍屋・グラッチェガーデンズ・魚屋路・chawan・La Ohana・とんから亭・ゆめあん食堂・三〇三も対象
*ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
*一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合があります。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。
メリット2.Oliveだけのお得な特典

Oliveアカウントを開設すれば、次のような特典を受けることができます。銀行の振込手数料やATMでの時間外手数料が無料になるなど、日々の生活に関わるありがたい特典が豊富です。
基本特典 | 手数料優待サービス | (Oliveアカウント契約口座を出金口座とした、定額自動送金の振込手数料・取扱手数料ともに無料:制限回数なし) (Oliveアカウントご契約口座を出金口座とした、ダイレクトでの他行あて振込手数料が月3回まで無料) |
---|---|---|
選べる特典 | 各種特典から毎月自由に選択できる優待サービス |
Oliveのデメリット
メリットの多い「Olive」のサービスにも、人によってはデメリットになってしまう部分もあります。確認しておきましょう。
Oliveのデメリット
デメリット1.三井住友銀行の口座開設が条件
Oliveアカウント取得のためには、次の5つのサービスすべてに申し込むことが必要です。
Oliveアカウントの取得条件
- 三井住友銀行の残高別金利型普通預金または普通預金
- SMBCダイレクト(残高照会や振込等の取引がアプリやWebで利用できるサービス)
- Web通帳(紙の通帳を発行せずパソコン・スマホで明細・残高照会可能なサービス)
- SMBC ID(三井住友銀行と三井住友カードの情報をまとめて管理できるIDの発行)
- Oliveフレキシブルペイ(キャッシュカード・デビット・クレジット・ポイント払いの支払い機能が一体となったオールインワンカードの発行) *すでに三井住友銀行の口座やSMBCダイレクトを開設している人は新たに申し込みをする必要はありません。
サービス登録の際はスムーズに条件を達成できるような誘導がありますが、三井住友銀行の口座を新しく開設する必要があることにデメリットを感じる人もいるでしょう。
Oliveフレキシブルペイで決済した金額の引き落とし口座は三井住友銀行だけに限定されるため、他の銀行をメインバンクとしている人にとっては厄介です。
デメリット2.国際ブランドはVISAのみ
Oliveフレキシブルペイの国際ブランドはVISAしか選ぶことができません。
今まで三井住友カード(NL)やプラチナプリファードでMastercardブランドを選択していた人は、乗り換えることでVISAに変更になってしまいます。
とはいえ、VISAは知名度・加盟店数ともに世界No.1の国際ブランドです。海外でも利用しやすく、最近ではサインや暗証番号がいらずワンタッチで支払いができるタッチ決済が普及しています。使い勝手は申し分ないでしょう。
三井住友カード(NL)・プラチナプリファードと比較

前述したように、Oliveフレキシブルペイの3枚のカードは、三井住友カード(NL)・三井住友カード ゴールド(NL)・プラチナプリファードの基本スペックを引き継いでいます。
この3枚のカードユーザーはOliveフレキシブルペイに乗り換えるかどうか、迷う人も多いのではないでしょうか。カードランクごとに比較、解説します。
三井住友カード(NL)との違い
Oliveアカウントを開設すると発行できるマルチナンバーレスカードのうちの1枚。Oliveフレキシブルペイ一般と三井住友カード(NL)には選べる国際ブランドの種類とポイント優待に違いがあります。
Oliveフレキシブルペイはデビットカードモードでの支払いとポイント払いでもポイントが還元されますが、三井住友カード(NL)には適用されません。また、対象のコンビニ・飲食店での最大還元率と「選べる特典」に差があります。
保険やサービスにはあまり差はありません。三井住友カード(NL)は学生におすすめのクレジットカードとしても知られていますが、Oliveフレキシブルペイにも学生への特別な優待「学生ポイント」が付帯しています。
どちらも年会費無料のクレジットカードなので、Oliveフレキシブルペイ一般を新たに発行してサービスを体験してみるのもよいでしょう。
![]() Oliveフレキシブルペイ一般 |
![]() 三井住友カード(NL) |
|
---|---|---|
![]() |
![]() ![]() |
|
(クレジット) |
||
(デビット) |
||
(ポイント払い) |
||
三井住友カード ゴールド(NL)との違い
Oliveフレキシブルペイ ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)の大きな違いは、年会費5,500円がOliveフレキシブルペイ ゴールドの場合は初年度が無料であることです。
そのほかは一般カードと同じく選べる国際ブランドの種類とポイント優待に違いがあります。
年間100万円以上の利用でもらえる2つの特典(翌年以降年会費が永年無料・10,000ポイント付与)はOliveフレキシブルペイ ゴールドにも付帯しています。
三井住友カード ゴールド(NL)をすでに利用していて、年間100万円以上で年会費が永年無料となる条件を達成済みの人なら、Oliveフレキシブルペイ ゴールドの年会費も永年無料です。公共料金払いなど、カード番号の変更が面倒なものは三井住友カード ゴールド(NL)での引き落としを継続する2枚持ちもおすすめです。
年間100万円以上の条件をそれぞれのカードで達成すれば、継続特典10,000ポイントを両方のカードで獲得できます。
![]() Oliveフレキシブルペイ ゴールド |
![]() 三井住友カード ゴールド(NL) |
|
---|---|---|
![]() |
![]() ![]() |
|
(クレジット) |
||
(デビット) |
||
(ポイント払い) |
||
プラチナプリファードとの違い
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードと三井住友カード プラチナプリファードの違いは入会キャンペーンにあります。Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードは33,000円の年会費が初年度無料。とりあえず試してみたいとう人にとってはありがたいですね。
一方で三井住友カード プラチナプリファードは新規入会と入会月の3ヶ月後末までに40万円以上をカード決済すれば40,000ポイントが進呈されます。
「ポイント特化型プラチナカード」として名高い高還元率優待は両方のカードに付帯しています。
![]() Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード |
![]() 三井住友カード プラチナプリファード |
|
---|---|---|
![]() |
||
(クレジット) |
||
(デビット) |
||
(ポイント払い) |
||
Oliveの申し込み方法と問い合わせ先
メリット・デメリットを理解した上でOliveの利用を決めたなら、キャンペーン期間中に申し込みを行うとよいでしょう。

Oliveの申し込み方法
Oliveの申し込みは三井住友銀行アプリから手続きします。
まずは、本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード など)と連絡用の携帯電話とメールアドレスを手元に用意しましょう。
三井住友銀行の口座を持っていない場合の申し込み方法
STEP1 | 三井住友銀行アプリをダウンロードして、「Oliveアカウントを申し込む」をタップ |
---|---|
STEP2 | 生年月日などを入力後、カードランク・デザインを選択 |
STEP3 | 個人情報を入力 |
STEP4 | 申込完了から2〜3日でアプリの利用が可能 |
三井住友銀行の口座を持っている場合の申し込み方法
STEP1 | 三井住友銀行アプリをダウンロードして、「ログイン画面へ」をタップ |
---|---|
STEP2 | SMBC IDを発行済なら、SMBC ID(メールアドレス)とパスワードでログイン
SMBC ID未発行なら、店番号口座番号とログイン暗証でログイン |
STEP3 | 「Oliveアカウントに切替」から申込 |
STEP4 | 申込完了から2〜3日でアプリの利用が可能 |
問い合わせ先
SMBCは、オペレーターによるチャット形式の問い合わせ窓口と電話窓口を開設しています。
また、Oliveに関するよくある質問をまとめたQ&Aページも用意されていますので、不明点がある場合はまず確認してみるとよいでしょう。
- >>チャットによる問い合わせ
- 三井住友銀行フリーダイヤル(通話料無料) 0120-774-322
- >>Oliveの申し込みに関するQ&Aページ「お客さまサポート」
Oliveの問い合わせ先
Oliveの評判
Money Geek編集部では、すでにOliveを利用している方にインタビューを行いました。気になるOliveの評判、口コミ情報をご紹介します。
Oliveの良い評判の多くは高いポイント還元率
Oliveを利用している方からの口コミ情報で一番多かったのが、ポイント還元率についてです。対象のコンビニや飲食店での7.0%還元がOliveのアカウント設定などで比較的簡単に実現することに満足感を感じている方が多くいました。
また、SBI証券で資産運用をしている人からの高評価も目立ちました。
Oliveの不満の多くは銀行の口座指定とアプリの使い勝手について
Oliveに関しての不満の多くは、三井住友銀行の銀行口座しか指定できないこと。そして、アプリの使用感についてでした。既に他のアプリで銀行の入出金や資産管理をしていた方にとっては、Oliveのアプリには使い勝手や機能面で物足りなさがあるようでした。
三井住友グループの新サービス「Olive」に関するQ&A
最後に、Oliveに関する疑問として多いものをまとめます。ぜひ参考にしてください。
Q.Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いは?
Oliveフレキシブルペイ(一般)は三井住友カード(NL)と基本的なスペックに違いはありません。
ですが、セブン-イレブンやローソンなど、対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率に違いがあります。
三井住友カード(NL)は対象のコンビニ・飲食店で適用される最大還元率が家族ポイントを合わせると12%ですが、OliveフレキシブルペイはOliveアカウントの「選べる特典」などを設定することで、対象のコンビニ・飲食店での還元率が最大20%になり、メリットがさらに大きくなります。
>>Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)との違い
Q.三井住友カード ゴールド(NL)から乗り換える場合、年間100万円以上の特典は引き継がれる?
三井住友カード ゴールド(NL)ですでに年間100万円以上の利用があればOliveフレキシブルペイ ゴールドの年会費が永年無料になるキャンペーンが開催されています。
また、Oliveフレキシブルペイ ゴールド入会後も三井住友カード ゴールド(NL)を継続する2枚持ちの場合も、それぞれ年会費が永年無料になります。
さらに、それぞれのカードで年間100万円利用を達成した場合には、継続特典10,000ポイントが両方のカードで進呈されます。
Q.三井住友銀行に口座を持っていなくても、Oliveを利用できるの?
Oliveのサービスを利用するには、三井住友銀行の口座開設が必要です。
三井住友銀行アプリでOliveアカウントへの新規申込を行う際に口座開設もできるようになっています。
マルチナンバーレスカード「Oliveフレキシブルペイ」の支払い口座は、三井住友銀行の口座に限定されます。
Q.他の三井住友カードを利用したい場合、Oliveのサービスは使えないの?
Oliveのサービスを利用するには、Oliveフレキシブルペイの発行が条件になります。
ですが、他の三井住友カードとOliveフレキシブルペイの併用は可能です。Oliveのサービスの利用を目的にOliveに登録するもの一つの手です。他の三井住友カードの中にも、Vポイントアッププログラムの対象カードが多数あります。
三井住友カードには一般カードからプラチナカードまで、さまざまな特徴を持ったクレジットカードがありますので、自分にとって最適なカードを吟味してみるのもよいでしょう。
金融業界を牽引してきたSMBCグループの新サービス「Olive」。
キャッシュレス決済はもちろん、入出金をアプリ1つで把握できるというサービスは今後、新しいお金管理の形として浸透しそうです。
特に三井住友銀行をメインバンクとしている人なら、家計全体を管理できるという十分なメリットがあります。入会キャンペーンが豊富な今、サービスを体験してみるのもよいでしょう。